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公開番号
2024173522
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023091998
出願日
2023-06-02
発明の名称
撮像装置および制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
23/745 20230101AFI20241205BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】フリッカー環境下での連続撮像等において撮像間隔が長い場合の露出追従性を改善する。
【解決手段】撮像装置100は、記録用画像を取得するための第1の撮像と次の第2の撮像との間に表示用画像を取得するための表示用撮像を行う。撮像装置は、画像を用いた測光を行う測光手段107と、測光の結果に応じて露出制御を行う制御手段104とを有する。制御手段は、撮像装置に入射する光にフリッカーが含まれる場合における第2の撮像での露出制御を、第1の撮像と第2の撮像との間隔が所定時間より短いときは第1の撮像で取得された記録用画像を用いた前記測光の結果に応じて行い、上記間隔が所定時間より長いときは表示用画像を用いた測光の結果に応じて行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
記録用画像を取得するための第1の撮像と次の第2の撮像との間に表示用画像を取得するための表示用撮像を行う撮像装置であって、
画像を用いた測光を行う測光手段と、
前記測光の結果に応じて露出制御を行う制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記撮像装置に入射する光にフリッカーが含まれる場合における前記第2の撮像での露出制御を、
前記第1の撮像と前記第2の撮像との間隔が所定時間より短いときは前記第1の撮像で取得された前記記録用画像を用いた前記測光の結果に応じて行い、
前記間隔が前記所定時間より長いときは前記表示用画像を用いた前記測光の結果に応じて行うことを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1の撮像と前記第2の撮像はそれぞれ、連続撮像における1回の撮像であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記光にフリッカーが含まれることを検出する検出手段を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記所定時間は、前記フリッカーの周期の整数倍の時間より長い時間であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記制御手段は、
前記測光の結果に応じて絞り値を制御し、
前記光に前記フリッカーが含まれる場合において、
前記間隔が前記所定時間より短いときは前記第1および第2の撮像での絞り値と前記表示用撮像での絞り値との差が所定値より小さくなるように制限し、
前記間隔が前記所定時間より長いときは前記差の制限を設けないことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記制御手段は、
前記光に前記フリッカーが含まれる場合において、
前記表示用撮像における露光時間が所定露光時間より長いときは、前記間隔が前記所定時間より短くても、前記第2の撮像での露出制御を前記表示用画像を用いた前記測光の結果に応じて行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記所定露光時間は、前記フリッカーの周期の整数倍の時間であることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記制御手段は、
前記測光の結果に応じて絞りの駆動を制御し、
前記撮像装置の動作音に関する設定がなされている場合に、該設定がなされていない場合よりも前記絞りを低速で駆動することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項9】
記録用画像を取得するための第1の撮像と次の第2の撮像との間に表示用画像を取得するための表示用撮像を行い、画像を用いた測光と該測光の結果に応じて露出制御を行う撮像装置の制御方法であって、
前記撮像装置に入射する光にフリッカーが含まれる場合において、
前記第2の撮像での露出制御を、前記第1の撮像と前記第2の撮像との間隔が所定時間より短いときに前記第1の撮像で取得された前記記録用画像を用いた前記測光の結果に応じて行うステップと、
前記第2の撮像での露出制御を、前記間隔が前記所定時間より長いときに前記表示用画像を用いた前記測光の結果に応じて行うステップとを有することを特徴とする制御方法。
【請求項10】
前記撮像装置のコンピュータに、請求項9に記載の制御方法に従う処理を実行させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、デジタルカメラ等の撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
