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公開番号
2024152026
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023065923
出願日
2023-04-13
発明の名称
撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
23/50 20230101AFI20241018BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】簡易な構成で、適切な撮影ができる撮像装置を提供すること。
【解決手段】撮像装置は、撮影レンズと、撮像素子と、光学素子(赤外カットフィルタ3、ダミーガラス4)と、撮影レンズの光軸2方向において撮影レンズと撮像素子の間に配置され、光学素子が取り付けられる開口部を有し、光学素子を保持するフィルタホルダ5と、フィルタホルダを撮影レンズの光軸に対して垂直な方向に移動させるフィルタ駆動部6と、光軸に対して垂直な方向におけるフィルタホルダの移動を規制する規制部21f、21mと、フィルタホルダの位置を検出するフィルタ原点位置検出部と、検出結果に基づいて、フィルタホルダの開口部が所定範囲内にあるかを判定し、判定結果に基づいて、フィルタ駆動部を制御するカメラ制御部と、を備える。フィルタホルダの開口部が所定範囲内にある場合、開口部は撮像素子の有効画素に入射する光線を遮らない。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
撮影レンズと、
撮像素子と、
光学素子と、
前記撮影レンズの光軸方向において前記撮影レンズと前記撮像素子の間に配置され、前記光学素子が取り付けられる開口部を有し、前記光学素子を保持する保持手段と、
前記保持手段を前記撮影レンズの光軸に対して垂直な方向に移動させる移動手段と、
前記光軸に対して垂直な方向における前記保持手段の移動を規制する規制手段と、
前記保持手段の位置を検出する検出手段と、
前記検出手段の検出結果に基づいて、前記保持手段の前記開口部が所定範囲内にあるかを判定する判定手段と、
前記判定手段の判定結果に基づいて、前記移動手段を制御する制御手段と、
を備え、
前記所定範囲は、前記保持手段が前記規制手段で移動を規制された位置と、前記検出手段の検出結果が切り替わる位置と、により規定され、
前記保持手段の開口部が前記所定範囲内にある場合、前記開口部は前記撮像素子の有効画素に入射する光線を遮らないことを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記移動手段はリードスクリュを有するモータであり、前記保持手段には前記リードスクリュと噛合する噛合部を有するラック部材が設けられており、前記移動手段は前記ラック部材を介して前記保持手段を移動させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記判定手段が前記開口部は前記所定範囲内にないと判定した場合、前記制御手段は、前記保持手段を前記検出手段の検出結果の切り替わる位置に移動させ、その後、前記保持手段を所定距離移動させるよう、前記移動手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記保持手段を前記検出手段の検出結果の切り替わる位置に移動させる際の移動方向は、その後、前記保持手段を所定距離移動させる方向と同じであることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記保持手段を前記検出手段の検出結果の切り替わる位置に移動させる際の移動方向は、前記撮像装置の撮影モードにより決まることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記撮像装置は前記光学素子を2つ有し、前記保持手段は前記開口部を2つ有し、前記2つの光学素子は前記2つの開口部にそれぞれ取り付けられており、前記規制手段は前記垂直な方向の両端にそれぞれ設けられており、前記所定範囲は前記2つの開口部に対応して2つあることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記撮像装置の電源入力時に前記移動手段は前記保持手段を所定方向へ所定量移動させ、前記検出手段の検出結果の切り替わる位置を前記2つの所定範囲のうちの1つの所定範囲を規定する位置とし、前記検出手段の検出結果が切り替わらない場合は前記保持手段を逆方向へ移動させ前記検出手段の検出結果の切り替わる位置を前記2つの所定範囲のうちの他の所定範囲を規定する位置とすることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記撮像装置は、前記保持手段の移動方向の片側方向から前記ラック部材を前記保持手段に付勢する付勢手段をさらに備えており、前記撮像装置の電源入力時に前記保持手段を移動する所定方向は前記付勢手段が前記ラック部材を付勢している方向であることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記保持手段は、前記検出手段により検出される被検出部を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記規制手段は、前記保持手段に対して不動の部材に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から光学フィルタを光路に挿入・抜去する機構を有するカメラ装置が知られている。例えば、特許文献1には、光学フィルタ(赤外カットフィルタ)を光路に挿入・抜去することで、撮影モードの切り替えを行うことができる撮像装置が開示されている。
