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公開番号2024159041
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023074773
出願日2023-04-28
発明の名称電子機器
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04N 23/60 20230101AFI20241031BHJP(電気通信技術)
要約【課題】画像から検出された全ての人物について好適に画像加工を行うことができ、ひいては違和感の無い画像を得ることができる電子機器を提供する。
【解決手段】本発明の電子機器は、撮像された画像から人物の少なくとも一部の領域である被写体領域を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された前記被写体領域を解析する解析手段と、前記解析手段による解析に成功している被写体領域に対して当該解析の結果に応じた画像加工を行い、前記解析手段による解析に成功していない被写体領域に対して、前記解析に成功している被写体領域の解析結果に基づく画像加工を行う加工手段とを有することを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
撮像された画像から人物の少なくとも一部の領域である被写体領域を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された前記被写体領域を解析する解析手段と、
前記解析手段による解析に成功している被写体領域に対して当該解析の結果に応じた画像加工を行い、前記解析手段による解析に成功していない被写体領域に対して、前記解析に成功している被写体領域の解析結果に基づく画像加工を行う加工手段と
を有することを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記被写体領域は、顔の領域である
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記解析手段による解析は、前記被写体領域に対応する人物の特徴を認識する認識処理を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記人物の特徴は、性別、年齢、人種、および肌状態の少なくともいずれかを含む
ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記解析手段による解析は、前記被写体領域に対応する人物を特定する認証処理を含むことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記解析手段は、前記被写体領域に対応する人物の特徴を認識する認識処理と、前記被写体領域に対応する人物を特定する認証処理とを行い、
前記加工手段は、
前記認証処理に成功している被写体領域に対しては、当該認証処理の結果に応じた画像加工を行い、
前記認証処理には成功していないが前記認識処理に成功している被写体領域に対しては、当該認識処理の結果に応じた画像加工を行い、
前記解析手段による解析に成功していない被写体領域は、前記認識処理にも前記認証処理にも成功していない被写体領域である
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
前記加工手段は、前記解析手段による解析に成功していない被写体領域に対して、前記解析手段による解析に成功している被写体領域に対して行う画像加工と同じ画像加工を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
複数の被写体領域について前記解析手段による解析に成功している場合に、前記加工手段は、前記解析手段による解析に成功していない被写体領域に対して、前記複数の被写体領域に対してそれぞれ行う複数の画像加工を代表する画像加工を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項9】
前記複数の画像加工を代表する画像加工は、前記複数の画像加工の平均の画像加工である
ことを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
【請求項10】
前記複数の画像加工を代表する画像加工は、前記複数の画像加工のうち強度が最も低い画像加工である
ことを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器に関し、特に画像の加工に関するものである
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
デジタルカメラおよびスマートフォン(スマートフォンのカメラ)といった撮像装置は、一般的に、静止画撮影機能だけでなく動画撮影機能も有する。また、インターネットを介した動画配信サービスの普及によって、個人でライブ映像を配信することが一般的になっている。これによって、撮像した画像を記録媒体に書き込むだけでなく外部に配信(ライブ配信)することが可能な撮像装置が増えている。
【0003】
また、撮像した画像から人物の領域を検出して当該領域に対して画像加工を行い、画像加工後の画像でライブビュー表示を行うことが可能な撮像装置も提案されている。
【0004】
特許文献1には、撮像した画像に対して顔認識を行い、顔認識の結果に基づいて、認識された人物ごとに美肌処理の条件を決定し、決定した条件に基づいて、認識された人物ごとに美肌処理を行うデジタルカメラが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-211497号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、顔認識に成功している人物についてのみ美肌処理(画像加工)が行われ、顔認識に成功していない人物(単に検出されただけの人物)については美肌処理が行われない。そのため、美肌処理が行われた人物と行われていない人物とが混在し、違和感のある画像(人物間で肌の状態が大きく異なる画像)が得られてしまうことがある。また、美肌処理が行われていない状態から、美肌処理が行われた状態への変化による違和感も生じ得る。特に、動画撮影中およびライブ配信中のように、リアルタイムに状況が変化するような場面では、違和感のある画像が得られやすい。
【0007】
本発明は、画像から検出された全ての人物について好適に画像加工を行うことができ、ひいては違和感の無い画像を得ることができる電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の電子機器は、撮像された画像から人物の少なくとも一部の領域である被写体領域を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された前記被写体領域を解析する解析手段と、前記解析手段による解析に成功している被写体領域に対して当該解析の結果に応じた画像加工を行い、前記解析手段による解析に成功していない被写体領域に対して、前記解析に成功している被写体領域の解析結果に基づく画像加工を行う加工手段とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、画像から検出された全ての人物について好適に画像加工を行うことができ、ひいては違和感の無い画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
デジタルカメラのブロック図である。
デジタルカメラの外観図である。
表示する画面を示す模式図である。
動画記録モード処理のフローチャートである。
画像加工処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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