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公開番号2025167914
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024072931
出願日2024-04-26
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G03G 21/00 20060101AFI20251030BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】画像形成装置における積算消費電力量をより正確に求めること。
【解決手段】画像形成システムは、複数の機能モジュールを有している。複数の機能モジュールは、シートに対してトナー像を定着させる第一機能モジュールと、シートにトナー像を形成するために使用される第二機能モジュールとを含む。画像形成システムは、第一機能モジュールの消費電力値、および第二機能モジュールの消費電力値をそれぞれ取得する。画像形成システムは、第一機能モジュールの消費電力値を時間軸方向で積算することで第一機能モジュールの積算消費電力量を取得し、かつ、第二機能モジュールの消費電力値を時間軸方向で積算することで第二機能モジュールの積算消費電力量を取得する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
シートに対してトナー像を定着させる第一機能モジュールと、前記シートに前記トナー像を形成するために使用される第二機能モジュールとを含む複数の機能モジュールと、
前記第一機能モジュールの消費電力値、および前記第二機能モジュールの消費電力値を、それぞれ取得する第一取得手段と、
前記第一機能モジュールの消費電力値を時間軸方向で積算することで前記第一機能モジュールの積算消費電力量を取得し、かつ、前記第二機能モジュールの消費電力値を時間軸方向で積算することで前記第二機能モジュールの積算消費電力量を取得する第二取得手段と、
を有する、画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第二取得手段が、前記第一機能モジュールの積算消費電力量と前記第二機能モジュールの積算消費電力量とを合計する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第一取得手段は、前記複数の機能モジュールについて個別の消費電力値を取得し、
前記第二取得手段は、前記複数の機能モジュールについての前記個別の消費電力値を時間軸方向で積算して前記複数の機能モジュールのそれぞれの積算消費電力量を取得し、前記複数の機能モジュールのそれぞれの積算消費電力量を合計することで、前記画像形成装置の積算消費電力量を取得する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第二機能モジュールは、
原稿を読み取る読取手段と、
前記第一取得手段および前記第二取得手段を含む制御手段と、
前記シートに前記トナー像を形成する画像形成手段と、
前記シートを搬送する搬送手段と、
のうちのいずれかを含む、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
それぞれ電源ケーブルを有する第一筐体と第二筐体とをさらに有し、
前記第一機能モジュールと前記第二機能モジュールが前記第一筐体に配置され、
前記複数の機能モジュールのうち第三機能モジュールが前記第二筐体に配置され、
前記第一取得手段は、前記第三機能モジュールの消費電力値を取得し、
前記第二取得手段は、前記第三機能モジュールの消費電力値を時間軸方向で積算することで前記第三機能モジュールの積算消費電力量を取得する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第三機能モジュールは、前記画像形成装置の本体に対して接続されるオプション装置を含む、請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記オプション装置は、
前記画像形成装置から排出される前記シートに後処理を施す後処理装置と、
前記画像形成装置に前記シートを給送する給送装置と、
のうちの少なくとも一つを含む、請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第一機能モジュールは、第一ヒータと第二ヒータとを有し、
前記第一取得手段は、前記第一ヒータの消費電力値および前記第二ヒータの消費電力値を、それぞれ取得する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第一取得手段は、前記第一機能モジュールと前記第二機能モジュールとに対して、互いに異なる演算手法を用いて消費電力値を取得する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記第二取得手段は、前記読取手段についての積算消費電力量を固定値として取得する、請求項4に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置は複数の負荷を用いて記録材上に画像を形成する。このような負荷としては、原稿から画像を読み取るイメージリーダ、記録材を搬送するモータ、記録材上にトナー像を作成する光源および高圧電源、並びに、熱と圧力を加えて記録材上に画像を定着させるヒータがある。近年、画像形成装置の消費電力を削減することで、CO2の排出量を削減することが社会から要請されている。特許文献1によれば、ユーザーごとに画像形成装置の消費電力量が印刷データのデータ量から推定され、ユーザインタフェースに消費電力量が表示される。ユーザーは予め割り当てられた許可電力量の範囲内で画像形成装置を使用することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-120205号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1によれば、パーソナルコンピュータ(PC)は印刷データのデータ量とモノクロ印刷/カラー印刷の設定とに基づき消費電力量を推定する。そのため、消費電力量の推定精度が低い。画像形成装置は複数のモジュールを有しており、モジュールごとに消費電力[W](消費電力値とも呼ぶ)および消費電力量[W・s](積算消費電力量とも呼ぶ)が異なる。したがって、モジュールごとの消費電力値を取得し、取得された複数の消費電力値を積算すれば、画像形成装置全体での積算消費電力量が正確に取得可能となるであろう。そこで、本発明は、画像形成装置における積算消費電力量をより正確に求めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、たとえば、
シートに対してトナー像を定着させる第一機能モジュールと、前記シートに前記トナー像を形成するために使用される第二機能モジュールとを含む複数の機能モジュールと、
前記第一機能モジュールの消費電力値、および前記第二機能モジュールの消費電力値を、それぞれ取得する第一取得手段と、
前記第一機能モジュールの消費電力値を時間軸方向で積算することで前記第一機能モジュールの積算消費電力量を取得し、かつ、前記第二機能モジュールの消費電力値を時間軸方向で積算することで前記第二機能モジュールの積算消費電力量を取得する第二取得手段と、
を有する、画像形成装置を提供する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、画像形成装置における積算消費電力量をより正確に求めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
画像形成システムを説明する図。
定着器を説明する図。
ユーザインタフェースを説明する図。
機能モジュールごとの積算消費電力量の取得方法を説明する図。
機能モジュールごとの積算消費電力量の取得方法を説明する図。
消費電力値の積算方法を説明する図。
コントローラを説明する図。
コントローラを説明する図。
コントローラを説明する図。
定着器の消費電力値の積算例を説明する図。
定着器以外の機能モジュールについての消費電力値の積算方法を説明する図。
定着器以外の機能モジュールについての消費電力値の取得方法を説明する図。
コントローラを説明する図。
制御方法を示すフローチャート。
制御方法を示すフローチャート。
画像形成システムを説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0009】
1.画像形成システム
図1が示すように、画像形成システム100は、画像形成装置10とイメージリーダ20とを有する複写機または複合機である。なお、画像形成システム100は、イメージリーダ20を有していないプリンタであってもよい。なお、イメージリーダ20は、画像読取装置または原稿読取装置と呼ばれてもよい。
【0010】
1-1.画像形成装置
画像形成装置10は、カラープリンタであってもモノクロプリンタであってもよい。図1の例では、画像形成装置10は、電子写真方式でフルカラー画像を形成可能な、タンデム型のフルカラープリンタである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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