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公開番号2024168386
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023084995
出願日2023-05-23
発明の名称物品
出願人個人,個人
代理人
主分類G06Q 30/018 20230101AFI20241128BHJP(計算;計数)
要約【課題】物品の代金の支払いや、代金が支払われる物品の利便性を向上させる製品販売システムを提供する。
【解決手段】新規支払い先保証システムにおいて、ブロックチェーン75は、保管部734に保管されている物品71の代金757の支払い752aと、NFT(Non-Fungible Token)756の移転752bとを一体的(一体性を示す、破線の楕円の記号752)に行わせるスマートコントラクト(スマコン751)が、ブロックチェーン75に記録されたNFT756を特定する特定情報712を記録する記録部711を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
物品であって、
前記物品の代金の支払いと、当該NFT(Non-Fungible Token)の移転とを、ブロックチェーンに記録されたスマートコントラクト(以下、スマコンと略称する)が一体的にさせるNFTを特定する特定情報を記録する記録部を備える物品。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記ブロックチェーン上において、個別の番号により識別可能な前記NFTに関連する情報を、NFC(Near Field Communication)チップなどである、近距離通信を行う前記記録部に書き込み、請求項1に記載の前記物品が備える前記記録部に書き込まれた前記情報を利用することにより、支払い先を保証するシステム。
【請求項3】
請求項2に記載の支払い先を保証するシステムにおいて、外部NFTマーケットへの接続機能を保持させることにより、製品販売の中継に外部NFTマーケットを利用可能とした支払い先を保証するシステムおよび本システム情報を利用した製品販売システム。
【請求項4】
請求項2に記載の支払い先を保証するシステムにおいて、前記記録部に特定のブロックチェーンの秘密鍵情報を内包させた品質保証システムおよび本システム情報を利用した製品販売システム。
【請求項5】
請求項2または4に記載の支払い先を保証するシステムにおいて提供される、製品とリンクさせたNFT情報を用いて、NFT保有者のみが使用可能なインターネットサービス。
【請求項6】
請求項2または4に記載の支払い先を保証するシステムおよび本システム情報を利用した製品販売システムにおいて構成される、NFT情報の識別により、製品受け取りが可能となる自動受け取りシステム。
【請求項7】
請求項2に記載の支払い先を保証するシステムにおいて、ブロックチェーン上で誰もが確認できる情報をQR(Quick Response)コードに記載し、保有者のみが知るべき情報をNFCチップなどの近距離通信システム内に書き込んだ品質保証システムおよび本システム情報を利用した製品販売システム。
【請求項8】
請求項2または6に記載の支払い先を保証するシステムおよび本システム情報を利用した製品販売システムにおいて構成される、eUTXOに代表される複数のブロックチェーン上のトークン受け取りアドレスを統合するシステムを用いて、受け取り方法を簡易に識別可能にした管理システム。
【請求項9】
請求項2,5,6,8の何れかに記載の支払い先を保証するシステムおよび本システム情報を利用した製品販売システムにおいて構成される、受け取り方法を簡易に識別し、NFT送信者がNFTを送付することにより製品受取が可能なシステム
【請求項10】
請求項2に記載の支払い先を保証するシステムにおいて構成される、システム情報により製品の品質や真贋を保証するシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、代金の支払いがされる物品に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、物品の代金が支払われることがある。
このような物品としては、例えば、梅酒、藍染のバッグ、藍染のタオル、藍染のTシャツ、藍染のシャツなどに加えて、京繍作品、藍染の着物などがある。
物品は、現実の空間にある有体物である。一方で、インターネット上にあるデータなどであるブロックチェーンがある。
【0003】
ブロックチェーンにおいては、NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)があることもある(非特許文献1)。このNFTが、ブロックチェーンにおいて、移転されることがある。
一方で、ブロックチェーンには、スマートコントラクト(以下、スマコンと略称する)が記録されることがある。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
tochi(とち) (著) 「NFTで趣味をお金に変える」青春出版社 2022年12月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
スマコンとしては、ブロックチェーンにおける、一方の処理と一体的に、他方の処理をさせるものが想定される。
一体的にとは、一方の処理だけがされて、他方の処理がされなかったり、一方の処理はされずに、他方の処理だけがされたりすることがないようにされて、一方の処理がされるときには、他方の処理もされ、一方の処理がされないときには、他方の処理もされないようにして、これら一方および他方の2つの処理をさせることをいう。
【0006】
一方、NFTの移転に際して、移転をした対価(NFTの代金)が支払われることが想定される。
この支払いとして、例えば、Cardano(登録商標)のブロックチェーンにおける、ADA(登録商標)での支払いなどの、ブロックチェーンにおける暗号資産での支払いが考えられる。
そこで、スマコンによって、NFTの移転(上記の一方の処理に対応する)に対して一体的に、NFTの上記代金の支払い(他方の処理に対応する)がされるようにして、そのようにさせるスマコンがブロックチェーンに記録されることが想定される。
これにより、一体的にされるなどの、スマコンによる利点を伴った適切な形での支払いがされる。
【0007】
しかしながら、スマコンは、ブロックチェーンに記録され、NFTは、ブロックチェーンにあり、NFTの移転も、ブロックチェーンで行われる。
このため、適切な形で支払いをするための上記のスマコンが、容易に特定されて、容易に、適切な形での支払いができる。
これに対して、梅酒や、藍染品、京縫作品などの物品は、有体物であり、現実の世界にある。
【0008】
そこで、本発明は、現実の世界にある有体物である物品にもかかわらず、物品の代金の支払いが、容易に適切な形でできて、現実の世界の有体物であるにも関わらず、利便性が高いようにできることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
そこで本発明の物品は、物品であって、前記物品の代金の支払いと、当該NFT(Non-Fungible Token)の移転とを、ブロックチェーンに記録されたスマートコントラクト(以下、スマコンと略称する)が一体的にさせるNFTを特定する特定情報を記録する記録部を備える物品である。
【発明の効果】
【0010】
これにより、現実の世界にある有体物である物品であるにも関わらず、利便性が高くできる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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