TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024158555
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023073847
出願日2023-04-27
発明の名称記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 2/165 20060101AFI20241031BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 適切なワイピングを行うことを目的とする。
【解決手段】記録モードに応じて、払拭動作を決定する。
【選択図】 図9
特許請求の範囲【請求項1】
インクを吐出する複数の吐出口が配列された吐出口列が形成された吐出口面を備える記録手段と、
前記吐出口面を払拭するための払拭部材を備え、前記記録手段と相対移動して、前記吐出口面を払拭することが可能な払拭手段と、
前記払拭手段を制御して前記吐出口面を払拭する払拭動作を行わせる制御手段と、
を有し、
前記制御手段は、前記記録手段による画像の記録動作を行うときの記録モードに応じて、前記払拭動作を決定することを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記記録モードに応じて前記払拭手段と前記記録手段との相対移動速度を決定することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記記録モードに応じて前記払拭手段に対する記録手段の高さを決定することを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記記録モードに応じて前記払拭手段による前記吐出口面の払拭回数を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
【請求項5】
前記払拭部材はシート状であり、シートを送って前記吐出口面に接触する部分を変えることができ、
前記制御手段は、前記払拭動作をシート状の前記払拭部材を送りながら行うことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記記録モードが所定の記録モードの場合には、前記払拭動作をシート状の前記払拭部材を送りながら行うことを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記記録モードが記録品質を重視するモードの場合には、前記払拭動作をシート状の前記払拭部材を送りながら行うことを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記吐出口の吐出状態の異常が検出される場合には、前記払拭動作をシート状の前記払拭部材を送りながら行うことを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記記録モードが所定の記録モードで、前記吐出口の吐出状態の異常が検出されていない場合には前記払拭動作をシート状の前記払拭部材を送りながら行わず、前記記録モードが所定の記録モードで、前記吐出口の吐出状態の異常が検出された場合には前記払拭動作をシート状の前記払拭部材を送りながら行うことを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項10】
前記制御手段は、前記払拭部材を所定の方向に送りながら前記払拭動作を行い、前記払拭手段に対して前記記録手段は前記所定の方向に移動しながら前記払拭動作を行うことを特徴とする請求項5から9のいずれか1項に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、インクを吐出する吐出口が形成された記録ヘッドの吐出口面に付着したインクなどの付着物を除去する技術が開示されている。具体的には、特許文献1に開示の技術では、シート状のクリーニング部材を吐出口面に押し当て、吐出口面に付着した付着物を払拭し除去するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第8342638号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
記録中にワイピングを行うと、記録が完了するまでに時間がかかる。一方、ワイピングが不十分であると、吐出状態や、記録媒体にインクが垂れるなどの不具合を引き起こす虞がある。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、適切なワイピングを行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、インクを吐出する複数の吐出口が配列された吐出口列が形成された吐出口面を備える記録手段と、前記吐出口面を払拭するための払拭部材を備え、前記記録手段と相対移動して、前記吐出口面を払拭することが可能な払拭手段と、前記払拭手段を制御して前記吐出口面を払拭する払拭動作を行わせる制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記記録手段による画像の記録動作を行うときの記録モードに応じて、前記払拭動作を決定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ワイピングを適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る記録装置の内部の概略構成図である。
実施形態に係る記録装置の主要な構成の概略構成図である。
実施形態に係る記録ヘッドの斜視構成図である。
実施形態に係る記録ヘッドおよびワイプユニットの移動領域を示す図である。
実施形態に係るワイプユニットの構成概略図である。
実施形態に係る記録装置の制御系の構成を示すブロック図である。
実施形態におけるワイピング動作を示す図である。
実施形態におけるワイピング動作を示すフローチャートである。
実施形態における記録モードに応じた拭き方のテーブルである。
実施形態におけるワイピング動作を示す図及び拭き速度の計算式である。
実施形態におけるワイピング動作を示す図である。
実施形態におけるパネル表示を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付の図面を参照しながら、記録装置の実施形態の一例を詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせのすべてが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。また、実施形態に記載されている構成要素の位置、形状などはあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0010】
本明細書において、「記録」とは、文字、図形など有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わない。また、「記録」とは、人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に、画像、模様、パターンなどを形成、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチックフィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革など、インクを受容可能なものを表すものとする。さらに、「インク」(本明細書では、「液体」とも称する。)とは、上記「記録」の定義と同様に広く解釈されるべきものである。つまり、「インク」とは、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターンなどの形成または記録媒体の加工、あるいはインクの処理(例えば、記録媒体に付与されるインク中の色材の凝固または不溶化)に供される液体を表すものとする。さらにまた、「ノズル」とは、特に断りのない限り、吐出口乃至これに連通する流路およびインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して表すものとする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

キヤノン株式会社
トナー
9日前
キヤノン株式会社
トナー
9日前
キヤノン株式会社
定着装置
3日前
キヤノン株式会社
光学機器
2日前
キヤノン株式会社
乾燥装置
2日前
キヤノン株式会社
撮像装置
16日前
キヤノン株式会社
送液装置
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
10日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
測距装置
2日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
16日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
光電変換装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
9日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
冊子作製装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
印刷管理装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
分析デバイス
16日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
9日前
続きを見る