【0003】
特許文献1の撮像装置は、光学フィルタを光路に挿入する設定位置と、光学フィルタを光路から脱出させる設定位置とを有する。そして、この撮像装置は、2つの設定位置に光学フィルタを移動する駆動手段(移動手段)と、2つの設定位置を規制するストッパと、撮像装置に加わる衝撃力を検出する衝撃検出手段と、衝撃情報に基づいて駆動手段を制御する制御手段を備える。
特許文献1の撮像装置では、衝撃検出手段により検出された衝撃に基づいて、設定状態を維持する方向へ光学フィルタを移動させている。このようにすることで、衝撃などで光学フィルタが意図せず移動しても設定位置に戻すことを可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許03979394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の技術では、検出された衝撃に基づいて光学フィルタの位置を設定位置に戻している。つまり、光学フィルタそのものの移動は検出していない。従って、衝撃により光学フィルタがどれくらい移動したのかを確実に検出できない。その結果、意図しているような設定状態の維持ができず、適切な撮影を行うことができない可能性がある。また、特許文献1の技術では、衝撃検出手段が必要となる。
そこで本発明は、簡易な構成で、適切な撮影ができる撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の1つの態様による撮像装置は、撮影レンズと、撮像素子と、光学素子と、前記撮影レンズの光軸方向において前記撮影レンズと前記撮像素子の間に配置され、前記光学素子が取り付けられる開口部を有し、前記光学素子を保持する保持手段と、前記保持手段を前記撮影レンズの光軸に対して垂直な方向に移動させる移動手段と、前記光軸に対して垂直な方向における前記保持手段の移動を規制する規制手段と、前記保持手段の位置を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記保持手段の前記開口部が所定範囲内にあるかを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記移動手段を制御する制御手段と、を備える。前記所定範囲は、前記保持手段が前記規制手段で移動を規制された位置と、前記検出手段の検出結果が切り替わる位置と、により規定され、前記保持手段の開口部が前記所定範囲内にある場合、前記開口部は前記撮像素子の有効画素に入射する光線を遮らない。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、簡易な構成で、適切な撮影ができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態の撮像装置のブロック図。
図1の撮像装置のフィルタ切り替え構造の分解斜視図。
図2のフィルタ切り替え構造を示す説明図。
図2のフィルタ切り替え構造のラックの取り付けを説明する図。
図4のラックとネジシャフト部の噛み合いを示す図。
デイモードにおけるフィルタ切り替え構造を示す図。
フィルタホルダとフォトインタラプタの関係を示す斜視図。
デイモードにおけるフィルタ切り替え構造を示す図。
デイモードで撮影した画像を示す図。
ナイトモードにおけるフィルタ切り替え構造を示す図。
ナイトモードにおけるフィルタ切り替え構造を示す図。
ナイトモードで撮影した画像を示す図。
フィルタホルダを設定位置に戻す制御を説明するフローチャート。
フィルタホルダを初期位置に設定する制御を説明するフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
実施形態1
図1は、本発明の実施形態1にかかる撮像装置100のブロック図である。
本実施形態の撮像装置100は、撮影レンズ1と、フィルタホルダ5と、フィルタホルダ5内に設けられた赤外カットフィルタ3およびダミーガラス4と、撮像素子8と、AGC9と、A/D変換器10と、カメラ信号処理部11と、通信部12とを備えている。また、撮像装置100は、フィルタ駆動部6と、フィルタ原点位置検出部7と、カメラ制御部14と、メモリ15とを備えている。AGCはAutomatic Gain Controllerの略である。A/DはAnalog/Digitalの略である。撮像装置100はモニタ装置13に無線または有線で接続されている。なお、本実施形態の撮像装置100は、後述するように、フィルタ切り替え構造200(図2、図3)を有している。
(【0011】以降は省略されています)
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