蛍光灯等の人工光源は、商用電源周波数の影響により周期的に光量が変化するフリッカーが生じることが知られている。このようなフリッカー光源下においてフリッカーの光量変化周期よりも短いシャッター速度(または撮像素子の電荷蓄積時間)で被写体を連続撮像すると、該連続撮像で得られる複数の静止画像間で明るさむらや色むらが生じる場合がある。また、フリッカー光源下での撮像により得られた動画像をライブビュー画像としてモニタに表示する場合に、電荷蓄積時間とフレームレートに応じてフリッカーの影響による縞が画像内に生じたり画像全体の明るさが変化したりする。このため、連続撮像における撮像間で生成されるライブビュー画像から測光値を算出しても、縞の影響により正しい測光値を得ることができない。
【0003】
特許文献1には、静止画撮像時における電荷蓄積タイミングをフリッカーの光量変化に応じて調整することで縞のない静止画像を取得し、その静止画像を用いて測光値を算出することで正しい測光値を得る方法が開始されている。また同特許文献には、ライブビュー画像を撮像する際の電荷蓄積時間をフリッカーの光量変化周期の整数倍に設定することで、フリッカーの影響を低減してライブビュー画像から正しい測光値を得る方法も開示されている。そして同特許文献には、連続撮像中は常に静止画像から測光値を得ることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-010317号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
連続撮像においてライブビュー画像から正しい測光値を得ようとするとライブビュー画像を生成する際の電荷蓄積時間が伸びて静止画撮像の間隔が長くなるため、連続撮像速度が速い場合には静止画像から正しい測光値を得ることが望ましい。しかしながら、このような連続撮像では、先の静止画撮像で取得された静止画像を用いて算出した測光値に応じて次の静止画撮像での撮像パラメータが決められる。このため、静止画撮像の間隔が長い(連続撮像速度が遅い)ほど、露出追従性が低下する。
【0006】
本発明は、フリッカー環境下での連続撮像等において撮像間隔が長い場合の露出追従性を改善することができるようにした撮像装置およびその制御方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての撮像装置は、記録用画像を取得するための第1の撮像と次の第2の撮像との間に表示用画像を取得するための表示用撮像を行う。該撮像装置は、画像を用いた測光を行う測光手段と、測光の結果に応じて露出制御を行う制御手段とを有する。制御手段は、撮像装置に入射する光にフリッカーが含まれる場合における第2の撮像での露出制御を、第1の撮像と第2の撮像との間隔が所定時間より短いときは第1の撮像で取得された記録用画像を用いた前記測光の結果に応じて行い、上記間隔が所定時間より長いときは表示用画像を用いた測光の結果に応じて行うことを特徴とする。
【0008】
また本発明の他の一側面としての制御方法は、記録用画像を取得するための第1の撮像と次の第2の撮像との間に表示用画像を取得するための表示用撮像を行い、画像を用いた測光と該測光の結果に応じて露出制御を行う撮像装置に適用される。該制御方法は、撮像装置に入射する光にフリッカーが含まれる場合において、第2の撮像での露出制御を、第1の撮像と第2の撮像との間隔が所定時間より短いときに第1の撮像で取得された記録用画像を用いた前記測光の結果に応じて行うステップと、第2の撮像での露出制御を、上記間隔が所定時間より長いときに表示用画像を用いた測光の結果に応じて行うステップとを有することを特徴とする。なお、撮像装置のコンピュータに上記制御方法に従う処理を実行させるプログラムも、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、フリッカー環境下での連続撮像等において記録用撮像の間隔が長い場合の露出追従性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1の撮像システムの概略構成を示すブロック図。
実施例1の撮像システムの電気的構成を示すブロック図。
実施例1においてライブビュー表示中にフリッカー検出を行う撮像処理を示すフローチャート。
実施例1における連続撮像処理を示すフローチャート。
実施例1における連続撮像処理(撮像間隔時間が所定値未満である場合)を示すタイミングチャート。
実施例1における連続撮像処理(撮像間隔時間が所定値以上である場合)を示すタイミングチャート。
実施例2における連続撮像処理を示すフローチャート。
実施例2における連続撮像処理(撮像間隔時間が所定値以上である場合)を示すタイミングチャート。
実施例3における連続撮像処理を示すフローチャート。
実施例4における連続撮像処理を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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