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公開番号
2025002403
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102571
出願日
2023-06-22
発明の名称
情報処理装置及び情報処理装置の制御方法とプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20241226BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】二次元バーコードを表示することで、ユーザを認可用のWebページに誘導して認可させるシステムで、二次元バーコードを用いた処理が完了する前にスリープしてしまうことがある。
【解決手段】情報処理装置は、最後の操作から所定のスリープ時間が経過すると、動作状態から、電力消費量がより少ないスリープ状態に遷移するスリープ機能を有する。また情報処理装置は、表示部と通信部と制御部とを有し、認可サーバから、ユーザによる権限移譲の認可を行うためのアクセス先を示すアクセス先情報を受信し、アクセス先情報をコード画像として表示し、アクセス先にアクセスしたユーザによる権限移譲の認可に応じて発行されるアクセストークンを認可サーバに要求し、記コード画像を表示している間は、スリープ状態への遷移を行わない。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
最後の操作から所定のスリープ時間が経過すると、動作状態から、電力消費量がより少ないスリープ状態に遷移するスリープ機能を有する情報処理装置であって、
画像を表示する表示手段と、
認可サーバと通信するための通信手段と、
制御手段とを有し、
前記制御手段は、
前記認可サーバから、ユーザによる権限移譲の認可を行うためのアクセス先を示すアクセス先情報を、前記通信手段を介して受信し、前記アクセス先情報をコード画像として前記表示手段により表示し、
前記通信手段を介して、前記アクセス先にアクセスしたユーザによる権限移譲の認可に応じて発行されるアクセストークンを前記認可サーバに要求し、
前記コード画像を表示している間は、前記スリープ状態への遷移を行わない
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記制御手段は、前記アクセス先情報とともに当該アクセス先情報の有効期限を受信し、前記認可サーバから前記アクセストークンを前記有効期限までに取得できなかった場合には、前記最後の操作から前記所定のスリープ時間が経過すると前記スリープ状態へと遷移する
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項3】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記制御手段は、前記認可サーバから前記アクセストークンを取得した場合には、前記最後の操作から前記所定のスリープ時間が経過すると前記スリープ状態へと遷移する
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項4】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記制御手段は、前記認可サーバから、前記アクセストークンの要求の終了を示す応答を受信した場合には、前記最後の操作から前記所定のスリープ時間が経過すると前記スリープ状態へと遷移する
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項5】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
ユーザによる入力を受け付ける入力手段を更に有し、
前記制御手段はさらに、前記入力手段により前記コード画像を閉じるための閉じる操作に応じて前記コード画像の表示を閉じ、
前記閉じる操作を除く、現在表示中の画面を他の画面に遷移させる操作が行われた場合には、前記コード画像を表示している間は、前記コード画像の表示が閉じられるまで、前記画面の遷移を遅延させる
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
ユーザによる入力を受け付ける入力手段を更に有し、
前記制御手段はさらに、前記入力手段により前記コード画像を閉じるための閉じる操作に応じて前記コード画像の表示を閉じ、
前記閉じる操作を除く、現在表示中の画面を消す操作が行われた場合には、前記コード画像を表示している間は、前記コード画像の表示が閉じられるまで、前記画面を消すことを遅延させる
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項7】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記制御手段は、前記アクセストークンを前記認可サーバから取得すると、前記アクセストークンを、アクセスのために前記ユーザの権限が必要なアクセス先に対して送信してアクセスする
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項8】
請求項7に記載の情報処理装置であって、
前記アクセス先はメールサーバを含み、
前記制御手段は、メールの送信の指示に応じて前記メールサーバへアクセスするためのアクセストークンを前記認可サーバから取得し、前記メールサーバを介してメールを送信する
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項9】
請求項7に記載の情報処理装置であって、
前記アクセス先はストレージサーバを含み、
前記制御手段は、ファイルの送信の指示に応じて前記ストレージサーバへアクセスするためのアクセストークンを前記認可サーバから取得し、前記ストレージサーバへファイルを送信する
