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公開番号
2024128343
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-24
出願番号
2023037269
出願日
2023-03-10
発明の名称
画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20240913BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】開閉カバーにおいてロックレバーとともに回動可能に保持された回動軸が変形してしまう不具合を生じにくくする。
【解決手段】開閉カバー50は、ロックレバー55、56を介して回動可能に保持される回動軸54と、回動軸54の回動に連動して画像形成装置本体1の係止ピン60(係止部)に対して係止されたり係止解除されたりするロックレバー55、56と、が設けられている。さらに、開閉カバー50には、ロックレバー55、56の軸方向両端部にそれぞれ形成された外側ボス部55a、56a及び内側ボス部55b、56b(被保持部)をそれぞれ保持する袋状穴部51a、51b及び貫通穴52a、53a(一対の保持部)が、ロックレバー55、56を回動軸54の軸方向両側から挟むように配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成装置本体に対して支軸を中心に回動可能に構成されて、閉鎖時に前記画像形成装置本体の側から開放方向の圧力を受ける開閉カバーを備え、
前記開閉カバーは、
回動可能に保持される回動軸と、
回動可能に前記回動軸に設置されて、前記回動軸の回動に連動して前記画像形成装置本体の係止部に対して係止又は係止解除されるロックレバーと、
前記ロックレバーを前記回転軸の軸方向両側から挟むように配置されて、前記ロックレバーの軸方向両端部にそれぞれ形成された被保持部をそれぞれ保持する一対の保持部と、
を具備したことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記開閉カバーは、カバー本体と、前記カバー本体に設置された金属ステーと、を具備し、
前記一対の保持部のうち一方の保持部は、前記カバー本体に一体的に形成されて、
前記一対の保持部のうち他方の保持部は、前記金属ステーに形成された貫通穴であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記金属ステーは、前記カバー本体における軸方向両端部にそれぞれ設置され、
前記一方の保持部は、前記他方の保持部としての前記貫通穴に対して前記ロックレバーを介して軸方向外側に配置されて、前記ロックレバーにおいて軸方向外側に形成された前記被保持部を覆うように保持する袋状穴部であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記金属ステーの前記貫通穴に対して、前記貫通穴に保持される前記ロックレバーの前記被保持部が隙間をあけて嵌合されたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記金属ステーは、前記カバー本体における軸方向両端部にそれぞれ設置され、
前記ロックレバーは、前記回動軸の軸方向両端部にそれぞれ設置され、
2つの前記ロックレバーのうち、少なくとも一方のロックレバーは、前記回動軸に対して軸方向に移動可能に構成されたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記開閉カバーは、前記少なくとも一方のロックレバーを前記係止部に係止される方向に付勢する付勢部材を具備したことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記2つのロックレバーのうち、他方のロックレバーは、前記回動軸に対して軸方向に移動できないように構成されたことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記開閉カバーは、前記回動軸及び前記2つのロックレバーとともに回動可能であって、操作者が操作可能な操作レバーを具備したことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記少なくとも一方のロックレバーの前記回動軸における軸方向の位置を定める位置決め部材が、前記回動軸に設置されたことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項10】
閉鎖時に前記画像形成装置本体の側から受ける前記圧力のうち単位面積当たり最大のものが、前記ロックレバーの近傍に作用することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機や印刷機等の画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、複写機やプリンタ等の画像形成装置において、画像形成装置本体の内部を開放可能な開閉カバーが設置されたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
詳しくは、特許文献1では、転写ローラ(2次転写ローラ)を回転可能に保持する側面パネル(開閉カバー)が、画像形成装置本体に対して支軸を中心に回動可能に設置されている。そして、側面パネルは、ユーザーによる開閉操作用取っ手(操作レバー)の回動操作によって、開閉操作用取っ手とともに回動するフック(ロックレバー)の係止解除がされて、開放方向に回動可能になる。そして、このようなフックは、側面パネルに片持ち保持されていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の画像形成装置は、閉鎖時に開閉カバーが画像形成装置本体の側から圧力を受けて、開閉カバーにおいてロックレバーとともに回動可能に保持された回動軸が変形してしまう不具合が生じていた。そして、そのような不具合が生じることで、開閉カバーの開閉動作に異常(動作不良)が生じてしまっていた。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、開閉カバーにおいてロックレバーとともに回動可能に保持された回動軸が変形してしまう不具合が生じにくい、画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明における画像形成装置は、画像形成装置本体に対して支軸を中心に回動可能に構成されて、閉鎖時に前記画像形成装置本体の側から開放方向の圧力を受ける開閉カバーを備え、前記開閉カバーは、回動可能に保持される回動軸と、回動可能に前記回動軸に設置されて、前記回動軸の回動に連動して前記画像形成装置本体の係止部に対して係止又は係止解除されるロックレバーと、前記ロックレバーを前記回転軸の軸方向両側から挟むように配置されて、前記ロックレバーの軸方向両端部にそれぞれ形成された被保持部をそれぞれ保持する一対の保持部と、を具備したものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、開閉カバーにおいてロックレバーとともに回動可能に保持された回動軸が変形してしまう不具合が生じにくい、画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。
開閉カバーが開放される動作を示す図である。
開閉カバーの要部を画像形成装置本体の内部からみた斜視図である。
操作レバーを画像形成装置本体の外側からみた斜視図である。
開閉カバーの要部を示す断面図である。
ロックレバーを示す側面図である。
ロックレバーのボス部と、金属ステーの穴部と、を示す断面図である。
ロックレバーと回動軸とがサブアッセンブリされたユニットを開閉カバーに組付ける動作を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0010】
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
図1に示すように、本実施の形態における画像形成装置1は、タンデム型カラープリンタである。画像形成装置本体1の上方にあるボトル収容部101には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナーボトル102Y、102M、102C、102Kが着脱可能(交換可能)に設置されている。
ボトル収容部101の下方には中間転写ユニット85が配設されている。その中間転写ユニット85の中間転写ベルト78(中間転写体)に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部4Y、4M、4C、4Kが並設されている。
画像形成装置本体1の下方には、用紙等のシートPが複数枚重ねて収納された給紙部12(給紙カセット)が設置されている。
また、画像形成装置本体1の右方には、シートPをスタック部100に向けて搬送(排出)したり、シートPを反転(スイッチバック)させて両面搬送路K5を搬送したりするための両面搬送ユニットが設置されている。そして、この両面搬送ユニットの一部や、後述する2次転写ローラ89などが、開閉可能な開閉カバー50に搭載されている。
(【0011】以降は省略されています)
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