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公開番号2024169211
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023086492
出願日2023-05-25
発明の名称生成AIとの常時接続システム
出願人個人
代理人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20241128BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザーの生活の質の向上に貢献する生成AIから知識・ノウハウの提供する方法、システム、装置、プログラム及び記録媒体を提供する.
【解決手段】情報端末装置1、2は、入力部で把握した画像を、情報端末装置5の受信部3が受信し、情報端末装置5の受発信部から、インターネットを経由して、サーバーの情報変換部1に伝達する。情報変換部1は、受信した映像データを画像キャプションでテキスト情報に変換し、音声データを音声自動認識技術でテキスト情報に変換する。分析部は、変換されたテキスト情報を、生成AIで学習し、学習されたユーザーの日常生活体験情報や、ユーザーからの指示をもとに、適切な情報やアドバイスを生成し、情報変換部2と連携して、学習済みの生成AIからユーザー宛のメッセージとしての文字情報を音声情報に変換し、該文字情報と音声情報を、発信部3に伝達する。発信部3は、前記情報を情報端末装置3、4に伝達する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
検知した映像と音声を生成AIが分析した結果をユーザーに応答するシステムにおいて、前記システムが、ウェアラブルな情報端末装置を利用することにより、映像や音声の情報の入出力を常時接続する機能を有し、前記常時接続により、前記システムが使用される都度ではなく、常時にわたって情報の入出力が可能となることでユーザーに有益な情報提供が可能となることを特徴とする方法
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
ユーザーが所持するウェアラブルな情報端末装置1内に設置された映像を把握する入力部1と、有線または無線回線を経由して前記情報端末装置1から前記映像情報を発信する発信部1と、ユーザーが所持するウェアラブルな情報端末装置2内に設置された音声を把握する入力部2と、有線または無線回線を経由して前記情報端末装置2から前記音声情報を発信する発信部2と、ウェアラブルな情報端末装置5内に設置された前記情報端末装置1及び前記情報端末装置2から発信された前記映像情報や音声情報を受信する受信部3と、前記情報端末装置5からサーバーに対して、インターネット回線を経由して情報の受発信を行う受発信部と、前記受発信部より受信した映像情報はサーバー内で画像キャプションにより文字情報に変換し、音声情報は音声自動変換により文字情報に変換する情報変換部1と、前記情報変換部1で変換された文字情報や変換前の映像情報や音声情報を受発信部経由、または直接情報変換部1から受信し、生成AIに学習させ、学習済の生成AIにユーザーあて文字情報を作成させる分析部と、前記分析部で作成された文字情報を受発信部経由、または直接分析部から受信し、音声情報に変換する情報変換部2と、前記分析部で作成された文字情報と前記情報変換部2で変換された音声情報をユーザーが所持するウェアラブルな情報端末装置3宛て発信する発信部3と、前記発信部3で発信された音声情報をユーザーが所持するウェアラブルな情報端末装置3で受信する受信部1と、前記受信部1で受信した音声情報を出力する出力部1と、前記発信部3で発信された文字情報をユーザーが所持するウェアラブルな情報端末装置4で受信する受信部2と、前記受信部2で受信した文字情報を出力する出力部2とからなり、検知した映像と音声を生成AIが分析した結果をユーザーに応答するシステムにおいて、ウェアラブルな情報端末装置を利用することにより、映像や音声の情報の入出力を常時接続する機能を有し、前記常時接続により、使用される都度ではなく、常時にわたって情報の入出力が可能であることを特徴とする方法
【請求項3】
サーバーの情報変換部1が、画像および音声より人物を特定する機能を有し、特定した人物情報を情報端末装置5の受発信部を通じて、または受発信部を仲介せず、直接にサーバーの分析部に伝える機能を追加で有することを特徴とする請求項1から2のいずれかに記載の方法
【請求項4】
ユーザーは、ウェアラブルな情報端末装置から、生成AIに指示をすることができることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の方法
【請求項5】
請求項4の指示がない場合でも、生成AIからユーザーに情報発信することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の方法
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項のシステムに用いられるサーバー装置
【請求項7】
請求項2に記載の情報端末装置1及び情報端末装置2から情報を受信する受信部3と、サーバーの情報発信部1、分析部、情報発信部2と受発信する受発信部と、情報端末装置3及び情報端末装置4宛て情報を発信する発信部3とを有することで、検知した映像と音声を生成AIが分析した結果をユーザーに応答するシステムにおいて、ウェアラブルな情報端末装置を利用することにより、映像や音声の情報の入出力を常時接続する機能を有し、前記常時接続により、使用される都度ではなく、常時にわたって情報の入出力が可能であることを特徴とするクライアント装置
【請求項8】
コンピュータに、請求項1から7のいずれかに記載の処理方法及び装置を実行させるためのプログラム、及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
【請求項9】
請求項1~5のいずれか1項に記載の方法を実現するための、ウェアラブルな情報端末装置1、ウェアラブルな情報端末装置2、ウェアラブルな情報端末装置3、ウェアラブルな情報端末装置4、およびウェアラブルな情報端末装置5を含むシステム
