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公開番号2024179884
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023099177
出願日2023-06-16
発明の名称印刷データを送信する方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B41J 29/38 20060101AFI20241219BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】多様な機能を備える印刷装置において、印刷データを効率的に送信する。
【解決手段】本発明の一実施形態は、印刷データを送信する方法であり、データ長が固定された第1データ部を生成する工程と、データ長が可変の第2データ部を生成する工程と、前記第1データ部と前記第2データ部とを所定の順序で組み合わせて前記印刷データを送信する工程と、を含み、前記第1データ部は、複数の情報部を含み、前記第2データ部は、複数の付帯情報部を含むことができ、前記第1データ部に含まれる第1情報部は、前記第2データ部における前記複数の付帯情報部の個々の有無を示し、第2情報部は、複数の合成データを含み、前記送信する工程において、前記複数の合成データは夫々ビット分割され、前記ビット分割された合成データのうちビット長の少ない方が、1パケット内に連続して配置される。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
印刷装置においてシリアル伝送方式で印刷データを送信する方法であって、
データ長が固定された第1データ部を生成する工程と、
データ長が可変の第2データ部を生成する工程と、
前記第1データ部と前記第2データ部とを所定の順序で組み合わせて前記印刷データを送信する工程と、
を含み、
前記第1データ部は、複数の情報部を含み、
前記第2データ部は、複数の付帯情報部を含むことが可能であり、
前記第1データ部に含まれる前記複数の情報部の1つである第1情報部は、前記第2データ部における前記複数の付帯情報部の個々の有無を示し、
前記複数の情報部の1つである第2情報部は、複数の合成データを含み、
前記送信する工程において、前記複数の合成データはそれぞれビット分割され、前記ビット分割された合成データのうちビット長の少ない方が、1つのパケット内に連続して配置される、
ことを特徴とする方法。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記ビット分割された合成データのうちビット長の少ない方が、前記第2情報部において1つのパケット内に連続して配置される、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ビット分割された合成データのうちビット長の少ない方が、前記複数の付帯情報部の1つである第1付帯情報部に割り付けされる、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記合成データの一部が割り付けられる前記付帯情報部において、前記合成データの最上位ビットから下位ビット方向に向けて、予め決められたビット長の上位ビット列が配置されているか、又は、前記合成データの最下位ビットから上位ビット方向に向けて、予め決められたビット長の下位ビット列が配置されている、
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記上位ビット列に対する前記予め決められたビット長は、前記合成データが取り得る最大値に応じて決まる、
請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記下位ビット列に対する前記予め決められたビット長は、前記合成データの分解能に応じて決まる、
請求項4に記載の方法。
【請求項7】
回路ブロックを更に有し、
前記合成データは、前記回路ブロックの動作タイミングを設定するデータである、
請求項4に記載の方法。
【請求項8】
前記回路ブロックは、素子基板に作られる印刷素子に流す電流をスイッチする回路を含む、
請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記1つのパケットは、ダミーデータと、前記ビット分割された合成データのうちビット長の少ない方とを含む、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項10】
前記複数の合成データのそれぞれのデータ長は、同一である、
請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、印刷データを送信する技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
印刷装置は、インク等の液体を吐出するための複数のノズルが配列された印刷ヘッドを有する。例えば外部装置(パーソナルコンピュータ等)から印刷装置に印刷ジョブが入力された場合、印刷ヘッドには、該印刷ジョブに基づく印刷データが送信され、印刷ヘッドは、該送信された印刷データに基づいて液体を吐出する。この印刷データは、所定の単位で送信され、パケット等と呼ばれる。
【0003】
特許文献1には、シリアル方式でデータを送信する際に、送信対象となるデータに、当該データのデータ長を特定するための情報を包含させることで、送信単位毎のデータのサイズを可変とすることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平5-347649号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
昨今の印刷装置は、従来と比べ多様な機能を有することから、送信対象の印刷データの大容量化の傾向があり、送信の迅速性が求められているところ、特許文献1の技術では、当該印刷装置において、印刷データを効率的に送信できるとは言い難い。そのため、印刷データ送信のため更なる改善が求められている。
【0006】
そこで本開示は、多様な機能を備える印刷装置において、印刷データを効率的に送信することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態は、印刷装置においてシリアル伝送方式で印刷データを送信する方法であって、データ長が固定された第1データ部を生成する工程と、データ長が可変の第2データ部を生成する工程と、前記第1データ部と前記第2データ部とを所定の順序で組み合わせて前記印刷データを送信する工程と、を含み、前記第1データ部は、複数の情報部を含み、前記第2データ部は、複数の付帯情報部を含むことが可能であり、前記第1データ部に含まれる前記複数の情報部の1つである第1情報部は、前記第2データ部における前記複数の付帯情報部の個々の有無を示し、前記複数の情報部の1つである第2情報部は、複数の合成データを含み、前記送信する工程において、前記複数の合成データはそれぞれビット分割され、前記ビット分割された合成データのうちビット長の少ない方が、1つのパケット内に連続して配置される、ことを特徴とする方法である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によると、多様な機能を備える印刷装置において、印刷データを効率的に送信することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
印刷装置の構成を示す図
印刷ヘッドの構成を示すブロック図
素子基板に入力されるデータ及び信号のタイミングチャート
素子基板の構成を示す図
送信1回分の印刷データDtのデータ構造を示す図
付帯情報特定部の内容を示す図
各モードに対応する印刷データDtのデータ構造を示す図
情報部infのビット配列を示す図
論理部の構成を示すブロック図
信号HEATを生成する動作を説明するための図
駆動素子等の動作を説明するためのタイミングチャート
3枚のシートに印刷するケースのモード遷移を示す図
送信1回分の印刷データDtのデータ構造を示す図
付帯情報特定部の内容を示す図
情報部infのビット配列を示す図
信号HEATを生成する動作を説明するための図
情報部infのビット配列を示す図
信号HEATを生成する動作を説明するための図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら、本開示の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は、特許請求の範囲に係る発明を必要以上に限定する趣旨ではない。また、以下の実施形態には複数の特徴が記載されているが、該複数の特徴の全てが、本開示の課題解決に必須のものとは限らない。この複数の特徴は任意に組み合わせられても良い。さらに、添付図面においては、同一又は同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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