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公開番号
2024122771
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023030499
出願日
2023-02-28
発明の名称
定着装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20240902BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】軸方向における端部のニップ幅が大きくなることを抑制する。
【解決手段】定着装置は、ベルトと、ヒータ10と、ホルダ20と、ステイ40と、加圧ローラ3とを備える。ホルダ20は、ヒータ10を支持するヒータ支持面22Aと、ヒータ支持面22Aとは反対側に位置する接触面(先端面24M)とを有する。ステイ40は、ホルダの接触面と接触する。加圧ローラ3は、ヒータ10との間でベルトを挟む。加圧ローラ3は、シャフト3Aと、シャフト3Aの外周面を覆う弾性層3Bとを有する。加圧ローラ3は、軸方向において、両端から中央に向うにつれて直径が小さくなる形状を有する。ホルダ20がステイ40およびヒータ10と組み立てられる前の状態において、接触面は、軸方向においてホルダ20の両端から中央に向うにつれて、ヒータ支持面22Aを通る軸方向に平行な一の直線からの距離が大きくなる形状を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
無端状のベルトと、
前記ベルトの内側に配置されたヒータであって、基板と、前記基板に配置される抵抗発熱体とを含むヒータと、
前記ヒータを保持するホルダであって、前記ヒータを支持するヒータ支持面と、前記ヒータ支持面とは反対側に位置する接触面とを有するホルダと、
前記ホルダの接触面と接触するステイと、
軸方向に延びる回転軸を中心に回転する加圧ローラであり、前記ヒータとの間で前記ベルトを挟む加圧ローラであって、シャフトと、前記シャフトの外周面を覆う弾性層と、を有する加圧ローラと、を備え、
前記加圧ローラは、前記軸方向において、両端から中央に向うにつれて直径が小さくなる形状を有し、
前記ホルダが前記ステイおよび前記ヒータと組み立てられる前の状態において、前記接触面は、前記軸方向において前記ホルダの両端から中央に向うにつれて、前記ヒータ支持面を通る前記軸方向に平行な一の直線からの距離が大きくなる形状を有することを特徴とする定着装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記シャフトは、前記軸方向の両端から中央に向かうにつれて直径が大きくなる形状を有することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記弾性層は、前記軸方向の両端から中央に向かうにつれて厚さが小さくなる形状を有することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項4】
前記ホルダは、前記ヒータ支持面とは反対側に突出する複数の突起であって、前記軸方向に並ぶ複数の突起を有し、
接触面は、前記複数の突起の先端面であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項5】
前記複数の突起は、前記軸方向において、両端に位置する突起よりも中央に位置する突起の方が突出量が大きいことを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
【請求項6】
前記軸方向の中央における、前記ヒータ支持面を通る前記軸方向に平行な一の直線から前記接触面までの距離と、前記軸方向の両端における前記一の直線から前記接触面までの距離と、の差は、25μm以上、且つ、700μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項7】
前記軸方向の中央における前記弾性層の厚さと、前記軸方向の両端における前記弾性層の厚さと、の差は、0.1mm以上、且つ、1mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項8】
前記軸方向の中央における前記シャフトの直径と、前記軸方向の両端における前記シャフトの直径と、の寸法差は、0.1mm以上、且つ、9mm以下であることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
【請求項9】
前記ステイは、
前記接触面と直交する直交方向に延び、前記直交方向における一端が前記接触面と接触する第1壁と、
前記直交方向に延び、前記直交方向における一端が前記接触面と接触する第2壁であって、前記第1壁と前記軸方向および前記直交方向に直交する方向に間隔をあけて配置された第2壁と、を有することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項10】
前記ステイは、
前記第1壁の前記直交方向における他端と、前記第2壁の前記直交方向における他端を連結する第3壁と、を有し、
前記軸方向から見て、U字形状を有することを特徴とする請求項9に記載の定着装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートにトナー像を定着させる定着装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置の装置本体内に配置され、シートにトナー像を定着させる定着装置が知られている(特許文献1参照)。この定着装置の加圧ローラは、両端の外径が中央の外径より大きい形状、いわゆる逆クラウン形状を有する。加圧ローラが逆クラウン形状を有することで、定着装置はシートを中央から両端に向けて引き延ばしながら搬送できるため、シートに発生するシワを抑制できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-020821号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、逆クラウン形状を有する加圧ローラを有する定着装置においては、加圧ローラの軸方向において、端部のニップ幅が大きくなるという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、定着装置において、加圧ローラの軸方向における端部のニップ幅が大きくなることを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明に係る定着装置は、ベルトと、ヒータと、ホルダと、ステイと、加圧ローラと、を備える。
ベルトは、無端状である。ヒータは、ベルトの内側に配置されている。ヒータは、基板と、基板に配置される抵抗発熱体とを含む。ホルダは、ヒータを保持する。ホルダは、ヒータを支持するヒータ支持面と、ヒータ支持面とは反対側に位置する接触面とを有する。
ステイは、ホルダの接触面と接触する。加圧ローラは、軸方向に延びる回転軸を中心に回転する。加圧ローラは、ヒータとの間でベルトを挟む。加圧ローラは、シャフトと、シャフトの外周面を覆う弾性層と、を有する。加圧ローラは、軸方向において、両端から中央に向うにつれて直径が小さくなる形状を有する。
ホルダがステイおよびヒータと組み立てられる前の状態において、接触面は、軸方向においてホルダの両端から中央に向うにつれて、ヒータ支持面を通る軸方向に平行な一の直線からの距離が大きい。
【0007】
加圧ローラが軸方向の両端から中央に向かうにつれて直径が小さくなる、いわゆる逆クラウン形状を有するため、シートを中央から両端に向けて引き延ばしながら搬送できる。このため、シートに発生するシワを抑制できる。この場合において、ホルダの接触面が軸方向における両端から中央に向かうにつれてヒータ支持面を通る軸方向に平行な一の直線からの距離が大きいことで、軸方向の中央のニップ圧が両端のニップ圧に比べて小さくなることを抑制できる。この結果、加圧ローラが逆クラウン形状を有していても、加圧ローラの軸方向における端部のニップ幅が大きくなることを抑制できる。
【0008】
また、シャフトは、軸方向の両端から中央に向かうにつれて直径が大きくなる形状を有してもよい。
【0009】
シャフトが軸方向の両端から中央に向かうにつれて直径が大きくなる形状を有することで、弾性層が熱膨張した場合に、軸方向の中央より両端部が大きく膨張する。このため、熱膨張した場合であっても、搬送されるシートが軸方向の中央から両端に向けて伸ばされて、シワの発生を抑制できる。
【0010】
また、弾性層は、軸方向の両端から中央に向かうにつれて厚さが小さくなる形状を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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