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公開番号2024161925
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023073977
出願日2023-04-28
発明の名称プログラム
出願人ミサワホーム株式会社
代理人個人
主分類G06T 19/00 20110101AFI20241114BHJP(計算;計数)
要約【課題】本発明は、住宅の壁、天井および床などのような対象面を簡易に測量できるようにすることを目的とする。
【解決手段】プログラム17は、撮像装置14によって撮像された映像を入力するとともに、三次元形状計測器15によって計測された複数の計測対象点の三次元的な座標値からなる点群データを入力するコンピューター11に、三次元形状計測器15から入力した点群データの中から、対象面の点群データを抽出して認識する認識処理と、認識処理によって認識された対象面の点群データに基づいて、撮像装置14によって撮像された映像の二次元的なスクリーン座標系に目盛り画像21,22又は23を射影変換の写像をして、撮像装置14によって撮像された映像を背景として、目盛り画像21,22,23を前景としてこれらを合成する合成処理と、を実行させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
撮像装置によって撮像された映像を入力するとともに、三次元形状計測器によって計測された複数の計測対象点の三次元的な座標値からなる点群データを入力するコンピューターに、
前記三次元形状計測器から入力した点群データの中から、対象面の点群データを抽出して認識する認識処理と、
前記認識処理によって認識された前記対象面の点群データに基づいて、前記撮像装置によって撮像された映像の二次元的なスクリーン座標系に目盛り画像を射影変換の写像をして、前記撮像装置によって撮像された映像を背景として、前記目盛り画像を前景としてこれらを合成する合成処理と、を実行させる
ことを特徴とするプログラム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載のプログラムであって、
前記目盛り画像が、グリッド模様の像、複数の十字マークを規則的に二次元配列した像、又は、真っ直ぐに延びた第1線分に沿ってそれよりも短い複数の第2線分が一定間隔で配列された像である
ことを特徴とするプログラム。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のプログラムであって、
前記コンピューターに、
前記合成処理により前記目盛り画像が前記映像に合成されたライブビュー画面をリアルタイムに表示させる処理
を実行させる
ことを特徴とするプログラム。
【請求項4】
請求項1又は2に記載のプログラムであって、
前記対象面が平坦である
ことを特徴とするプログラム。
【請求項5】
請求項1又は2に記載のプログラムであって、
前記コンピューターに、
入力デバイスからの信号に基づいて、前記目盛り画像の二次元的なローカル座標系における平行移動量を決定する処理
を実行させ、
前記合成処理が、前記対象面の点群データに加えて前記平行移動量に基づいて、前記撮像装置によって撮像された映像の二次元的なスクリーン座標系に目盛り画像を射影変換の写像をする処理を含む
ことを特徴とするプログラム。
【請求項6】
請求項1又は2に記載のプログラムであって、
前記コンピューターに、
入力デバイスからの信号に基づいて、前記目盛り画像の二次元的なローカル座標系における平行移動量を決定する処理を実行させ、
前記合成処理が、前記対象面の点群データに加えて前記平行移動量に基づいて、前記撮像装置によって撮像された映像の二次元的なスクリーン座標系に目盛り画像を射影変換の写像をする処理を含む
ことを特徴とするプログラム。
【請求項7】
請求項1又は2に記載のプログラムであって、
前記コンピューターに、
入力デバイスからの信号に基づいて、前記目盛り画像に対して垂直な方向への前記目盛り画像の奥行き移動量を決定する処理を実行させ、
前記合成処理が、前記対象面の点群データに加えて前記奥行き移動量に基づいて、前記撮像装置によって撮像された映像の二次元的なスクリーン座標系に目盛り画像を射影変換の写像をする処理を含む
ことを特徴とするプログラム。
【請求項8】
請求項1又は2に記載のプログラムであって、
前記コンピューターに、
入力デバイスからの信号に基づいて、前記目盛り画像の透過度を決定する処理を実行させる処理を実行させ、
前記合成処理が、前記撮像装置によって撮像された映像に前記目盛り画像を前記透過度で合成する処理を含む
ことを特徴とするプログラム。
【請求項9】
請求項1に記載のプログラムであって、
