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公開番号
2024169261
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023131593
出願日
2023-08-10
発明の名称
シート給送装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
B65H
3/64 20060101AFI20241128BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】シートの分離不良を抑制可能なシート給送装置を提供する。
【解決手段】シート給送装置は、シートを支持するシート支持部と、シート支持部に支持されたシートのシート給送方向における下流端部にエアを吹き付けるエア吹付部と、エア吹付部によってエアが吹き付けられたシートのうちの最上位シートを吸引しながら給送する給送ベルトと、シート給送方向における給送ベルトの上流に配置され、最上位シートを吸引する上流吸引部と、を備える。エア吹付部は、シート支持部に支持されたシートの幅方向における一方側から、シートに対して幅方向にエアを吹き付ける第1吹付部と、シート支持部に支持されたシートに対してシート給送方向における下流から上流に向けてエアを吹き付ける第2吹付部と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
シートを支持するシート支持部と、
前記シート支持部に支持されたシートのシート給送方向における下流端部にエアを吹き付けるエア吹付部と、
前記エア吹付部によってエアが吹き付けられたシートのうちの最上位シートを吸引しながら給送する給送ベルトと、
前記シート給送方向における前記給送ベルトの上流に配置され、前記最上位シートを吸引する上流吸引部と、を備える、
ことを特徴とするシート給送装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記給送ベルトは、前記最上位シートに対向して前記最上位シートを吸引する第1吸引領域を有し、
前記上流吸引部は、前記最上位シートに対向して前記最上位シートを吸引する第2吸引領域を有し、
前記シート給送方向に直交する幅方向において、前記第2吸引領域の幅は、前記第1吸引領域の幅よりも狭い、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項3】
前記給送ベルトは、負圧によって前記最上位シートを吸引する複数の孔を有し、
前記上流吸引部は、負圧によって前記最上位シートを吸引する複数の孔を有するガイド部材を有し、
前記第1吸引領域は、前記給送ベルトの前記複数の孔が設けられた領域であり、
前記第2吸引領域は、前記ガイド部材の前記複数の孔が設けられた領域である、
ことを特徴とする請求項2に記載のシート給送装置。
【請求項4】
前記第2吸引領域に設けられた前記複数の孔のそれぞれは、前記幅方向に対して前記シート給送方向に長い長孔である、
ことを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。
【請求項5】
前記上流吸引部は、前記第2吸引領域に設けられ、前記シート給送方向に給送されるシートに当接して従動回転する回転体を有する、
ことを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。
【請求項6】
前記ガイド部材は、前記第2吸引領域に設けられるリブを有し、
前記リブは、前記シート給送方向に延びると共に前記シート給送方向に給送されるシートに摺動する、
ことを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。
【請求項7】
前記エア吹付部は、前記シート支持部に支持されたシートの前記幅方向における一方側から、シートに対して前記幅方向にエアを吹き付ける第1吹付部と、前記シート支持部に支持されたシートに対して前記シート給送方向における下流から上流に向けてエアを吹き付ける第2吹付部と、を有する、
ことを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。
【請求項8】
前記幅方向において、前記シート支持部に支持されたシートの中心に対して一方側に配置され、前記最上位シートを上方から押さえる第1押さえ部と、
前記幅方向において前記中心に対して他方側に配置され、前記最上位シートを上方から押さえる第2押さえ部と、を更に備える、
ことを特徴とする請求項7に記載のシート給送装置。
【請求項9】
前記第1押さえ部の位置に基づいて、前記シート支持部に支持される前記最上位シートの高さを検知する第1検知部と、
前記第2押さえ部の位置に基づいて、前記シート支持部に支持されるシートの有無を検知する第2検知部と、を更に備える、
ことを特徴とする請求項8に記載のシート給送装置。
【請求項10】
前記幅方向において、前記第2吸引領域の幅は、前記第1押さえ部と前記第2押さえ部との間の距離以下である、
ことを特徴とする請求項8に記載のシート給送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを給送するシート給送装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、シートトレイと、シートトレイに積載されたシートをエアによって浮上させるブロワと、浮上したシートを吸着して搬送するシート搬送部と、を備えたエア給紙装置が開示されている。シート搬送部は、第1のシート吸引部と、第2のシート吸引部と、これら第1及び第2のシート吸引部を覆う搬送ベルトと、を有しており、搬送ベルトには、第1のシート吸引部及び第2のシート吸引部の吸引力により、シートが吸引される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-199437号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、印刷業界においては、オンデマンドで様々なメディアシートに印刷可能な印刷機、プリンタが求められている。メディアシートには、普通紙やコート紙等の種類の差や、坪量が小さく剛性が低い薄紙から坪量が大きく剛性が高い厚紙がある。また上記メディアシートはそのハンドリングの良さから、予め所定のサイズに切り出されているカット紙が使用されるが、そのカットされたサイズは、小さいものから大きいものまである。
【0005】
上記特許文献1に記載のようなエア給紙装置の場合、例えば長尺のシートやシート同士の密着性が高いシートを給送する際に、最上位シートと、その下位のシートと、を確実に分離する必要がある。最上位シートとその下位のシートとが密着していると、ブロアからシートの先端に送られたエアがシートの後端まで到達せずに、途中でシートの幅方向に逃げてしまうことがあり、シートの分離不良が発生する虞がある。
【0006】
本発明は、シートの分離不良を抑制可能なシート給送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、シート給送装置において、シートを支持するシート支持部と、前記シート支持部に支持されたシートのシート給送方向における下流端部にエアを吹き付けるエア吹付部と、前記エア吹付部によってエアが吹き付けられたシートのうちの最上位シートを吸引しながら給送する給送ベルトと、前記シート給送方向における前記給送ベルトの上流に配置され、前記最上位シートを吸引する上流吸引部と、を備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、シートの分離不良を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態に係るプリンタを示す全体概略図。
収納庫を示す斜視図。
(a)は給送ユニットを示す斜視図、(b)は分離ベルトに形成された複数の孔を示す拡大図。
給送ユニットを示す断面図。
給送ユニットを示す正面図。
給送モジュールの制御ブロックを示すブロック図。
給送動作を示すフローチャート。
第2吸引ユニット1670の吸引力と吸引タイミングを変更する制御を示すフローチャート。
(a)は第2の実施の形態に係る給送ユニットを示す底面図、(b)はチャンバーガイドに設けられた複数の長孔を示す拡大図。
第3の実施の形態に係る第2吸引ユニットを示す斜視図。
第4の実施の形態に係る第2吸引ユニットを示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本実施の形態について図を用いて説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
(【0011】以降は省略されています)
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