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公開番号
2024154048
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-30
出願番号
2023067649
出願日
2023-04-18
発明の名称
水中及び水上の同時撮影用具
出願人
個人
代理人
個人
主分類
G03B
17/56 20210101AFI20241023BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】水中を移動する対象物を、低コストで比較的容易に水中及び水上から同時撮影することを好適に支援できる撮影用具を提供する。
【解決手段】本開示の撮影用具1は、水中と水上とを同時に撮影するために用いられる撮影用具である。そして、この撮影用具1は、水上の床面を走行可能に構成された台車10と、台車10の側方に配置された支持部であって、水上を撮影する第1カメラを固定するための第1支持部100と、第1支持部100から下方に向かって延在するアーム110に配置された支持部であって、水中を撮影する第2カメラを固定するための第2支持部200と、第2支持部200に第2カメラが固定された状態において該第2カメラの側面を覆うように配置され、且つ所定の流線形状及び所定の大きさを有する水中バランサー300と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水中と水上とを同時に撮影するために用いられる撮影用具であって、
水上の床面を走行可能に構成された台車と、
前記台車の側方に配置された支持部であって、水上を撮影する第1カメラを固定するための第1支持部と、
前記第1支持部から下方に向かって延在するアームに配置された支持部であって、水中を撮影する第2カメラを固定するための第2支持部と、
前記第2支持部に前記第2カメラが固定された状態において該第2カメラの側面を覆うように配置され、且つ所定の流線形状及び所定の大きさを有する水中バランサーと、
を備える、水中及び水上の同時撮影用具。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記第1カメラの重量と前記第2カメラの重量とを合算した重量を撮影部重量としたとき、
前記水中バランサーは、
前記撮影部重量以上の浮力を生成可能な前記大きさを有する、
請求項1に記載の水中及び水上の同時撮影用具。
【請求項3】
前記水中バランサーは、
前記第2カメラを中心に、前記台車の走行方向の前後に向かって楔状に形成されることで前記流線形状を成し、且つ中空構造を有する、
請求項2に記載の水中及び水上の同時撮影用具。
【請求項4】
前記水中バランサーは、
楔形に前記流線形状を形成する面と対向する平面に対して、スカート部が形成され、
前記スカート部は、前記平面の上下方向の両端部において該平面から突出するように形成される、
請求項3に記載の水中及び水上の同時撮影用具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水中と水上とを同時に撮影するために用いられる撮影用具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、防水性能に優れ、水中撮影が可能なカメラが知られている。そして、このようなカメラを、例えば、竿の先端に取り付け、泳者が泳ぐ姿を水中撮影することが行われてきた。
【0003】
また、水槽内の移動体を撮影する水中撮影装置として、レール上を移動するカメラ台車を用いる技術が知られている。
【0004】
例えば、特許文献1には、水槽側床に設けられたレール上に走行台車を設け、該走行台車から水中まで延びる支持アームの先端にカメラを収納した水中撮影装置が開示されている。この水中撮影装置では、走行台車が水上を走行するため、該走行台車に防水加工を施す必要がなく、また、メンテナンスも地上で容易に行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2000-122145号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
例えば、プールで泳者が泳ぐ水中の姿を撮影しようとするとき、該泳者と伴走するように水上を走行する走行台車と、該走行台車から水中に向かって延在するアーム等の先端に設けられた水中カメラと、を用いて、水中撮影を行うことが考えられる。しかしながら、この場合、水中カメラに水の抵抗が働くため、走行台車の片側に比較的大きな走行抵抗が付加された状態となり、泳者が泳ぐ方向に直進するように該走行台車の走行を維持することが困難になり得る。
【0007】
ここで、特許文献1に記載の技術によれば、走行台車がレール上に設けられるため、該走行台車をレールに沿って安定して走行させることができるようにも思われる。しかしながら、当該技術では、水槽側床にレールを敷設する必要があるため、準備に手間とコストを要する。また、走行台車から水中に向かって延在するアーム等の先端に水中カメラが設けられる構成においては、重量の不均衡が生じる。そして、このような重量の不均衡によって、走行台車が水中へ落下してしまうという課題が生じ得る。このように、水中を移動する対象物を撮影するための技術については、未だ改良の余地を残すものである。
【0008】
本開示の目的は、水中を移動する対象物を、低コストで比較的容易に水中及び水上から同時撮影することを好適に支援できる撮影用具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の水中及び水上の同時撮影用具は、水中と水上とを同時に撮影するために用いられる撮影用具である。そして、この撮影用具は、水上の床面を走行可能に構成された台車と、前記台車の側方に配置された支持部であって、水上を撮影する第1カメラを固定するための第1支持部と、前記第1支持部から下方に向かって延在するアームに配置された支持部であって、水中を撮影する第2カメラを固定するための第2支持部と、前記第2支持部に前記第2カメラが固定された状態において該第2カメラの側面を覆うように配置され、且つ所定の流線形状及び所定の大きさを有する水中バランサーと、を備える。
【0010】
上記の水中及び水上の同時撮影用具では、第1支持部と第2支持部とがアームを介して連結されることにより、水上を撮影する第1カメラと、水中を撮影する第2カメラと、を、左右方向および前後方向において同じカメラアングルとなるように一体に設置することができる。これにより、対象物が水中を移動する姿を水中および水上から同時に撮影したときに、合成画像を違和感なく好適に生成することができる。更に、水中バランサーが設けられることで、重量の不均衡によって台車が水中へ落下してしまう事態が抑制され、地上(例えば、水上のプールサイド)において床面にレール等を設置せずとも、水中を移動する対象物と伴走するように台車を走行させることができる。そのため、本開示の撮影用具を用いることで、低コストで比較的容易に水中及び水上から同時撮影することを支援できる。
(【0011】以降は省略されています)
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