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公開番号
2024148835
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2023062321
出願日
2023-04-06
発明の名称
ボトル
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20241010BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】液体タンクへインクを供給するインク収容ボトルの開口周辺における汚染を低減する。
【解決手段】液体を吐出する記録ヘッドと、記録ヘッドに供給される液体を収容する液体タンクを備える記録装置に用いられるボトルであって、液体を収容するボトル本体と、液体タンクが有する被供給部に接続される液体供給部であって、ボトル本体から液体タンクに液体を通過させるための流路を有する液体供給部を備え、液体供給部は、ボトル本体から離れた遠位端側において、被供給部の内周面に接続される外周面と、外周面に囲まれる、流路から液体タンクに液体を供給する開口を含む開口部を有し、開口部には溝が設けられているボトルを用いる。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドに供給される液体を収容する液体タンクを備える記録装置に用いられるボトルであって、
前記液体を収容するボトル本体と、
前記液体タンクが有する被供給部に接続される液体供給部であって、前記ボトル本体から前記液体タンクに前記液体を通過させるための流路を有する液体供給部と、
を備え、
前記液体供給部は、前記ボトル本体から離れた遠位端側において、前記被供給部の内周面に接続される外周面と、前記外周面に囲まれる、前記流路から前記液体タンクに前記液体を供給する開口を含む開口部と、を有し、
前記開口部には、溝が設けられている
ことを特徴とするボトル。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記溝は、前記開口の周りに屈曲して形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のボトル。
【請求項3】
前記開口部において、前記開口の周りに複数の前記溝が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のボトル。
【請求項4】
前記複数の溝は、第1の溝の内側に第2の溝が配置された形状である
ことを特徴とする請求項3に記載のボトル。
【請求項5】
前記複数の溝は、互いに重ならないように配置される
ことを特徴とする請求項3に記載のボトル。
【請求項6】
前記溝は、分岐を有している
ことを特徴とする請求項1に記載のボトル。
【請求項7】
前記溝は、網目状に形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のボトル。
【請求項8】
前記溝の一部は、前記液体供給部の前記開口に接している
ことを特徴とする請求項1に記載のボトル。
【請求項9】
前記溝の一部は、前記開口の外周に沿って形成される
ことを特徴とする請求項1に記載のボトル。
【請求項10】
前記溝の一部は、前記液体供給部の前記外周面に接している
ことを特徴とする請求項1に記載のボトル。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボトルに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット記録装置などの液体吐出装置で使用される液体タンクには、別途用意されたインク収容ボトルから液体を補充できるものがある。この液体吐出装置において、インク収容ボトルは、液体タンクへインクを供給するときに、液体タンクに装着される。インク収容ボトルが液体タンクに装着されているとき、インク収容ボトルに設けられた流路を通じてインク収容ボトル内と液体タンク内が連通している。液体タンクにインク収容ボトルを装着した状態で、インク収容ボトルのインク収容部側壁を押すことで、インク収容ボトルから液体タンクへインクなどの印刷用液体を供給することができる。
【0003】
また、特許文献1においては、インク収容ボトルから液体タンクへのインクの供給は、いわゆるチキンフィード方式で行われる。インク収容ボトルは、液体もしくは気体が流通する流路を2つ備えており、一方の流路の開口から空気を流通させ、他方の流路の開口に
インクを流通させて気液交換を実行することができる。液体タンクにインクが流入することによりインクの液面が上昇し、インクが流通する方の開口に達すると、空気の流通が遮断される。その結果、インク収容ボトルから液体タンクへのインクの流通が停止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-189454号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
液体タンクへインクを供給するために、インク収容ボトルが液体タンクに装着されたとき、インク収容ボトルの開口周辺にインクが付着するおそれがある。特許文献1では、インク収容ボトルから液体タンクへのインクの供給は、液体タンクのインクの液面が、インク収容ボトルの開口に接触したときに停止される。そのため、インク収容ボトルから液体タンクへのインクの供給が停止した後に、液体タンクからインク収容ボトルを脱着するときに、インク収容ボトルの開口周辺にインクが付着している可能性が高い。その結果、開口周辺に付着したインクが、液滴として周囲に落ちたり(ボタ落ち)、側面に垂れたり(インク垂れ)することにより、利用者の手や周囲を汚してしまう懸念がある。
【0006】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、液体タンクへインクを供給するインク収容ボトルの開口周辺における汚染を低減することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、以下の構成を採用する。すなわち、
液体を吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドに供給される液体を収容する液体タンクを備える記録装置に用いられるボトルであって、
前記液体を収容するボトル本体と、
前記液体タンクが有する被供給部に接続される液体供給部であって、前記ボトル本体から前記液体タンクに前記液体を通過させるための流路を有する液体供給部と、
を備え、
前記液体供給部は、前記ボトル本体から離れた遠位端側において、前記被供給部の内周面に接続される外周面と、前記外周面に囲まれる、前記流路から前記液体タンクに前記液
体を供給する開口を含む開口部と、を有し、
前記開口部には、溝が設けられている
ことを特徴とするボトルである。
本発明は、以下の構成を採用する。すなわち、
液体を吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドに供給される液体を収容する液体タンクを備える記録装置に用いられるボトルであって、
前記液体を収容するボトル本体と、
前記液体タンクが有する被供給部に接続される液体供給部であって、前記ボトル本体から前記液体タンクに前記液体を通過させるための流路を有する液体供給部と、
を備え、
前記液体供給部は、前記ボトル本体から離れた遠位端側において、前記被供給部の内周面に接続される外周面と、前記外周面に囲まれる、前記流路から前記液体タンクに前記液体を供給する開口を含む開口部と、を有し、
前記開口部には、リブが設けられている
ことを特徴とするボトルである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、液体タンクへインクを供給するインク収容ボトルの開口周辺における汚染を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係る記録装置の斜視図
第1の実施形態に係る記録装置の要部を示す側面図
図1に示す記録装置における液体補充時の様子を示す斜視図
第1の実施形態に係るインク収容ボトルの部品構成図
第1の実施形態に係るノズル本体の断面図
第1の実施形態に係る液体補充時の様子を示す断面図
第1の実施形態に係る溝の平面図
第1の実施形態に係る溝の断面図
第2の実施形態に係る溝の平面図
第3の実施形態に係る溝の平面図
第4の実施形態に係る溝の平面図
第5の実施形態に係る溝の平面図
第5の実施形態に係る溝の断面図
第6の実施形態に係る溝の平面図
第6の実施形態に係る溝の断面図
第7の実施形態に係る溝の平面図
第7の実施形態に係る溝の断面図
第7の実施形態に係る溝の変形例の平面図
第8の実施形態に係る溝の平面図
第8の実施形態に係る溝の変形例の平面図
第9の実施形態に係るリブの平面図
第9の実施形態に係るリブの断面図
第10の実施形態に係る溝およびリブの平面図
第10の実施形態に係る溝およびリブの断面図
第11の実施形態に係る溝およびリブの変形例の平面図
第11の実施形態に係る溝およびリブの変形例の断面図
第12の実施形態に係る溝の平面図
第13の実施形態に係るリブの平面図
第14の実施形態に係る溝およびリブの平面図
第15の実施形態に係る溝の平面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての材質、形状などは、特に改めて記載しない限り、後の説明においても初めの説明と同様のものである。
(【0011】以降は省略されています)
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