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公開番号
2025029621
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023134328
出願日
2023-08-22
発明の名称
電池評価システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20250228BHJP(計算;計数)
要約
【課題】精度良く二次電池の評価を行うことが可能な電池評価システムを提供すること。
【解決手段】本開示にかかる電池評価システムは、評価対象の二次電池に関する情報を受信する受信部と、受信した二次電池に関する情報から、複数の評価項目に関する情報を抽出する抽出部と、抽出した複数の評価項目に関する情報のそれぞれについての評価を行うとともに、複数の評価結果と複数の評価結果に対応する複数の重み係数とに基づいて二次電池についての総合評価を行う、評価部と、二次電池についての総合評価の結果を少なくとも出力する出力部と、を備えた、電池評価システムであって、複数の評価項目には、少なくとも二次電池の使用開始時点から評価時点までの温度頻度分布についての評価項目が含まれ、評価部は、二次電池の温度頻度分布の基準の温度頻度分布からの乖離度合いに基づいて、二次電池の温度頻度分布についての評価を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
評価対象の二次電池に関する情報を受信する受信部と、
受信した前記二次電池に関する情報から、複数の評価項目に関する情報を抽出する抽出部と、
抽出した前記複数の評価項目に関する情報のそれぞれについての評価を行うとともに、複数の評価結果と当該複数の評価結果に対応する複数の重み係数とに基づいて前記二次電池についての総合評価を行う、評価部と、
前記二次電池についての総合評価の結果を少なくとも出力する出力部と、
を備えた、電池評価システムであって、
前記複数の評価項目には、少なくとも前記二次電池の使用開始時点から評価時点までの温度頻度分布についての評価項目が含まれ、
前記評価部は、前記二次電池の温度頻度分布の基準の温度頻度分布からの乖離度合いに基づいて、前記二次電池の温度頻度分布についての評価を行う、
電池評価システム。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記複数の評価項目には、少なくとも前記二次電池の容量についての評価項目が含まれる、
請求項1に記載の電池評価システム。
【請求項3】
前記複数の評価項目には、少なくとも前記二次電池の使用開始時点から評価時点までの経過時間についての評価項目が含まれる、
請求項1に記載の電池評価システム。
【請求項4】
前記複数の評価項目には、少なくとも前記二次電池の使用開始時点からの評価時点までの平均温度についての評価項目が含まれる、
請求項1に記載の電池評価システム。
【請求項5】
前記評価部は、前記複数の評価結果のそれぞれに当該複数の評価結果に対応する前記複数の重み係数を乗じたうえで、それらの乗算結果を足し合わせることによって、前記二次電池についての総合評価を算出する、
請求項1に記載の電池評価システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電池評価システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年では、リチウムイオン電池などの二次電池についての正確な評価が求められている。例えば、特許文献1には、対象車両に搭載された二次電池の相対的な劣化度合いを導出して当該対象車両の利用者に提示する提示装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/045033号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、二次電池の評価項目に、例えば二次電池の使用開始時点から評価時点までの温度頻度分布等についての評価項目が含まれていない。そのため、特許文献1では、使用開始時点から評価時点までの平均温度が同じ二つの二次電池に対して、使用開始時点から評価時点までの温度頻度分布のばらつきが異なるにも拘わらず、同じ価値があると評価してしまう可能性がある。つまり、特許文献1では、精度良く二次電池の評価を行うことができない、という課題があった。
【0005】
本開示は、以上の背景に鑑みなされたものであり、精度良く二次電池の評価を行うことが可能な電池評価システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示にかかる電池評価システムは、評価対象の二次電池に関する情報を受信する受信部と、受信した前記二次電池に関する情報から、複数の評価項目に関する情報を抽出する抽出部と、抽出した前記複数の評価項目に関する情報のそれぞれについての評価を行うとともに、複数の評価結果と当該複数の評価結果に対応する複数の重み係数とに基づいて前記二次電池についての総合評価を行う、評価部と、前記二次電池についての総合評価の結果を少なくとも出力する出力部と、を備えた、電池評価システムであって、前記複数の評価項目には、少なくとも前記二次電池の使用開始時点から評価時点までの温度頻度分布についての評価項目が含まれ、前記評価部は、前記二次電池の温度頻度分布の基準の温度頻度分布からの乖離度合いに基づいて、前記二次電池の温度頻度分布についての評価を行う。この電池評価システムは、二次電池の評価項目として、二次電池の温度頻度分布についての評価項目を含むため、より精度良く二次電池の評価を行うことができる。
【発明の効果】
【0007】
本開示により、精度良く二次電池の評価を行うことが可能な電池評価システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1にかかる電池評価システムの構成例を示す図である。
図1に示す電池評価システムに設けられた電池評価装置の動作を示すフローチャートである。
図1に示す電池評価システムに設けられた電池評価装置による、二次電池の複数の評価項目に関する情報についての評価の流れ、を示すフローチャートである。
経過年数が共通の複数の二次電池の、残存容量の頻度分布を示す図である。
評価対象の二次電池の使用開始時点から評価時点までの温度の頻度分布を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
【0010】
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1にかかる電池評価システム1の構成例を示す図である。電池評価システム1は、リチウムイオン電池などの充電可能な二次電池(バッテリ)の価値を評価するシステムである。ここで、電池評価システム1は、二次電池の評価項目に、二次電池の温度頻度分布についての評価項目を含めることにより、より精度良く二次電池の評価を行うことができる。以下、具体的に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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