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公開番号
2024147933
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-17
出願番号
2023060692
出願日
2023-04-04
発明の名称
画像形成装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
15/16 20060101AFI20241009BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】コストを抑えつつ、着脱時に一次転写ベルトを感光体から離間させておくことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、着脱可能な一次転写ユニット42を備える。一次転写ユニットは、一次転写ローラ60Y、60M、60C、60Kを感光体ドラムに対して離接させる離接機構62を備える。離接機構は、複数のアーム部材76Y、76M、76C,76K、リンク部材78、カム部材80および第1把持部92を備える。離接機構では、駆動源からの駆動力を受けてカム部材が回転することで、リンク部材がカラー位置とモノクロ位置とに往復移動し、ユーザが第1把持部を用いてリンク部材を解除位置に移動させることで、一次転写ローラの全てが感光体ドラムから離間する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の感光体と装置本体に対して着脱可能に設けられた一次転写ユニットとを備える画像形成装置であって、
前記一次転写ユニットは、
前記複数の感光体からトナー像が転写される一次転写ベルト、
ブラック用一次転写ローラと複数のカラー用一次転写ローラとを含み、前記一次転写ベルトを挟んで前記感光体のそれぞれと対向するように配置される複数の一次転写ローラ、および
前記一次転写ローラを前記感光体に対して離接させる離接機構を備え、
前記離接機構は、
前記一次転写ローラのそれぞれを回転可能に支持する複数のアーム部材、
前記一次転写ローラの軸方向と直交する方向に往復移動可能に設けられ、移動位置に応じて前記アーム部材を変位させることで前記一次転写ローラを前記感光体に対して離接させるリンク部材、
前記リンク部材を押圧して往復移動させるカム部材、および
前記リンク部材の一方端部に設けられた把持部を備え、
駆動源からの駆動力を受けて前記カム部材が回転することで、前記一次転写ローラの全てが前記一次転写ベルトを挟んで前記感光体に当接するカラー位置と、前記ブラック用一次転写ローラが前記一次転写ベルトを挟んで前記感光体に当接すると共に、前記カラー用一次転写ローラのそれぞれが前記感光体から第1距離だけ離間するモノクロ位置とに前記リンク部材が往復移動し、
ユーザが前記把持部を用いて前記リンク部材を前記カラー位置または前記モノクロ位置から解除位置に移動させることで、前記一次転写ローラの全てが前記感光体から離間する、画像形成装置。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
ユーザが前記把持部を用いて前記リンク部材を前記カラー位置または前記モノクロ位置から前記解除位置に移動させることで、前記カラー用一次転写ローラのそれぞれが前記第1距離よりも大きい第2距離だけ前記感光体から離間する、請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記一次転写ユニットは、前記リンク部材が前記解除位置から前記カラー位置または前記モノクロ位置に戻ることを規制するロック機構を備える、請求項1または2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記リンク部材が前記解除位置にある状態では、当該リンク部材と前記カム部材とは当接しない、請求項1または2記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記装置本体から前記一次転写ユニットを取り外すとき、前記把持部を前記装置本体の取出口側に引っ張ることで前記リンク部材が前記カラー位置または前記モノクロ位置から前記解除位置に移動し、前記リンク部材が前記解除位置に移動した後さらに前記把持部を引っ張ることで前記装置本体から前記一次転写ユニットが取り出される、請求項1または2記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この開示は画像形成装置に関し、特にたとえば、複数の感光体と装置本体に着脱可能に設けられた一次転写ユニットとを備える、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の画像形成装置の一例が特許文献1に開示される。特許文献1の画像形成装置では、転写ユニット(一次転写ユニット)は、色成分ごとの複数の像担持体(感光体)に形成されたトナー像が順次転写される中間転写ベルト(一次転写ベルト)と、像担持体に対して中間転写ベルトを圧接状態に保持する圧接位置とその圧接状態を解除する退避位置との間で進退可能に設けられた複数の転写ローラ(一次転写ローラ)と、転写ローラを圧接位置側に付勢する転写ローラ付勢部材と、中間転写ベルトを昇降させるために、転写ローラ付勢部材の付勢力に抗して転写ローラを退避位置側に押圧可能なベルト昇降手段(離接機構)とを有する。また、装置本体側に押圧解除部材を設けてベルト昇降手段と係合させることにより、そのベルト昇降手段の転写ローラに対する押圧を解除する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-235347号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、カム部材の回転によってカラー用一次転写ローラおよびブラック用一次転写ローラの双方を昇降(感光体から離接)させることが可能である。そして、装置本体から一次転写ユニットを取り外すときには、一次転写ローラが下がった状態のままでは一次転写ベルトと感光体ドラムとが接触して損傷することを防止するために、一次転写ローラのそれぞれ(延いては一次転写ベルト)を感光体から離間させておくようにしている。しかしながら、カム部材の駆動制御によって全ての一次転写ローラを昇降させると、離接機構が複雑になると共にコストがかかる。
【0005】
それゆえに、この開示の主たる目的は、新規な、画像形成装置を提供することである。
【0006】
この開示の他の目的は、コストを抑えつつ、装置本体から一次転写ユニットを取り外すときに一次転写ベルトを感光体から離間させておくことができる、画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の開示は、複数の感光体と装置本体に対して着脱可能に設けられた一次転写ユニットとを備える画像形成装置であって、一次転写ユニットは、複数の感光体からトナー像が転写される一次転写ベルト、ブラック用一次転写ローラと複数のカラー用一次転写ローラとを含み、一次転写ベルトを挟んで感光体のそれぞれと対向するように配置される複数の一次転写ローラ、および一次転写ローラを感光体に対して離接させる離接機構を備え、離接機構は、一次転写ローラのそれぞれを回転可能に支持する複数のアーム部材、一次転写ローラの軸方向と直交する方向に往復移動可能に設けられ、移動位置に応じてアーム部材を変位させることで一次転写ローラを感光体に対して離接させるリンク部材、リンク部材を押圧して往復移動させるカム部材、およびリンク部材の一方端部に設けられた把持部を備え、駆動源からの駆動力を受けてカム部材が回転することで、一次転写ローラの全てが一次転写ベルトを挟んで感光体に当接するカラー位置と、ブラック用一次転写ローラが一次転写ベルトを挟んで感光体に当接すると共に、カラー用一次転写ローラのそれぞれが感光体から第1距離だけ離間するモノクロ位置とにリンク部材が往復移動し、ユーザが把持部を用いてリンク部材をカラー位置またはモノクロ位置から解除位置に移動させることで、一次転写ローラの全てが感光体から離間する、画像形成装置である。
【0008】
第1の開示によれば、ユーザが把持部を用いてリンク部材を解除位置に手動で移動させることで、一次転写ローラの全て(延いては一次転写ベルトの全体)が感光体から離間する。したがって、コストを抑えつつ、簡単な構成および操作で、装置本体から一次転写ユニットを取り外すときに一次転写ベルトを感光体から離間させておくことができる。
【0009】
第2の開示は、第1の開示に従属し、ユーザが把持部を用いてリンク部材をカラー位置またはモノクロ位置から解除位置に移動させることで、カラー用一次転写ローラのそれぞれが第1距離よりも大きい第2距離だけ感光体から離間する。
【0010】
第3の開示は、第1または第2の開示に従属し、一次転写ユニットは、リンク部材が解除位置からカラー位置またはモノクロ位置に戻ることを規制するロック機構を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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