【請求項10】
請求項9に記載のシステムにおいて、ウェアラブルな情報端末装置1、2がウェアラブルグラス、ウェアラブルな情報端末装置3がワイヤレスイヤホン、ウェアラブルな情報端末装置4,5がスマートフォンであることを特徴とするシステム
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ウエラブル端末を常時接続した生成AIシステム、サーバおよび端末装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
ウェブ情報など大量の情報を学習した大規模言語モデルである生成AIは、生成AIに要求事項としてプロンプトを送り、生成AIからその回答を受け取ることで、私たちは膨大な知識を容易に入手することができるようになった。また、情報を生成AIに追加学習させることが可能で、当該追加情報を反映した回答を得ることができる。このような機能を持つ生成AIは、知識やノウハウを問い合わせる上では非常に便利なツールである。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
「ジョブ型人事クラウドJOB Scopeを提供するDEFiDE 1on1面談のテキスト化と要約・面談者の感情分析機能を提供 フィードバック面談時の重要ポイントと面談相手の感情をAIで分析しデジタル化」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000004868.html)令和5年5月日確認。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
生成AIから知識・ノウハウの提供を受けるためには、生成AIへの要求事項を何らかの方法で能動的に伝える必要がある。この要求事項も内容によっては、単純な言葉の意味の問い合わせだけでなく、個人が日常生活の中で体験した内容を踏まえた高度なアドバイスまで多様にある。高度な要求事項を伝えるためには、体験を要約し生成AIに伝えることが必要なため、時間と手間を要することになる。 私たちが日常生活を送る中で、様々な場面に遭遇するが、会話などの流れに適切に対応した知識・ノウハウを持っていなかった場合、生成AIを活用するニーズが高くなるが、体験内容の要約が必要なため、生成AIへの要求事項の伝達が即時に行えない現状である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
生成AIに質問する場合に、ユーザーのそれまでの体験を要約して説明する手間を省き、かつ正確な情報連携を実現するために、ウェアラブルな端末装置により、常時、映像と音声を把握し、生成AIに伝達しておくことで、ユーザーは状況説明のために要約した文字情報を生成AIに伝達する手間なく、即時にその場の状況に応じた知識・ノウハウ等の情報提供をウェアラブル端末装置とサーバーのAIとのやり取りを通じて実現できる。
【発明の効果】
【0006】
本発明により、ウェアラブルな端末装置を活用して、ユーザーの日常生活の映像や音声をリアルタイムで生成AIに伝達することが可能になる。これにより、ユーザーは状況説明のための文字情報を生成AIに伝達する手間を省くことができ、その場の状況に応じた知識・ノウハウ等の情報提供を即時に受け取ることが可能となる。このシステムは、会話や問題解決などのさまざまな状況で役立つ情報提供を効率的に行うことができるため、ユーザーの生活の質を向上させることが期待される。
また、生成AIはユーザーの日常生活で得た情報を継続的に学習することで、よりパーソナライズされたアドバイスやサポートを提供することができる。これにより、ユーザーは自分に適した情報やサービスを得ることができ、日常生活における様々な課題に対処する上での効果的な支援を受けることができる。
以上のように、本発明はウェアラブルな端末装置と生成AIを組み合わせることで、ユーザーの日常生活における情報提供とサポートを効率的かつ適切に行うことができるシステムを提供し、ユーザーの生活の質の向上に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態に係る全体の構成例を概略的に示す図である。
図2は、実施形態に係るサーバーとウェアラブルな情報端末装置との構成例を示すブロック図である。
図3は、実施形態に係るサーバーとウェアラブルな情報端末装置との動作例を示すシーケンスである。
図4は、実施形態に係るサーバーの情報変換部1に人物特定機能及び指示判別機能を加えた動作例を示すシーケンスである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、実施形態に係るシステムの全体構成を概略的に示す図である。なお、図に付した番号や記号は、以下では()内で表示する。
本発明を実施するために、ユーザーはウェアラブル端末装置(例:スマートグラス、スマートウォッチ、スマートフォン、ワイヤレスイヤホン)を日常生活で使用する。このウェアラブルな情報端末装置には、映像及び音声を取得・出力するためのカメラ、マイク、スピーカー、液晶版が搭載されている。ウェアラブル端末装置が取得した映像及び音声データは、無線通信技術(例:Bluetooth、Wi-Fi)を用いてインターネット経由でサーバーに送信される。
【0009】
情報端末装置1(10)の入力部1(101)で把握した画像は、発信部1(102)からBluetoothなどの通信技術により情報端末装置5(50)の受信部3(501)で受信され、情報端末装置5(50)の受発信部(502)から、Wi-Fiや携帯電話回線を使ったインターネットを経由して、サーバー(60)の情報変換部1(601)に伝達される。
【0010】
情報端末装置2(20)の入力部2(201)で把握した音声は、発信部2(202)からBluetoothなどの通信技術により情報端末装置5(50)の受信部3(501)で受信され、情報端末装置5(50)の受発信部(502)から、Wi-Fiや携帯電話回線を使ったインターネットを経由して、サーバー(60)の情報変換部1(601)に伝達される。
(【0011】以降は省略されています)

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