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公開番号2024172509
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023090275
出願日2023-05-31
発明の名称電子機器及びその制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 23/60 20230101AFI20241205BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 撮影者の操作を必要とすることなく、ライブ配信時に設定された入力映像の一部の領域の画像を適正にすること。
【解決手段】 入力画像を取得する取得手段と、前記入力画像に基づいて被写体を検出する検出手段と、前記入力画像の領域の一部に対応するクロップ領域を設定する第1の設定手段と、特定の機能を行う領域を設定する第2の設定手段と、を備え、前記第2の設定手段は、前記第1の設定手段によりクロップ領域が設定されている場合に、前記クロップ領域に対応させて前記クロップ領域を包含する領域に前記特定の機能を行う領域を設定し、前記第1の設定手段によりクロップ領域が設定されていない場合に、前記検出手段の検出情報に基づいて前記特定の機能を行う領域を設定する。
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
入力画像を取得する取得手段と、
前記入力画像に基づいて被写体を検出する検出手段と、
前記入力画像の領域の一部に対応するクロップ領域を設定する第1の設定手段と、
特定の機能を行う領域を設定する第2の設定手段と、を備え、
前記第2の設定手段は、前記第1の設定手段によりクロップ領域が設定されている場合に、前記クロップ領域に対応させて前記クロップ領域を包含する領域に前記特定の機能を行う領域を設定し、前記第1の設定手段によりクロップ領域が設定されていない場合に、前記検出手段の検出情報に基づいて前記特定の機能を行う領域を設定することを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第2の設定手段は、前記第1の設定手段によりクロップ領域が複数設定されている場合に、前記複数のクロップ領域に対応させて前記複数のクロップ領域を包含する領域に前記特定の機能を行う領域を設定することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記第2の設定手段は、配信状態である前記クロップ領域がある場合は、当該クロップ領域内に前記特定の機能を行う領域が含まれるように設定し、配信状態でない場合は、前記第1の設定手段により設定されたクロップ領域を少なくとも一つ以上包含するように前記特定の機能を行う領域を設定することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記検出手段によって検出された被写体に対して優先度を決定する決定手段をさらに備え、
前記第1の設定手段によって設定されたクロップ領域の中で最も優先度の高い被写体を含むクロップ領域に対して優先的に前記特定の機能を実行することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記検出手段は、画像から色や形状によって被写体を検出することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記検出手段は、撮像画像に基づいて被写体として、人物、乗り物、動物、風景の少なくともいずれかを検出することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
入力画像に基づいて被写体を検出する検出工程と、
前記入力画像の領域の一部に対応するクロップ領域を設定する第1の設定工程と、
特定の機能を行う領域を設定する第2の設定工程と、を有し、
前記第2の設定工程では、前記第1の設定工程によりクロップ領域が設定されている場合に、前記クロップ領域に対応させて前記クロップ領域を包含する領域に前記特定の機能を行う領域を設定し、前記第1の設定工程によりクロップ領域が設定されていない場合に、前記検出工程による検出情報に基づいて前記特定の機能を行う領域を設定することを特徴とする電子機器の制御方法。
【請求項8】
コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
【請求項9】
請求項8に記載のプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器及びその制御方法に関し、特に入力画像の一部を出力可能な電子機器に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
入力画像の一部の領域を当該入力画像から抽出して(切り出して、クロップして)出力するクロップ機能が知られている。抽出する領域が変更可能であることによって、カメラのパン操作、チルト操作、およびズーム操作を行うことなく、出力画像の構図および画角を変更することができる。特許文献1には、シャッターボタンの押下に応答して、撮像画像における複数の領域の画像を取得するデジタルカメラが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-175683号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
映像のライブ配信を行う電子機器は、入力映像の一部の領域である第1領域をライブ配信のために出力しつつ、電子機器が主被写体としている領域である第2の領域のピント状態や露出状態などを適正にする処理を実行する。第1の領域と第2の領域にズレが発生すると、ライブ配信を行う映像のピント状態や露出状態などが適正にならなくなる。この場合、撮影者が手動で第1の領域と第2の領域の位置を合わせることが考えられるが、操作が煩雑になってしまう懸念がある。
【0005】
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、撮影者の操作を必要とすることなく、ライブ配信時に設定された入力映像の一部の領域の画像を適正にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、入力画像を取得する取得手段と、前記入力画像に基づいて被写体を検出する検出手段と、前記入力画像の領域の一部に対応するクロップ領域を設定する第1の設定手段と、特定の機能を行う領域を設定する第2の設定手段と、を備え、前記第2の設定手段は、前記第1の設定手段によりクロップ領域が設定されている場合に、前記クロップ領域に対応させて前記クロップ領域を包含する領域に前記特定の機能を行う領域を設定し、前記第1の設定手段によりクロップ領域が設定されていない場合に、前記検出手段の検出情報に基づいて前記特定の機能を行う領域を設定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、撮影者の操作を必要とすることなく、ライブ配信時に設定された入力映像の一部の領域の画像を適正にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の撮像システムのブロック図である。
クロップ撮影モード処理のフローチャートである。
クロップ領域の優先度設定のフローチャートである。
焦点検出領域設定処理のフローチャートである。
AF動作処理のフローチャートである。
クロップ領域配信処理のフローチャートである。
被写体の有無による優先度の決定を行う際の概念図である。
配信領域が通知されていない場合の焦点検出領域を設定する際の概念図である。
優先度が設定されている場合の重点監視領域を設定する際の概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
図1は、本発明の実施形態における撮像システムを構成する撮像装置の一例としてのレンズ交換式ビデオカメラ、および配信装置の機能構成を示すブロック図である。なお、ビデオカメラ本体20は、カメラ機能を備える電子機器であればよい。例えば、レンズ交換式デジタルカメラ、レンズ一体型のデジタルカメラ、レンズ一体型のデジタルビデオカメラ等のカメラであってもよいし、カメラ付き携帯電話及びカメラ付きコンピュータ、ゲーム機等であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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