前記目盛り画像が、真っ直ぐに延びた第1線分に沿ってそれよりも短い複数の第2線分が一定間隔で配列された像であり、
前記コンピューターに、
入力デバイスからの信号に基づいて、前記第1線分に沿う方向における前記目盛り画像の表示範囲を決定する処理を実行させ、
前記合成処理が、前記撮像装置によって撮像された映像に前記目盛り画像を前記表示範囲で合成する処理を含む
ことを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、レーザースキャナーによってトンネル内の三次元形状を測量し、管理装置によってレーザースキャナーの測量データに基づいてトンネルの施工を管理するシステムを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-003119号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術は、トンネルの内面等の形状を正確に測量するのに適しているが、使用者には高度な測量技術が要求される上、使用目的もトンネルの測量に限られている。
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、住宅の壁、天井および床などのような対象面を簡易に測量できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下の括弧書きで示された参照符号は図1~図9において参照される。
【0006】
請求項1に係る発明によれば、撮像装置(14)によって撮像された映像を入力するとともに、三次元形状計測器(15)によって計測された複数の計測対象点の三次元的な座標値からなる点群データを入力するコンピューター(11)に、
前記三次元形状計測器(15)から入力した点群データの中から、対象面の点群データを抽出して認識する認識処理と、
前記認識処理によって認識された前記対象面の点群データに基づいて、前記撮像装置(14)によって撮像された映像の二次元的なスクリーン座標系に目盛り画像(21,22又は23)を射影変換の写像をして、前記撮像装置(14)によって撮像された映像を背景として、前記目盛り画像(21,22又は23)を前景としてこれらを合成する合成処理と、を実行させる
ことを特徴とするプログラム(17)が提供される。
【0007】
以上のような請求項1に係る発明によれば、撮像装置(14)に撮像された映像中の対象面は遠近感により実際の形状から歪んでいるところ、目盛り画像(21,22又は23)が対象面の点群データにも基づいてその映像の二次元なスクリーン座標系に射影変換されるため、目盛り画像(21,22又は23)も対象面の歪みに合わせて歪む。そのため、対象面に沿う長さ等を目盛り画像(21,22又は23)から正確に計測することができる。また、使用者にとっては、撮像装置(14)に撮像された映像と目盛り画像(21,22又は23)との合成映像を見るだけで、対象面を簡易に測量することができる。
【0008】
請求項2に係る発明によれば、請求項1に記載のプログラム(17)であって、
前記目盛り画像(21,22又は23)が、グリッド模様の像、複数の十字マークを規則的に二次元配列した像、又は、真っ直ぐに延びた第1線分(23a)に沿ってそれよりも短い複数の第2線分(23b)が一定間隔で配列された像である
ことを特徴とするプログラム(17)が提供される。
【0009】
以上のような請求項2に係る発明によれば、目盛り画像(21,22又は23)がグリッド模様の像であれば、対象面に存在する傷および模様などの位置、大きさ及び範囲などをグリッドから簡易に計測することができる。目盛り画像(21,22又は23)が複数の十字マークを規則的に二次元配列した像であれば、対象面に存在するビスなどのような計測対象の数、位置及びそれらの正確性を十字マーク(22a,22b及び22c)から簡易に計測することができる。目盛り画像(21,22又は23)が真っ直ぐに延びた第1線分(23a)に沿ってそれよりも短い複数の第2線分(23b)が一定間隔で配列された像であれば、第1線分(23a)に沿った長さを第2線分(23b)の数などから簡易に計測することができる。
【0010】
請求項3に係る発明によれば、請求項1又は2に記載のプログラム(17)であって、
前記コンピューター(11)に、
前記合成処理により前記目盛り画像(21,22又は23)が前記映像に合成されたライブビュー画面をリアルタイムに表示させる処理
を実行させる
ことを特徴とするプログラム(17)が提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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