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公開番号
2024176795
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023095601
出願日
2023-06-09
発明の名称
指輪型デバイス
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G06F
3/01 20060101AFI20241212BHJP(計算;計数)
要約
【課題】複数の被操作部を備える指輪型デバイスにおいて被操作部の操作性を向上させることができる技術を提供する。
【解決手段】使用者の指に装着される指輪型デバイス1であって、装着空間を囲む内側面と、内側面とは反対側の外側面22と、を有する環状体2と、外側面22に設けられる第1被操作部5と、外側面22における第1被操作部5と異なる位置に設けられる第2被操作部6R、6Lと、外側面22における第1被操作部5と前記第2被操作部6R、6Lとの間に設けられるリブ25と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図18
特許請求の範囲
【請求項1】
使用者の指に装着される指輪型デバイスであって、
装着空間を囲む内側面と、前記内側面とは反対側の外側面と、を有する環状体と、
前記外側面に設けられる第1被操作部と、
前記外側面における前記第1被操作部と異なる位置に設けられる第2被操作部と、
前記外側面における前記第1被操作部と前記第2被操作部との間に設けられるリブと、を備えることを特徴とする指輪型デバイス。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記第1被操作部と前記第2被操作部は、前記外側面において、前記装着空間に対する指の挿通方向周りの周方向に並ぶように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の指輪型デバイス。
【請求項3】
前記リブは、前記外側面において前記第2被操作部の周りを囲むように設けられていることを特徴とする請求項2に記載の指輪型デバイス。
【請求項4】
前記リブは、円環状に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の指輪型デバイス。
【請求項5】
前記第1被操作部は、光学式ポインティングデバイスであり、
前記第2被操作部は、押しボタンであることを特徴とする請求項2に記載の指輪型デバイス。
【請求項6】
前記第1被操作部は、静電容量式ポインティングデバイスであり、
前記第2被操作部は、押しボタンであることを特徴とする請求項2に記載の指輪型デバイス。
【請求項7】
前記リブの先端の前記外側面からの高さは、前記第2被操作部の前記高さ以上であり、前記第1被操作部の前記高さよりも低いことを特徴とする請求項2に記載の指輪型デバイス。
【請求項8】
前記第2被操作部の前記高さに対する前記リブの前記高さの差は、0.3mm以上であることを特徴とする請求項7に記載の指輪型デバイス。
【請求項9】
前記第2被操作部は、前記装着空間に対する指の挿通方向に並ぶ第1の押しボタンと第2の押しボタンを含み、
前記リブを第1リブとして、前記第1の押しボタンと前記第2の押しボタンとの間に配置される第2リブをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の指輪型デバイス。
【請求項10】
前記第2リブは、前記挿通方向周りの周方向に沿って延びるように設けられていることを特徴とする請求項9に記載の指輪型デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置の操作に用いられる指輪型デバイスに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
情報処理装置に対して操作を行うためのデバイスとして、指に嵌めて使用する指輪型の操作デバイスが登場し(特許文献1)、従来のマウスや、キーボード、タッチパッド等に代わる操作入力手段として、近年、注目を集めている。
【0003】
かかる指輪型デバイスは、指に対する負担の低減の観点から、できるだけ軽量であることが好ましい。また、指に装着した際のフィット感も重要である。すなわち、指に嵌めた状態で安定した姿勢を保てるかどうか、あるいは、装着のために指や手に無理な姿勢を強いたり、違和感を生じさせないか、などである。さらに、指に嵌めた状態において種々の操作がしやすいか否か、すなわち、操作性も重要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2023/286316号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
指に装着して操作する指輪型デバイスでは、指輪型デバイスが装着された手元を見ずに指の感触を頼りに各種の入力操作を行える操作性が求められる。その一方で、指輪型デバイスは、指への装着性の観点からできるだけ小型(特に、指の挿通方向に幅の狭い構成)に設計され、入力操作に用いるボタン等の被操作部のサイズも小さくせざるを得ない。そのため、指輪型デバイスを見ずに指の触覚のみでユーザに被操作部を判別させるための工夫が必要となる。特に、被操作部が複数設けられるような場合には、指の触覚のみでユーザに被操作部の配置や違いを判別させるとともに、ある被操作部を操作しているときに別の被操作部を誤って操作してしまう等の誤操作を防止する必要がある。
【0006】
本発明の目的は、複数の被操作部を備える指輪型デバイスにおいて被操作部の操作性を向上させることができる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明における指輪型デバイスは、
使用者の指に装着される指輪型デバイスであって、
装着空間を囲む内側面と、前記内側面とは反対側の外側面と、を有する環状体と、
前記外側面に設けられる第1被操作部と、
前記外側面における前記第1被操作部と異なる位置に設けられる第2被操作部と、
前記外側面における前記第1被操作部と前記第2被操作部との間に設けられるリブと、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、複数の被操作部を備える指輪型デバイスにおいて被操作部の操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態1に係る指輪型デバイス1の構成を示す模式図
情報処理システム100の概要説明図
情報処理システム100の制御構成説明図
指輪型デバイス1の装着態様の一例を示す模式図
第1腕部3と第2腕部4の姿勢変化の様子を説明する模式図
指輪型デバイス1の底面図
第1腕部3の模式図
指輪型デバイス1の構成を示す模式図
指輪型デバイス1の構成を示す模式図
指輪型デバイス1の変形構成を示す模式図
指輪型デバイス1の変形構成を示す模式図
指輪型デバイス1の変形構成を示す模式図
指輪型デバイス1の構成を示す模式図
指輪型デバイス1の構成を示す模式的正面図
比較例に係る指輪型デバイスの構成を示す模式図
指輪型デバイス1の構成を示す模式的断面図
指輪型デバイス1の構成を示す模式的側面図
指輪型デバイス1の被操作面の構成を示す模式図
図18のE矢視の模式的断面図
図18のF矢視の模式的断面図
指輪型デバイス1の被操作面の構成を示す模式図
変形例に係る指輪型デバイス1dの模式的正面図
指輪型デバイス1の模式的正面図
比較例3に係る指輪型デバイス1eの模式的正面図
比較例4に係る指輪型デバイス1fの模式的正面図
第1腕部3bと第2腕部4bの姿勢変化の様子を説明する模式図
指輪型デバイス1gの底面図
指輪型デバイス1gの底面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下の実施例において、本開示における実施形態を、例示的に説明する。ただし、以下の実施例に開示された構成、例えば、部品の機能、材質、形状、その相対配置は、特許請求の範囲と関連する形態の一例を示すものであり、特許請求の範囲をこれら実施例に開示された構成に限定する趣旨のものではない。また、以下の実施例に開示された構成が解決する課題もしくは開示された構成から得られる作用又は効果は、特許請求の範囲を限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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