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公開番号2024151163
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-24
出願番号2023064316
出願日2023-04-11
発明の名称電子機器
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03B 17/02 20210101AFI20241017BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】コネクタと基板との半田接合部の耐久性を高める。
【解決手段】HDMIコネクタ7は、HDMIフレキ7aにおける実装面79に実装される。メインベース91は、実装面79と略平行な取付部91zを有する。補強部材73は、HDMIコネクタ7を、実装面79と略直交する方向における取付部91zとは反対側(+Z側)から覆う部分を含み、メインベース91に固定される。HDMIコネクタ7およびHDMIフレキ7aは、メインベース91と補強部材73との間で実装面79と略直交する方向に移動可能である。Z方向において、HDMIコネクタ7と補強部材73との最小のクリアランスG4は、HDMIフレキ7aと補強部材73との最小のクリアランスG5よりも小さい。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
実装面を有する基板と、
前記基板の前記実装面に実装され、プラグが挿抜可能なコネクタと、
前記実装面と略平行な取付部を有するシャーシと、
前記コネクタを、前記実装面と直交する方向における前記取付部とは反対側から覆う部分を含み、前記シャーシに固定された補強部材と、を有し、
前記コネクタおよび前記基板は、前記シャーシと前記補強部材との間で前記実装面と直交する方向に移動可能であり、
前記実装面と直交する方向において、前記補強部材と前記コネクタとの最小のクリアランスは、前記補強部材と前記基板との最小のクリアランスよりも小さいことを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記コネクタは、複数の接点端子がインサート成形された樹脂部を含み、
前記補強部材と前記コネクタとの前記最小のクリアランスは、前記補強部材と前記樹脂部とのクリアランスであることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記コネクタは、さらに、シェル部を含み、
前記補強部材と前記コネクタとの前記最小のクリアランスは、前記実装面と直交する方向における前記補強部材と前記シェル部との最小のクリアランスよりも小さいことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記補強部材には、前記実装面と直交する方向に貫通する開口部が形成され、
前記開口部には弾性部材が配置され、
前記コネクタは、前記弾性部材を介して、前記実装面と直交する方向における前記取付部の側へ付勢されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記シャーシの前記取付部には、開口部が形成され、
前記開口部には弾性部材が配置され、
前記基板は、前記弾性部材を介して、前記実装面と直交する方向における前記取付部とは反対の側へ付勢されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記弾性部材は導電部材であり、前記電子機器におけるグランド部材に電気的に接続されることを特徴とする請求項4または5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記取付部には位置決めボスが設けられ、
前記基板には位置決め孔が設けられ、
前記補強部材には位置決め孔が設けられ、
前記位置決めボスが、前記基板の前記位置決め孔および前記補強部材の前記位置決め孔に挿通されることで、前記実装面の面方向における前記シャーシに対する前記基板および前記補強部材の相対的な位置が決まることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
前記補強部材は、前記複数の接点端子のピッチ方向における前記コネクタの両側の位置で前記シャーシに対して固定されることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項9】
前記コネクタからは、前記基板に固定されるための固定部が延設され、
前記補強部材は、前記固定部および前記複数の接点端子の配置領域のうち前記プラグの挿入方向における一方の端位置から他方の端位置までの間の位置で前記シャーシに対して固定されることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項10】
前記コネクタは、複数の接点端子がインサート成形された樹脂部と、シェル部とを含み、
前記複数の接点端子のピッチ方向において、前記補強部材と前記樹脂部との最小のクリアランスは、前記補強部材と前記シェル部との最小のクリアランスよりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置などの電子機器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
デジタルカメラ等の電子機器には、プラグが挿抜可能なコネクタが実装された基板を電子機器の内部に配置し、コネクタのプラグ挿入口が、外装部材に形成した穴から露出するように構成されたものが知られている。このような電子機器では、プラグ挿入時や挿入後のこじりによりコネクタに力が加えられ、コネクタと基板との半田接合部に過度な負荷がかかり、半田接合部の接合状態が低下するおそれがある。そこで、特許文献1では、補強部材でコネクタの天面を弾性的に付勢することで、こじり力によるコネクタの移動を補強部材で規制する撮像装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-165345号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された技術では、こじりによるコネクタの移動量を補強部材によって少なくすることができる。しかしながら、基板はシャーシにビスで固定されている。そのため、コネクタは基板に対して引き剥がされる方向に移動し、コネクタの半田接合部に負荷がかかるという問題がある。
【0005】
本発明は、コネクタと基板との半田接合部の耐久性を高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために本発明の電子機器は、実装面を有する基板と、前記基板の前記実装面に実装され、プラグが挿抜可能なコネクタと、前記実装面と略平行な取付部を有するシャーシと、前記コネクタを、前記実装面と直交する方向における前記取付部とは反対側から覆う部分を含み、前記シャーシに固定された補強部材と、を有し、前記コネクタおよび前記基板は、前記シャーシと前記補強部材との間で前記実装面と直交する方向に移動可能であり、前記実装面と直交する方向において、前記補強部材と前記コネクタとの最小のクリアランスは、前記補強部材と前記基板との最小のクリアランスよりも小さいことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、コネクタと基板との半田接合部の耐久性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
電子機器の斜視図、底面図である。
カメラの後方斜視図である。
外装ユニット構成を示す前方分解斜視図、前面カバーユニットの構成を示す後方分解斜視図、背面図である。
内部構造ユニットの前方分解斜視図、メインベースユニットの前方分解斜視図、メインベースの部分後方斜視図である。
HDMI(登録商標)コネクタ等の前方斜視図、後方斜視図、補強部材の前方斜視図、後方斜視図、メインベースへのHDMIコネクタおよび補強部材の組み付けの様子を示す斜視図である。
カメラの上部の右側面図、正面図、A-A線、B-B線に沿う断面図である。
変形例のカメラの部分断面図である。
HDMIコネクタ等、補強部材等を+Z側から見た図である。
C-C線に沿う断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0010】
図1(a)、(b)は、本発明の一実施形態に係る電子機器の斜視図である。本実施形態では、電子機器として、撮像装置であるカメラ1を例示する。カメラ1が備えるレンズ鏡筒ユニット2の光軸を光軸Lとする。
(【0011】以降は省略されています)

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