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公開番号2025001550
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-08
出願番号2023101187
出願日2023-06-20
発明の名称画像形成装置、画像形成方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類B41J 25/20 20060101AFI20241225BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 印刷媒体における印刷の位置ずれの有無を分かりやすくするための技術を提供すること。
【解決手段】 搬送される印刷媒体に印刷されている第1マークを検出したタイミングから、該第1マークが第1印刷部の印刷位置に到達するタイミングまでの第1期間を取得する。第1マークに重ねて印刷するための第2マークを、第1マークを検出したタイミングから第1期間が経過したタイミングで印刷媒体に対して印刷するよう第1印刷部を制御する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
搬送される印刷媒体に印刷されている第1マークを検出したタイミングから、該第1マークが第1印刷部の印刷位置に到達するタイミングまでの第1期間を取得する取得手段と、
前記第1マークに重ねて印刷するための第2マークを、前記第1マークを検出したタイミングから前記第1期間が経過したタイミングで前記印刷媒体に対して印刷するよう前記第1印刷部を制御する印刷制御手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記印刷制御手段は、さらに、搬送される印刷媒体に対して前記第1マークを印刷するよう第2印刷部を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記印刷制御手段は、前記印刷媒体における前記第1マークと前記第2マークとを検出し、該第1マークと該第2マークとの位置ずれはないと判断した場合には、該検出のタイミングから、前記第1マークが第3印刷部の印刷位置に到達するタイミングまでの第2期間を取得し、前記第2マークに重ねて印刷するための第3マークを、該検出のタイミングから前記第2期間が経過したタイミングで前記印刷媒体に対して印刷するよう前記第3印刷部を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記印刷制御手段は、前記第1マークと前記第2マークとの位置ずれがあると連続して判断したページ数が閾値以上となった場合には、該位置ずれ量に基づいて、前記印刷媒体における前記第2マークの印刷位置を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記印刷制御手段は、前記第2マークの各部をそれぞれ異なる色で印刷することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記印刷媒体はロール紙であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
画像形成装置の制御方法であって、
前記画像形成装置の取得手段が、搬送される印刷媒体に印刷されている第1マークを検出したタイミングから、該第1マークが第1印刷部の印刷位置に到達するタイミングまでの第1期間を取得する取得工程と、
前記画像形成装置の印刷制御手段が、前記第1マークに重ねて印刷するための第2マークを、前記第1マークを検出したタイミングから前記第1期間が経過したタイミングで前記印刷媒体に対して印刷するよう前記第1印刷部を制御する印刷制御工程と
を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、下地の上に画像や文字などの印刷情報を印刷する画像形成システムでは、下地の位置を検知するためにアイマークを用いて印刷の制御を行う。このような画像形成システムでは、搬送時の紙揺れなどが原因で、下地と印刷情報との間に位置ずれが生じることがある。しかし、この位置ずれがデザインによるものなのか見分けが付きづらく、位置ずれなのか判断することが難しい場合がある。特許文献1では、下地に事前に位置認識基準マークを設けておき、印刷情報の印刷時に印刷位置確認マークを印刷し、この二つのマークの位置からずれを検知する手法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-272089号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に開示の技術では、被印刷領域周辺に四点の位置認識基準マークを設ける必要があり、位置認識基準マークを設ける手間がかかることや、四点を打つためのスペースが必要になるという課題が存在する。本発明では、印刷媒体における印刷の位置ずれの有無を分かりやすくするための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一様態は、搬送される印刷媒体に印刷されている第1マークを検出したタイミングから、該第1マークが第1印刷部の印刷位置に到達するタイミングまでの第1期間を取得する取得手段と、前記第1マークに重ねて印刷するための第2マークを、前記第1マークを検出したタイミングから前記第1期間が経過したタイミングで前記印刷媒体に対して印刷するよう前記第1印刷部を制御する印刷制御手段とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、印刷媒体における印刷の位置ずれの有無を分かりやすくするための技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
画像形成システムの構成例を示す図。
画像形成システム200における主要な構成例を示すブロック図。
画像形成装置100の動作のフローチャート。
画像形成装置100による印刷中のロール紙400の様子を示す図。
画像形成装置100による印刷中のロール紙500の様子を示す図。
画像形成装置100による印刷中のロール紙600の様子を示す図。
画像形成装置100の動作のフローチャート。
画像形成装置100による印刷中のロール紙800の様子を示す図。
画像形成装置100の動作のフローチャート。
位置ずれ確認マークを示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0009】
[第1の実施形態]
先ず、本実施形態に係る画像形成システムの構成例について、図1を用いて説明する。図1に示す如く、本実施形態に係る画像形成システムは、給紙装置103、画像形成装置100、UI(ユーザインターフェース)操作パネル101、制御用PC(パーソナルコンピュータ)114、排紙装置104、を有する。
【0010】
先ず、給紙装置103について説明する。給紙装置103は、連続した印刷(画像形成)が可能な連続紙であるロール紙110を後段の画像形成装置100に供給する装置である。給紙装置103は、回転軸112を中心にロール紙110の紙管を回転させてその紙管に巻かれているロール紙110を複数のローラ(搬送ローラ、給紙ローラなど)、斜行補正装置109を経由して一定の速度で画像形成装置100に向けて搬送する。画像形成装置100に向けて搬送されるロール紙110は、斜行補正装置109で斜行が補正されたロール紙である。
(【0011】以降は省略されています)

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