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公開番号
2024175646
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-18
出願番号
2024046614
出願日
2024-03-22
発明の名称
インクジェット記録装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20241211BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】外装の温度上昇を抑制する。
【解決手段】インクジェット記録装置の外部の空気を吸気する吸気口30と、吸気口30を有する冷却ダクト32と、吸気口30から吸気された空気を乾燥ベルトユニット5によって搬送されるシートSに向かって吹き付ける温風吹付穴10と、温風吹付穴10を有する送風ダクト14と、送風ダクト14の内部の空気を加熱するヒータ15と、吸気口30から排気口31まで空気を送風する送風ファン13と、を有する。吸気口30は、送風ダクト14よりもインクジェット記録装置の正面側に設けられる。冷却ダクト32は、送風ダクト14に対してインクジェット記録装置の正面側を流れる空気の第1流路f1と、吸気口30から温風吹付穴10までの空気の流路方向において第1流路f1に対して下流、且つ、鉛直方向において送風ダクト14に対して上方を流れる空気の第2流路と、を形成する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
インクジェット記録装置であって、
シートにインク画像を形成する画像形成部と、
インク画像を担持したシートを搬送するシート搬送部と、
前記シート搬送部に搬送されるシートに対して空気を吹き付けることで、シートを乾燥する乾燥装置と、を備え、
前記乾燥装置は、
前記インクジェット記録装置の外部の空気を吸気する吸気口と、
前記吸気口を有する第1ダクトと、
前記吸気口から吸気された空気を前記シート搬送部によって搬送されるシートに向かって吹き付ける吹付穴と、
前記吹付穴を有する第2ダクトと、
前記第2ダクトの内部の空気を加熱する加熱手段と、
前記吸気口から前記吹付穴まで空気を送風する第1ファンと、を有し、
前記吸気口は、前記第2ダクトよりも前記インクジェット記録装置の正面側に設けられ、
前記第1ダクトは、
前記第2ダクトに対して前記インクジェット記録装置の正面側を流れる空気の流路である第1流路と、
前記吸気口から前記吹付穴までの空気の流路方向において前記第1流路に対して下流、且つ、鉛直方向において前記第2ダクトに対して上方を流れる空気の流路である第2流路と、を形成する、
ことを特徴とするインクジェット記録装置。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記吸気口は、鉛直方向の下方を向いて設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項3】
前記吹付穴から吹き付けられた空気を、前記インクジェット記録装置の外部に排気する排気口を有し、
前記排気口は、前記インクジェット記録装置の背面側に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項4】
前記流路方向において、前記第1ファンは、前記加熱手段に対して、上流に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項5】
前記シート搬送部は、回転する無端状のベルトと、前記ベルトを張架する複数の張架ローラと、前記ベルトを加熱するためのベルトヒータと、を有し、前記ベルトによりシートを加熱しつつ搬送する、
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項6】
前記シート搬送部は、空気を吸引する第2ファンを有し、
前記ベルトは、前記第2ファンにより空気が吸引されることでシートを前記ベルトの表面に吸着して搬送する、
ことを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
【請求項7】
前記第2ファンから吸引された空気の一部を前記第2ダクトに案内する第3ダクトを備える、
ことを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
【請求項8】
前記吹付穴により吹き付けられた空気の一部を前記第2ダクトに案内する第4ダクトを備える、
ことを特徴とする請求項7に記載のインクジェット記録装置。
【請求項9】
前記第1ダクトは、前記インクジェット記録装置の外気に面した外装を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクによりシートに画像を形成するインクジェット記録装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
インクにより画像を形成する画像形成システムにおいては、シートを乾燥させる工程やシートに空気を吹き付ける工程がある。例えば、特許文献1には、シートをベルトにより搬送し、そのシートに対して温風を吹き付けることでシートを乾燥させる乾燥装置が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-40053号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、特許文献1のように温風を吹き付けてインクの蒸発を行う構成では、インクの蒸発を促進するために、吹き付けた温風を常に乾燥装置内に充満させることで乾燥装置内を高温に維持する場合が多い。この場合、乾燥装置の筐体の外装まで熱が伝導することで、外装が高温となる虞がある。
【0005】
本発明は、外装の温度上昇を抑制可能なインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のインクジェット記録装置は、インクジェット記録装置であって、シートにインク画像を形成する画像形成部と、インク画像を担持したシートを搬送するシート搬送部と、前記シート搬送部に搬送されるシートに対して空気を吹き付けることで、シートを乾燥する乾燥装置と、を備え、前記乾燥装置は、前記インクジェット記録装置の外部の空気を吸気する吸気口と、前記吸気口を有する第1ダクトと、前記吸気口から吸気された空気を前記シート搬送部によって搬送されるシートに向かって吹き付ける吹付穴と、前記吹付穴を有する第2ダクトと、前記第2ダクトの内部の空気を加熱する加熱手段と、前記吸気口から前記吹付穴まで空気を送風する第1ファンと、を有し、前記吸気口は、前記第2ダクトよりも前記インクジェット記録装置の正面側に設けられ、前記第1ダクトは、前記第2ダクトに対して前記インクジェット記録装置の正面側を流れる空気の流路である第1流路と、前記吸気口から前記吹付穴までの空気の流路方向において前記第1流路に対して下流、且つ、鉛直方向において前記第2ダクトに対して上方を流れる空気の流路である第2流路と、を形成することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、外装の温度上昇を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係るインクジェット記録装置を示す概略構成断面図である。
第1の実施形態に係る乾燥モジュールとプリントモジュールと定着モジュールとを示す概略構成断面図である。
第1の実施形態に係る乾燥モジュールにおいて上扉を開いた状態を示す斜視図である。
第1の実施形態に係る温風吹付ユニットの乾燥部を示す概略構成断面図である。
第2の実施形態に係る温風吹付ユニットの乾燥部を示す概略構成断面図である。
第3の実施形態に係る温風吹付ユニットの乾燥部を示す概略構成断面図であり、(a)は上扉が閉状態のときであり、(b)は上扉が開状態のときである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1の実施形態>
第1の実施形態について、図1~図4を用いて説明する。まず、本実施形態のインクジェット記録装置100の概略構成について、図1を用いて説明する。
【0010】
[インクジェット記録装置]
本実施形態の画像形成装置としてのインクジェット記録装置100は、インクを吐出してシートに画像を形成するインクジェット記録方式を用いており、反応液とインクとの2液を用いてシートにインク像を形成する所謂枚葉式のインクジェット記録装置である。シートは、例えば普通紙や厚紙等の紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート等のプラスチックフィルム、封筒やインデックス紙等の特殊形状のシート、並びに布など、インクを受容可能な記録材であればよい。
(【0011】以降は省略されています)
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