TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024147377
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2023060343
出願日2023-04-03
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20241008BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】従来よりもシートに形成される画像の品質を保つ画像形成装置を提供する。
【解決手段】コントローラは、帯電器及び現像ローラに電圧を印加し、感光ドラムと前記現像ローラとの間の第2電位差であって、印刷処理(S1)における第1電位差よりも小さい第2電位差により前記現像ローラから前記感光ドラムにトナーに含まれる研磨剤を移動させ、前記感光ドラムに移動された前記研磨剤により前記感光ドラムを研磨する研磨処理(S5)を実行可能であり、研磨処理(S5)では、前記研磨剤を前記感光ドラムに移動させた状態において、前記感光ドラムと前記クリーニングローラとを回転させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
感光ドラムと、
前記感光ドラムを帯電させる帯電器と、
前記感光ドラムにトナーを供給可能な現像ローラと、
前記感光ドラムの外周面に接触し、前記感光ドラムの外周面に付着した異物を除去するクリーニングローラと、
コントローラと、
を備え、
前記コントローラは、
前記帯電器及び前記現像ローラに電圧を印加し、前記感光ドラムと前記現像ローラとの間の第1電位差により前記現像ローラから前記感光ドラムにトナーを移動させる現像処理と、
前記帯電器及び前記現像ローラに電圧を印加し、前記感光ドラムと前記現像ローラとの間の第2電位差であって、前記第1電位差よりも小さい第2電位差により前記現像ローラから前記感光ドラムに前記トナーに含まれる研磨剤を移動させ、前記感光ドラムに移動された前記研磨剤により前記感光ドラムを研磨する研磨処理と、
を実行可能であり、
前記研磨処理では、前記研磨剤を前記感光ドラムに移動させた状態において、前記感光ドラムと前記クリーニングローラとを回転させる、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記コントローラは、
前記研磨処理を実行する前に、前記帯電器及び前記クリーニングローラに電圧を印加し、前記感光ドラムと前記クリーニングローラとの間の第3電位差により前記クリーニングローラに付着した異物を前記感光ドラムに移動させる第1移動処理を実行する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記第1移動処理において、前記クリーニングローラに対して、前記帯電器に印加される電圧と同じ極性であって且つ前記帯電器に印加される電圧よりも大きな電圧を印加することで、前記感光ドラムと前記クリーニングローラとの間の電位差を前記第3電位差とする、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記コントローラは、
前記研磨処理において前記帯電器に印加する電圧を、前記現像処理において前記帯電器に印加する電圧よりも小さくする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第2電位差は、100Vよりも大きい値である、請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記コントローラは、
前記研磨処理において、前記帯電器及び前記クリーニングローラに電圧を印加して前記感光ドラムと前記クリーニングローラとの間を第4電位差とし、
前記第4電位差は、前記感光ドラムと前記クリーニングローラとの間で放電が発生する電位差よりも小さい値である、請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第4電位差は、650V以内の値である、請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
転写ベルトと、転写ベルト上に付着した異物を回収するベルトクリーナと、を更に備え、
前記コントローラは、
前記第1移動処理と、
前記第1移動処理にて前記感光ドラム上に移動された異物を、前記転写ベルト上に移動させる第2移動処理と、
前記第2移動処理にて転写ベルト上に移動された異物を、前記ベルトクリーナにて回収する回収処理と、を含む吐出処理を、更に実行可能であり、
前記吐出処理を実行した後に前記研磨処理を実行する、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記感光ドラムに供給されたトナーをシートに転写する転写ローラを更に備え、
前記コントローラは、
前記研磨処理において、前記転写ローラに供給される電流の絶対値を前記現像処理において前記転写ローラに供給される電流の絶対値よりも小さくする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記感光ドラムを露光して、前記感光ドラムの外周面に帯電する電気を除電する除電ランプを更に備え、
前記コントローラは、
前記研磨処理において、前記除電ランプの電源をオフにする、請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、感光ドラムに付着する異物がシートに形成される画像の品質を低下させる原因の一つとなっていることが知られている。特許文献1には、感光ドラムと接触するクリーナにより、感光ドラムに付着する異物を除去する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-54931号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、感光ドラムと接触するクリーナにより感光ドラムの表面に付着した異物を除去する技術には、更なる改善の余地があった。
【0005】
本開示は、従来よりもシートに形成される画像の品質を保つ画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の第1態様に係る画像形成装置は、感光ドラムと、前記感光ドラムを帯電させる帯電器と、前記感光ドラムにトナーを供給可能な現像ローラと、前記感光ドラムの外周面に接触し、前記感光ドラムの外周面に付着した異物を除去するクリーニングローラと、コントローラと、備え、前記コントローラは、前記帯電器及び前記現像ローラに電圧を印加し、前記感光ドラムと前記現像ローラとの間の第1電位差により前記現像ローラから前記感光ドラムにトナーを移動させる現像処理と、前記帯電器及び前記現像ローラに電圧を印加し、前記感光ドラムと前記現像ローラとの間の第2電位差であって、前記第1電位差よりも小さい第2電位差により前記現像ローラから前記感光ドラムに前記トナーに含まれる研磨剤を移動させ、前記感光ドラムに移動された前記研磨剤により前記感光ドラムを研磨する研磨処理と、を実行可能であり、前記研磨処理では、前記研磨剤を前記感光ドラムに移動させた状態において、前記感光ドラムと前記クリーニングローラとを回転させる。
【0007】
本開示の第2態様に係る画像形成装置は、第1態様の画像形成装置であって、前記コントローラは、前記研磨処理を実行する前に、前記帯電器及び前記クリーニングローラに電圧を印加し、前記感光ドラムと前記クリーニングローラとの間の第3電位差により前記クリーニングローラに付着した異物を前記感光ドラムに移動させる第1移動処理を実行する。
【0008】
本開示の第3態様に係る画像形成装置は、第2態様の画像形成であって、前記コントローラは、前記第1移動処理において、前記クリーニングローラに対して、前記帯電器に印加される電圧と同じ極性であって且つ前記帯電器に印加される電圧よりも大きな電圧を印加することで、前記感光ドラムと前記クリーニングローラとの間の電位差を前記第3電位差とする。
【0009】
本開示の第4態様に係る画像形成装置は、第1態様の画像形成であって、前記コントローラは、前記研磨処理において前記帯電器に印加する電圧を、前記現像処理において前記帯電器に印加する電圧よりも小さくする。
【0010】
本開示の第5態様に係る画像形成装置は、第4態様の画像形成であって、前記第2電位差は、100Vよりも大きい値である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
露光裕度拡大方法
1か月前
株式会社シグマ
レンズフード
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
光学機器
3日前
株式会社リコー
画像形成装置
17日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
現像装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
プロセスユニット
1か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成システム
2か月前
三洋化成工業株式会社
トナーバインダー
3日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
個人
水中及び水上の同時撮影用具
1か月前
ブラザー工業株式会社
プロセスユニット
1か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
3日前
中外テクノス株式会社
水中撮影装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
16日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
16日前
株式会社14才
吊り下げ用ストラップ
1か月前
ブラザー工業株式会社
ドラムユニット
1か月前
日本化薬株式会社
処理液およびその使用方法
2か月前
日本化薬株式会社
処理液およびその使用方法
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
続きを見る