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公開番号2024146965
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2023059697
出願日2023-04-03
発明の名称ドラムユニット
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人
主分類G03G 21/16 20060101AFI20241008BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ドラムユニットに対する現像カートリッジの位置ずれを抑制できる技術を提供する。
【解決手段】ドラムユニット2は、ドラムフレーム92に対して移動可能なレバー93と、レバー93を付勢する付勢部材と、を備える。レバー93は、ドラムフレーム92に現像カートリッジ1が装着された状態において、現像カートリッジ1が、レバー93と接触しない第1位置から、レバー93と接触する第2位置へ、ドラムフレーム92に対して回動する場合、付勢部材の付勢力により、現像カートリッジ1を第2位置から第1位置へ移動させる。これにより、ドラムユニット2に対する現像カートリッジ1の位置ずれを抑制できる。また、現像カートリッジ1が第1位置に位置する状態では、レバー93は、現像カートリッジ1に接触しないため、現像カートリッジ1は、レバー93から外力を受けない。
【選択図】図13


特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置のために使用されるドラムユニットであって、
現像カートリッジを装着可能であり、感光ドラムを有するドラムフレームと、
前記ドラムフレームに前記現像カートリッジが装着された状態において、前記現像カートリッジの一部分と間隔をあけて第1方向に向かい合うレバーであって、前記ドラムフレームに対して移動可能なレバーと、
前記レバーを付勢する付勢部材と、
を備え、
前記レバーは、前記ドラムフレームに前記現像カートリッジが装着された状態において、前記現像カートリッジが、前記一部分が前記レバーと前記第1方向に間隔を空けて向かい合う第1位置から、前記一部分が前記レバーと接触する第2位置へ、前記ドラムフレームに対して回動する場合、前記付勢部材の付勢力により前記現像カートリッジを前記第2位置から前記第1位置へ移動させることを特徴とする、ドラムユニット。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載のドラムユニットであって、
前記レバーは、前記第1方向と交差する第2方向に延びる回動軸について、回動可能であることを特徴とする、ドラムユニット。
【請求項3】
請求項2に記載のドラムユニットであって、
前記第1方向と前記第2方向は直交することを特徴とする、ドラムユニット。
【請求項4】
請求項2に記載のドラムユニットであって、
前記現像カートリッジは、
トナーを収容する筐体と、
前記筐体から前記第2方向に延びる凸部と、
を有し、
前記現像カートリッジの前記一部分は、前記凸部であり、
前記ドラムフレームに前記現像カートリッジが装着された状態において、前記レバーは、前記凸部と間隔をあけて前記第1方向に向かい合うことを特徴とする、ドラムユニット。
【請求項5】
請求項1に記載のドラムユニットであって、
前記付勢部材は、
前記ドラムフレームに接触する一端と、
前記レバーに接触する他端と、
を有し、
前記第1方向における前記一端と前記他端の距離が、前記第1方向に伸縮可能であることを特徴とする、ドラムユニット。
【請求項6】
請求項1に記載のドラムユニットであって、
前記付勢部材はバネであることを特徴とする、ドラムユニット。
【請求項7】
請求項2に記載のドラムユニットであって、
前記レバーは、前記第2方向における前記ドラムフレームの一端部に位置することを特徴とする、ドラムユニット。
【請求項8】
請求項7に記載のドラムユニットであって、
前記現像カートリッジは、電気的接触面を有するメモリを有し、
前記ドラムユニットは、
前記ドラムフレームに前記現像カートリッジが装着された状態において、前記電気的接触面と接触する電気端子であって、前記第2方向における前記ドラムフレームの他端部に位置する電気端子
をさらに有することを特徴とする、ドラムユニット。
【請求項9】
請求項4に記載のドラムユニットであって、
前記現像カートリッジは、現像ローラを有し、
前記ドラムフレームに前記現像カートリッジが装着された状態において、前記現像ローラと前記感光ドラムとが、前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向に接触し、
前記ドラムフレームに前記現像カートリッジが装着された状態において、前記レバーは、前記第3方向において、前記感光ドラムと前記凸部との間に位置することを特徴とする、ドラムユニット。
【請求項10】
請求項9に記載のドラムユニットであって、
前記第3方向と前記第2方向は直交することを特徴とする、ドラムユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ドラムユニットに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、レーザプリンタやLEDプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置が知られている。従来の画像形成装置については、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1の画像形成装置は、ドラムユニットと、現像カートリッジとを有する。現像カートリッジは、ドラムユニットに装着される。また、現像カートリッジが装着されたドラムユニットは、画像形成装置に装着される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-179129号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の画像形成装置では、現像カートリッジが装着されたドラムユニットを、画像形成装置に装着するとき、または、現像カートリッジが装着されたドラムユニットを、画像形成装置から取り出すときに、ドラムユニットが、画像形成装置に対して第2方向に移動する。
【0005】
しかし、ドラムユニットが第2方向に移動するときに、ドラムユニットに対する現像カートリッジの位置がずれる場合必要がある。
【0006】
本開示の目的は、ドラムユニットに対する現像カートリッジの位置ずれを抑制できる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1開示は、画像形成装置のために使用されるドラムユニットであって、現像カートリッジを装着可能であり、感光ドラムを有するドラムフレームと、前記ドラムフレームに前記現像カートリッジが装着された状態において、前記現像カートリッジの一部分と間隔をあけて第1方向に向かい合うレバーであって、前記ドラムフレームに対して移動可能なレバーと、前記レバーを付勢する付勢部材と、を備え、前記レバーは、前記ドラムフレームに前記現像カートリッジが装着された状態において、前記現像カートリッジが、前記一部分が前記レバーと前記第1方向に間隔を空けて向かい合う第1位置から、前記一部分が前記レバーと接触する第2位置へ、前記ドラムフレームに対して回動する場合、前記付勢部材の付勢力により前記現像カートリッジを前記第2位置から前記第1位置へ移動させることを特徴とする。
【0008】
第2開示は、第1開示のドラムユニットであって、前記レバーは、前記第1方向と交差する第2方向に延びる回動軸について、回動可能であることを特徴とする。
【0009】
第3開示は、第2開示のドラムユニットであって、前記第1方向と前記第2方向は直交することを特徴とする。
【0010】
第4開示は、第2開示のドラムユニットであって、前記現像カートリッジは、トナーを収容する筐体と、前記筐体から前記第2方向に延びる凸部と、を有し、前記現像カートリッジの前記一部分は、前記凸部であり、前記ドラムフレームに前記現像カートリッジが装着された状態において、前記レバーは、前記凸部と間隔をあけて前記第1方向に向かい合うことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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