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公開番号2025030897
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023136584
出願日2023-08-24
発明の名称納骨堂システム
出願人個人
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250228BHJP(計算;計数)
要約【課題】参拝者にとって魅力のある納骨堂となる納骨堂システムを提供する。
【解決手段】少なくとも正面の壁にスクリーンまたはディスプレイを備えた参拝室と、スクリーンまたはディスプレイに故人の顔画像を表示させる表示手段と、故人の声に模した音声を出力するスピーカとを備えた納骨堂システムにおいて、参拝室を訪れた参拝者に対しての質問をスピーカから出力させる質問出力手段を有することとする。参拝室には、参拝者の発した声が入力されるマイクを設けるとともに、このマイクから出力された音声データから、質問に対して参拝者が肯定的回答をしたか、あるいは否定的回答したかを判定する回答判定手段と、この回答判定手段の出力に応じてスピーカから異なる応答音声を出力する応答出力手段とを設ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも正面の壁に表示手段を備えた参拝室と、
前記表示手段に故人の顔画像を表示させる画像出力手段と、
前記故人の声に模した音声を出力する音声出力手段と
を備えた納骨堂システムにおいて、
前記参拝室を訪れた参拝者に対しての質問を前記音声出力手段から出力させる質問出力手段を有する納骨堂システム。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記参拝室で前記参拝者が発した音声を音声データとする音声入力手段と、
この音声データから前記質問に対して前記参拝者が肯定的回答をしたか、あるいは否定的回答したかを判定する回答判定手段と、
この回答判定手段の出力に応じて前記音声出力手段から異なる応答音声を出力する応答出力手段と
を有する請求項1に記載の納骨堂システム。
【請求項3】
複数の前記参拝者の声が同時に前記音声入力手段に入力されることで、前記回答判定手段が判定エラーを生じさせた場合に、前記音声出力手段から「聞き取れなかった」との音声を出力して、再度、前記質問に対しての回答を促すリピート手段を有する請求項2に記載の納骨堂システム。
【請求項4】
前記故人の関係者の名前情報と生年月日情報と性別情報と前記故人との続柄情報とをあらかじめ登録する関係者情報登録手段と、
この関係者情報登録手段に登録された情報に基づいて前記参拝者への質問を生成する質問生成手段と
を有する請求項1から3のいずれか1項に記載の納骨堂システム。
【請求項5】
参拝する前記参拝者を予め登録する参拝者登録手段と、
前記質問生成手段による質問の生成が終了したのちに前記参拝者の名前を読み上げてお礼の音声を出力するお礼音声出力手段と
を有する請求項4に記載の納骨堂システム。
【請求項6】
前記表示手段は、前記故人の顔画像を三次元表示可能としている請求項1に記載の納骨堂システム。
【請求項7】
前記参拝者登録手段は、前記参拝者が使用する通信機器を用いて参拝するリモート参拝を選択可能としている請求項5に記載の納骨堂システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、納骨堂システムに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
昨今、墓不足の状況だけでなく墓の維持管理の簡便さからも、納骨堂の利用が多くなっている。
【0003】
かつてのロッカー式の納骨堂では、区画されたロッカー状の納骨壇に納骨するだけのものであったが、昨今では、共同で使用する共用墓石へ厨子を自動搬送する機構を設けて(例えば、特許文献1参照。)、従前のお墓の雰囲気を味わえるようにし、参拝者による参拝行為への充足感を高める配慮がなされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-138596号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従前の納骨堂では、室内環境であるために、いつも同じ雰囲気であって変わり映えがなく、また、維持管理の手間もないことから、いつしか足が遠のいていく傾向があり、場合によっては解約が生じるおそれもあった。納骨堂の設置者としては、施設の維持管理のためにも長期間・安定的に利用してもらいたいと考えており、参拝者にとって魅力のある納骨堂を提供したいと考えていた。
【0006】
そこで、本発明は、参拝者の充足感の高い納骨堂システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の納骨堂システムでは、少なくとも正面の壁に表示手段を備えた参拝室と、表示手段に故人の顔画像を表示させる画像出力手段と、故人の声に模した音声を出力する音声出力手段とを備えた納骨堂システムにおいて、参拝室を訪れた参拝者に対しての質問を音声出力手段から出力させる質問出力手段を有することとした。これにより、故人からの語りかけがなされているように感じさせている。
【0008】
また、本発明の納骨堂システムでは、参拝室で参拝者が発した音声を音声データとする音声入力手段と、この音声データから質問に対して参拝者が肯定的回答をしたか、あるいは否定的回答したかを判定する回答判定手段と、この回答判定手段の出力に応じて音声出力手段から異なる応答音声を出力する応答出力手段とを有する。これにより、少なくとも2通りの出力を可能として、機械的な応答と感じさせにくくしている。
【0009】
また、本発明の納骨堂システムでは、複数の参拝者の声が同時に音声入力手段に入力されることで、回答判定手段が判定エラーを生じさせた場合に、音声出力手段から「聞き取れなかった」との音声を出力して、再度、質問に対しての回答を促すリピート手段を有する。これにより、回答判定手段での判定エラーの発生に起因してシステムダウン等が生じるおそれも解消している。
【0010】
また、本発明の納骨堂システムでは、故人の関係者の名前情報と生年月日情報と性別情報と故人との続柄情報とをあらかじめ登録する関係者情報登録手段と、この関係者情報登録手段に登録された情報に基づいて参拝者への質問を生成する質問生成手段とを有する。これにより、質問生成手段によって参拝者の身近な質問を生成可能としている。
(【0011】以降は省略されています)

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