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公開番号
2025030267
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023135415
出願日
2023-08-23
発明の名称
情報処理装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/06 20060101AFI20250228BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ストレージデバイスへのデータの書き込み頻度を低減させることができる情報処理装置を提供すること。
【解決手段】情報処理装置10は、車両1に搭載されるとともに、セル単位で書き換え可能なストレージデバイス14を管理する情報処理装置10であって、車両1において実行される複数のアプリケーション121の各々から収集タイミングにデータを収集することと、収集した複数のデータを一つの統合データに統合することと、ストレージデバイス14への統合データの書き込みを要求するコマンドである第1コマンドを実行することと、第1コマンドに基づいた統合データのストレージデバイス14への書き込みを即時に実行させるコマンドである第2コマンドを実行することと、を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載されるとともに、セル単位で書き換え可能なストレージデバイスを管理する情報処理装置であって、
前記車両において実行される複数のアプリケーションの各々から収集タイミングにデータを収集することと、
収集した複数の前記データを一つの統合データに統合することと、
前記ストレージデバイスへの前記統合データの書き込みを要求するコマンドである第1コマンドを実行することと、
前記第1コマンドに基づいた前記統合データの前記ストレージデバイスへの書き込みを即時に実行させるコマンドである第2コマンドを実行することと、を実行する、
情報処理装置。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記収集タイミングには、前記車両の電源スイッチがオフにされたタイミングが含まれる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
電力の供給モードとして、常時電源モードと、補助電源モードとが用意されており、
前記供給モードとして前記補助電源モードが選択されている場合、前記供給モードとして前記常時電源モードが選択されている場合と比較して、電源から給電される車載器の数が多くなるようになっており、
前記車両の周辺にユーザが接近すると、前記常時電源モードから前記補助電源モードに切り替わり、ユーザが前記車両の周辺から離れると、前記補助電源モードから前記常時電源モードに切り替わるようになっており、
前記収集タイミングには、前記補助電源モードから前記常時電源モードに切り替わるタイミングが含まれる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
読み出しタイミングにおいて、前記ストレージデバイスから前記統合データを読み出すことと、
前記統合データに基づいて、前記複数のアプリケーションの各々に前記データを提供することと、を実行する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記ストレージデバイスには、前記第2コマンドの実行前の前記ストレージデバイスの状態を示す第1状態情報と、前記第2コマンドの実行後の前記ストレージデバイスの状態を示す第2状態情報とが記憶されており、
前記ストレージデバイスから前記統合データの読み出す際に、前記第2コマンドの実行結果を取得することと、
前記実行結果が、前記第2コマンドの成功を示す場合には、前記第2状態情報を読み出し、前記実行結果が、前記第2コマンドの失敗を示す場合には、前記第1状態情報を読み出すことと、を実行する
請求項1に記載の情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、NAND型フラッシュメモリは、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Safe Driver)カード、及びフラッシュSSD(Solid State Drive)等の記憶装置として広く使用されている。特許文献1には、NAND型フラッシュメモリへの書き込み処理に用いられるキャッシュメモリの記憶領域を効率的に用いるために、データを書き込む前に、書き込み対象のデータをマージする技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-9457号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、NAND型フラッシュメモリの書き込み回数には、上限がある。このため、NAND型フラッシュメモリを備える情報処理装置にあっては、当該メモリへのデータの書き込み頻度を低下させることが好ましい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成する情報処理装置は、車両に搭載されるとともに、セル単位で書き換え可能なストレージデバイスを管理する情報処理装置であって、前記車両において実行される複数のアプリケーションの各々から収集タイミングにデータを収集することと、収集した複数の前記データを一つの統合データに統合することと、前記ストレージデバイスへの前記統合データの書き込みを要求するコマンドである第1コマンドを実行することと、前記第1コマンドに基づいた前記統合データの前記ストレージデバイスへの書き込みを即時に実行させるコマンドである第2コマンドを実行することと、を実行する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ストレージデバイスへのデータの書き込み頻度を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、情報処理装置を搭載した車両の説明に用いられる図である。
図2は、書き込み処理の説明に用いられるフローチャートである。
図3は、読み出し処理の説明に用いられるフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<実施形態>
以下、情報処理装置の一実施形態を、図1~図3に従って説明する。
<車両1の全体構成>
図1に示すように、車両1は、例えば、情報処理装置10と、情報処理装置10に電力を供給する電源装置20とを備える。情報処理装置10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、ストレージデバイス14と、を備えるコンピュータである。情報処理装置10が備える各種構成は、内部バス15を介して互いに通信可能となっている。
【0009】
ROM12には、車両1において実行される複数のプログラムが記憶されている。情報処理装置10は、CPU11が各プログラムを実行することにより、各種機能を実現する。ここでいう「機能」は、車両1の走行に関する機能や、車両1のファームウェアを自動で更新する機能などを含んでいる。以下、ROM12には、データ統合機能を実現する統合アプリケーション120を実現するプログラムと、第1機能を実現するアプリケーション121Aを実現するプログラムと、第2機能を実現するアプリケーション121Bを実現するプログラムと、第3機能を実現するアプリケーション121Cを実現するプログラムとが予め記憶されているものとする。なお、ROM12に記憶されているプログラムは一例であって、これに限られない。以降の説明において、アプリケーション121A、アプリケーション121B、及びアプリケーション121Cを互いに区別しない場合には、単にアプリケーション121と記載する。
【0010】
ストレージデバイス14は、各種プログラム、及び各種データが記憶可能である。ストレージデバイス14は、セル単位で電気的にデータを書き換え可能な不揮発性メモリである。具体的には、ストレージデバイス14は、NAND型フラッシュメモリにより実現される。したがって、ストレージデバイス14には、書き込み上限回数がある。ストレージデバイス14に対する書き込み回数は、何かしらのデータを同一のメモリセルに書き込んだ回数に相当する。したがって、「書き込み」とは、空のメモリセルに情報を書き込むことはもちろん、既に情報を書き込み済みのメモリセルの記憶内容を上書きすることも含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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