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項10】
請求項1乃至9のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
前記情報処理装置はさらに、最後の操作から所定の時間が経過すると、動作状態から、電源をオフにする自動シャットダウン機能をさらに有し、
前記コード画像を表示している間は、前記自動シャットダウン機能により電源をオフにしない
ことを特徴とする情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
発明は情報処理装置およびその源制御方法とプログラムに関し、例えばOAuth2.0認可デバイスフローに従ってユーザ権限を委譲されるデバイスに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年の画像形成装置においては、ユーザをWebサイトへアクセスさせることや、アクセスポイントへ接続させるために、二次元バーコードなどのコード画像を用いて誘導することが多い。たとえばOAuth2.0の認可デバイスフローに従ってデバイスで実行されているアプリケーションにユーザ権限を委譲する場合、デバイスは、ユーザ認証を行うためのURL等を含む情報を二次元バーコードなどで表示する。ユーザは端末等でそれを読んで取得したURLにアクセスしてデバイスへの権限委譲を認可する。
しかし二次元バーコードを画像通信装置に表示させるためには、操作部を複数操作することが求められるなど、複雑であった(特許文献1等参照)。また複雑な操作でないにしても、不慣れな操作には時間がかかる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-79686号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このため、一定時間無操作であると電源が落ちる自動シャットダウン機能や、電源の供給を部分的に停止するスリープ機能を備えた装置では、表示された二次元バーコードを用いた操作が完了する前にそれらの機能が働くことがある。その場合、装置は電源オフやスリープ状態となり、完了していない操作は中断されて、操作者はその操作をやり直さなければならず、操作性を低下させ、生産性を低下させる。例えばOAuth2.0の例では、二次元バーコードされた状態でトークンが発行される前に自動シャットダウンやスリープ機能が働くと、権限移譲の操作をやり直さなければならない。
【0005】
本発明は上記従来例に鑑みて成されたもので、読み込まれるべきコード画像が読み込まれたことが確認される前に電源オフ状態やスリープ状態に移行してしまうことを防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を有する。すなわち本発明の第1の側面は、最後の操作から所定のスリープ時間が経過すると、動作状態から、電力消費量がより少ないスリープ状態に遷移するスリープ機能を有する情報処理装置であって、
画像を表示する表示手段と、
認可サーバと通信するための通信手段と、
制御手段とを有し、
前記制御手段は、
前記認可サーバから、ユーザによる権限移譲の認可を行うためのアクセス先を示すアクセス先情報を、前記通信手段を介して受信し、前記アクセス先情報をコード画像として前記表示手段により表示し、
前記通信手段を介して、前記アクセス先にアクセスしたユーザによる権限移譲の認可に応じて発行されるアクセストークンを前記認可サーバに要求し、
前記コード画像を表示している間は、前記スリープ状態への遷移を行わない
ことを特徴とする情報処理装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、読み込まれるべきコード画像が読み込まれたことが確認される前に電源オフ状態やスリープ状態に移行してしまうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像通信装置1のHWブロック構成図の一例を示した図である。
画像通信装置1を含むシステム構成図の一例を示した図である。
第一の実施形態における処理の一例を示すフローチャートである。
第一の実施形態における処理の一例を示すフローチャートである。
基本画面の一例を示した図である。
「スキャンして送信」画面の一例を示す図である。
アクセストークン取得処理の一例を示すシーケンス図である。
二次元バーコードを表示した画面の一例を示す図である。
エンドユーザ検証URIの示すWebページおよび処理の一例を示す図である。
エンドユーザ検証URIの示すWebページおよび処理の一例を示す図である。
エンドユーザ検証URIの示すWebページおよび処理の一例を示す図である。
アクセストークン取得処理の一例を示すフローチャートである。
送信処理の一例を示すフローチャートである。
設定登録処理の一例を示すフローチャートである。
オートスリープ移行時間設定画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
[第一の実施形態]
●画像通信装置のハードウェア
図1は本発明を実装する画像通信装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。図1は本実施形態における説明のための一例を示したものであり、他の構成要素を含む、あるいは、本実施形態と同様の効果のある構成であれば、他の構成でも構わないことは言うまでもない。なお画像通信装置1は画像形成機能を持つことから画像形成装置あるいは多機能周辺装置(MFP)などと呼ばれることもある。また情報処理能力を持つことから情報処理装置と呼ばれることもある。
(【0011】以降は省略されています)
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