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公開番号2024176903
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023095765
出願日2023-06-09
発明の名称液体吐出ヘッドの包装形態
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B41J 2/01 20060101AFI20241212BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】液体吐出ヘッドの吐出面へのゴミ等の付着が少ない梱包形態を提供する。
【解決手段】着脱自在な保護部材を備えた液体吐出ヘッドを包装する液体吐出ヘッドの包装形態であって、液体吐出ヘッドの吐出口面を覆う保護部材と、液体吐出ヘッドの長手方向の両端に装着される緩衝材と、液体吐出ヘッドを包装する袋部材と、を備え、液体吐出ヘッドと保護部材と緩衝材とが固定された状態で袋部材内に収納され、減圧状態で密封されている。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
着脱自在な保護部材を備えた液体吐出ヘッドを包装する液体吐出ヘッドの包装形態であって、
前記液体吐出ヘッドの吐出口面を覆う保護部材と、
前記液体吐出ヘッドの長手方向の両端に装着される緩衝材と、
前記液体吐出ヘッドを包装する袋部材と、を備え、
前記液体吐出ヘッドと前記保護部材と前記緩衝材とが固定された状態で前記袋部材内に収納され、減圧状態で密封されていることを特徴とする液体吐出ヘッドの包装形態。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記保護部材は、前記液体吐出ヘッドに対して長手方向に移動させ、取り外すことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッドの包装形態。
【請求項3】
前記緩衝材は、前記保護部材の可動領域を制限する領域に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の液体吐出ヘッドの包装形態。
【請求項4】
前記緩衝材は、前記液体吐出ヘッドの長手方向に貫通口を有していることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッドの包装形態。
【請求項5】
前記緩衝材の前記貫通口は、前記液体吐出ヘッドへの突き当て面を有していることを特徴とする請求項4に記載の液体吐出ヘッドの包装形態。
【請求項6】
前記緩衝材は、液体吐出ヘッドの長手方向における突起部を前記貫通口内に収納していることを特徴とする請求項4に記載の液体吐出ヘッドの包装形態。
【請求項7】
前記液体吐出ヘッドは、長手方向の両端に液体吐出装置への位置決めをするための位置決め部を有していることを特徴とする請求項5に記載の液体吐出ヘッドの包装形態。
【請求項8】
前記緩衝材の前記突き当て面は、少なくとも長手方向において前記位置決め部に当接しない構成となっていることを特徴とする請求項7に記載の液体吐出ヘッドの包装形態。
【請求項9】
前記緩衝材は、前記貫通口の開口面積の異なる少なくとも二つの緩衝材を接合して形成されていることを特徴とする請求項4に記載の液体吐出ヘッドの包装形態。
【請求項10】
前記二つの緩衝材は、熱溶着により接合していることを特徴とする請求項9に記載の液体吐出ヘッドの包装形態。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、液体吐出装置で用いられる液体吐出ヘッドを収納袋に収納した物である、液体吐出ヘッドの包装形態に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
液体吐出装置には、キャリッジを移動させながら記録動作を行うシリアルスキャン型と、被記録媒体の幅に対応したサイズを有する液体吐出ヘッドを用いてキャリッジを固定し被記録媒体のみを搬送させながら記録動作を行うページワイド型がある。液体吐出ヘッドを輸送する際には、プリントチップの損傷、汚染を防ぐため、液体吐出ヘッドにプリントチップ全面を覆う保護部材を装着し、保護部材を装着した液体吐出ヘッドを収納袋に収納し緩衝材と共に段ボール箱に納めることが行われている。このような収納袋の一例として、特許文献1には、トナーカートリッジを輸送する際に、トナーカートリッジをチャック部材付き収納袋に収納することが記載されている。そして、特許文献1のカートリッジは、この袋に収納された後、左右両側から発泡スチロール等の緩衝材で保持されて段ボール箱に梱包される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-72781号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、液体吐出ヘッドに装着される保護部材は、梱包、輸送などに際して液体吐出ヘッドから外れないことが求められる。特許文献1に開示の収納袋は、そもそも液体吐出ヘッドの場合のような保護部材を必要としないことから、液体吐出ヘッドに対する保護部材の装着外れを想定していない。
【0005】
本開示の目的は、保護部材の装着外れを防止して液体吐出ヘッドの吐出面の損傷、汚染を防ぐことが可能な包装形態を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成する本開示では、着脱自在な保護部材を備えた液体吐出ヘッドを包装する液体吐出ヘッドの包装形態であって、液体吐出ヘッドの吐出口面を覆う保護部材と、液体吐出ヘッドの長手方向の両端に装着される緩衝材と、液体吐出ヘッドを包装する袋部材と、を備え、液体吐出ヘッドと保護部材と緩衝材とが固定された状態で袋部材内に収納され、減圧状態で密封されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
以上の構成によれば、保護部材の装着外れが防止されて液体吐出ヘッドの吐出面の損傷、汚染を防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る液体吐出ヘッドを下方から見た斜視図である。
本開示の一実施形態に係る液体吐出ヘッドを上方から見た斜視図である。
本開示の一実施形態に係る液体吐出ヘッドの模式的断面図である。
本開示の一実施形態に係る液体吐出ヘッドの模式的断面図である。
本開示の一実施形態に係る液体吐出ヘッドの模式的断面図である。
本開示の一実施形態に係る液体吐出ヘッドから保護部材を取り外す手順を示す説明図である。
本開示の一実施形態に係る液体吐出装置に液体吐出ヘッドが装着されたときの模式的斜視図である。
本開示の一実施形態に係る液体吐出ヘッドの一端を示す部分拡大図である。
本開示の一実施形態に係る液体吐出ヘッドの他端を示す部分拡大図である。
本開示の一実施形態に係る液体吐出ヘッドの一端を上方から見た斜視図である。
本開示の一実施形態に係る液体吐出ヘッドの一端と他端に緩衝材を取り付けた斜視図である。
本開示の一実施形態の液体吐出ヘッドの緩衝材の斜視透視図である。
本開示の一実施形態に係る液体吐出ヘッド10の一端と他端に緩衝材を取り付けた上面図、側面図、断面図である。
液体吐出ヘッドを袋部材に挿入した状態の斜視図、袋部材の内部を減圧して密封した状態を説明する説明図である。
本開示の一実施形態に係る液体吐出ヘッドの袋部材を開封した状態の斜視図である。
本開示の第2の実施形態における液体吐出ヘッド10と緩衝材を装着した斜視図、側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1の実施形態)
以下、図面を用いて本開示の実施形態の例を説明する。
【0010】
(液体吐出ヘッド)
図1は、本開示の一実施形態に係る液体吐出ヘッド10を下方から見た斜視図であり、図2は、本開示の一実施形態に係る液体吐出ヘッド10を上方から見た斜視図である。また、図3-図5は、それぞれ、本開示の一実施形態に係る液体吐出ヘッド10の模式的断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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