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公開番号
2025002616
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102917
出願日
2023-06-23
発明の名称
冷却構造、光学装置および撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H05K
7/20 20060101AFI20241226BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】二重の筐体構造において内部筐体の温度上昇を抑制すること。
【解決手段】冷却構造は、吸気口から空気を吸入して内部を冷却し、排気口から当該空気を排出する内部筐体と、上記内部筐体を内包した外部筐体と、上記外部筐体の内部に配置され、上記内部筐体へと向かう風で当該外部筐体内の空気を攪拌する攪拌手段と、上記排気口から排出された空気を誘導して、上記吸気口へと向かう空気から逸らす誘導手段と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
吸気口から空気を吸入して内部を冷却し、排気口から当該空気を排出する内部筐体と、
前記内部筐体を内包した外部筐体と、
前記外部筐体の内部に配置され、前記内部筐体へと向かう風で当該外部筐体内の空気を攪拌する攪拌手段と、
前記排気口から排出された空気を誘導して、前記吸気口へと向かう空気から逸らす誘導手段と、
を備えることを特徴とする冷却構造。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記誘導手段は、前記外部筐体の内部空間を、前記排気口から排出された空気が流れる排気導風部と、前記内部筐体および前記攪拌手段が収容される収容部とに隔てる壁を有し、前記排気導風部を流れる空気を、前記吸気口へと向かう空気から逸れた箇所で前記収容部に放出することを特徴とする請求項1に記載の冷却構造。
【請求項3】
前記外部筐体の内と外とで熱交換を行う熱交換手段を更に備え、
前記熱交換手段によって冷却された空気が前記攪拌手段によって前記内部筐体に吹き付けられることを特徴とする請求項1に記載の冷却構造。
【請求項4】
前記熱交換手段は、前記攪拌手段の風上に配置されることを特徴とする請求項3に記載の冷却構造。
【請求項5】
前記熱交換手段は、前記外部筐体の内面に熱接触することを特徴とする請求項3に記載の冷却構造。
【請求項6】
前記熱交換手段は、前記外部筐体の天面に熱接触することを特徴とする請求項3に記載の冷却構造。
【請求項7】
前記熱交換手段は、ヒートシンクを有することを特徴とする請求項3に記載の冷却構造。
【請求項8】
前記熱交換手段は、熱電変換素子を有することを特徴とする請求項3に記載の冷却構造。
【請求項9】
前記内部筐体は、前記攪拌手段の風を前記吸気口から吸入することを特徴とする請求項1に記載の冷却構造。
【請求項10】
前記外部筐体の外壁面の少なくとも一部を遮光するとともに、当該外壁面との間に空間を形成する遮光手段と、
前記空間内に配置され、前記外部筐体からの熱を放出する放熱手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の冷却構造。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷却構造、光学装置および撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば撮像装置などの分野において、二重の筐体構造を有する装置における冷却技術として、外部筐体の内部空気をファンで循環させ、内部筐体に空気を通過させて内部筐体の内部を冷却する技術が知られている。
例えば特許文献1に開示の技術では、カメラの撮像方向に対して後方に第1のファンが配置され、カメラを収容したハウジング内部の後方の空気を第1のファンが吸引して前方へと排出する。また、カメラに空気を通過させて排出する第2のファンがカメラに備えられ、第1のファンを保持する金具は、カメラに電力を供給する電源基板を保持する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4954625号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら特許文献1の技術では、内部筐体であるカメラが排気した温かい空気が第2のファンによってカメラ内へ取り込まれるため内部センサや内部基板などの温度が上昇してしまう。また、カメラが排気した温かい空気によってカメラ周辺の温度も上昇し、カメラ本体の温度も上昇してしまう。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、二重の筐体構造において内部筐体の温度上昇を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明の1つの態様にかかる冷却構造は、吸気口から空気を吸入して内部を冷却し、排気口から当該空気を排出する内部筐体と、上記内部筐体を内包した外部筐体と、上記外部筐体の内部に配置され、上記内部筐体へと向かう風で当該外部筐体内の空気を攪拌する攪拌手段と、上記排気口から排出された空気を誘導して、上記吸気口へと向かう空気から逸らす誘導手段と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、内部筐体の温度上昇を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の撮像装置の外観を示す斜視図。
図1のA-A線に沿って切断された状態を示す斜視断面図。
図1のB-B線に沿った断面図。
冷却ファンによる空気の流れを示す気流図。
図1のC-C線に沿った断面図。
送風ファンおよび通風ファンによる空気の流れを示す気流図。
第2実施形態の撮像装置における熱交換手段周辺の構造を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態は本発明を限定するものではなく、また、実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。実施形態の構成は、本発明が適用されるシステムおよび装置の仕様および各種条件(使用条件、使用環境等)によって適宜修正又は変更され得る。本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって画定されるのであって、以下の個別の実施形態によって画定されない。
以下の説明において、先に参照した図面に示された構成要素については、後の図面の説明で適宜に参照する。
<第1実施形態>
【0010】
図1~図3は、本発明の第1実施形態の撮像装置を示す図である。図1は、撮像装置の外観を示す斜視図であり、図2は、図1のA-A線に沿って切断された状態を示す斜視断面図であり、図3は、図1のB-B線に沿った断面図である。
撮像装置100は、ハウジング1と、カメラ本体2と、レンズ3と、導風ダクト4と、送風ファン5と、ヒートシンク6と、遮光部7とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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