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公開番号
2024158899
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074520
出願日
2023-04-28
発明の名称
レンズアダプター
出願人
日本放送協会
代理人
個人
,
個人
主分類
G03B
17/14 20210101AFI20241031BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】カメラ本体にレンズ部を接続する際に、種々の既存カメラのレンズマウント部分に容易に接続可能であり、レンズ部の焦点距離に応じて、バックフォーカス長が調整可能であり、レンズ部をカメラ本体の撮像素子に近接配置可能なレンズアダプターを提供する。
【解決手段】カメラ本体7のレンズマウント部3とレンズ部1を接続するレンズアダプター10であって、カメラ本体7のレンズマウント部3に対し、光軸が一致するように接続されて、カメラ本体7との間で、光軸方向に移動可能に配設された中空形状のレンズ部位置調整部材5と、レンズ部位置調整部材5に対し、光軸が一致するように接続され、レンズ部位置調整部材5との間にレンズ部1を保持するようにして、光軸方向に移動可能に配設された中空形状のレンズ部保持部材4と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
カメラ本体のレンズマウント部と撮影レンズ部を接続するレンズアダプターであって、
前記カメラ本体のレンズマウント部に対し、光軸が一致するように接続され、前記カメラ本体との間で、光軸方向に移動可能に配設された中空形状のレンズ部位置調整部材と、
該レンズ部位置調整部材に対し、光軸が一致するように接続され、該レンズ部位置調整部材との間に前記撮影レンズ部を保持するようにして、光軸方向に移動可能に配設された中空形状のレンズ部保持部材と、を備えたことを特徴とするレンズアダプター。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記カメラ本体のレンズマウント部の光軸と、前記レンズ部位置調整部材の光軸が一致するように接続される構造は、前記カメラ本体のレンズマウント部の内側側面に形成されたカメラ本体のねじ部と、このカメラ本体のねじ部と螺合する、前記レンズ部位置調整部材のねじ部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のレンズアダプター。
【請求項3】
前記カメラ本体のねじ部と前記レンズ部位置調整部材のねじ部の螺合位置を変化させてバックフォーカス量を調整可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載のレンズアダプター。
【請求項4】
前記カメラ本体のねじ部と前記レンズ部位置調整部材のねじ部の螺合状態のゆるみを防止するロックナットが、前記レンズ部位置調整部材の外側側面に形成されたねじ部に螺合されていることを特徴とする請求項2に記載のレンズアダプター。
【請求項5】
前記レンズ部位置調整部材と、前記レンズ部保持部材の光軸が一致するように接続される構造は、前記レンズ部位置調整部材の側面に形成されたレンズ部位置調整部材のねじ部と、このレンズ部位置調整部材のねじ部と螺合する、前記レンズ部保持部材の側面に形成されたレンズ部保持部材のねじ部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のレンズアダプター。
【請求項6】
前記レンズ部位置調整部材と前記レンズ部保持部材のいずれか一方に、前記撮影レンズ部の光入射側の外周部を支持する光入射側円環状支持部を備え、いずれか他方に、前記撮影レンズ部の光出射側の外周部を支持する光出射側円環状支持部を備え、前記レンズ部位置調整部材のねじ部と前記レンズ部保持部材のねじ部を螺合して、前記レンズ部位置調整部材と前記レンズ部保持部材の相対位置を、該レンズ部位置調整部材および該レンズ部保持部材の光軸方向に変化させることにより、前記光入射側円環状支持部と前記光出射側円環状支持部との間に前記撮影レンズ部を挟持して位置決めすることを特徴とする請求項1に記載のレンズアダプター。
【請求項7】
前記レンズ部位置調整部材の中空部に、絞り用開口部を設けた絞り板部材と、この絞り板部材と前記レンズ部位置調整部材の間隔を調整するスペーサー部材とを配置することを特徴とする請求項1~6のうちいずれか1項に記載のレンズアダプター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラ部とレンズ部とを互いの光軸を一致させつつ、焦点を合致させてレンズマウント部に装着されるレンズアダプターに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
カメラ付き携帯電話、モバイルパソコンなどの普及と共に、直径10mm以下の小型レンズの需要が高まっており、それとともにそれらの画質等の性能も向上している。
その一方で、このような小型レンズを既存の各種カメラに取り付けようとしても、その取付操作は必ずしも容易ではない。
通常、カメラ本体にレンズを取り付ける場合、カメラ製造メーカの規格に沿ったレンズマウントに適合するレンズ取付け用部品(例えば、鏡筒やレンズマウント受け部等)とレンズは一体化された状態に設定されている必要がある。カメラ製造メーカの規格に沿っていない、特にレンズマウントの径よりも小さいレンズを用いる場合は、レンズをカメラ本体に接続すること自体が困難であり、さらにレンズマウントの規格に合致していないレンズを用いる場合は、前述の接続が困難な事象に加えて、バックフォーカス長が調整できない、との理由から、ピントを合わせることが困難となる。
【0003】
従来より、カメラ本体にレンズ部を装着するためのレンズホルダーが市販されており、その一例として(例えば、株式会社杉藤製の外径5mmレンズ用のレンズホルダー:TS-0101H)は、レンズマウントがCマウントであるカメラ本体に、口径5mmのレンズを装着するためのものとされている。但し、このような従来技術によってはバックフォーカス長の調整範囲に限界があるために、ピントを調整しきれないことも多く、このような場合には、得られた撮影画像にボケが生じていることが問題となっていた。
【0004】
一方、小型レンズは、一般的な写真撮影だけではなく、評価、測定、あるいは光学実験等の用途に用いることが要望されている。
従来の小型レンズをカメラ(撮像デバイス)に接続する技術として、人間の眼球形状に合わせたコンタクトレンズ上にカメラを接続したもの、例えば下記特許文献1には「アクティブなコンタクトレンズ上のイメージ・キャプチャー・コンポーネント」が記載されている。
【0005】
さらに、TOMBOと称される重複像眼方式のカメラに対して、複数の小型レンズからなるレンズ群を隔壁と称されるレンズ保持機構により接続保持する手法が知られている(下記特許文献2を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
US20140098226A1米国特許明細書
特開2001-61109号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術によっては、コンタクトレンズ(外径30mm前後)を、そのレンズサイズよりも小型な撮像デバイスに直接配設した一体構造とされているため、このコンタクトレンズを既存のカメラのレンズマウントに接続することはできない。
また、上記特許文献2に記載の技術によっては、特許文献1に記載のものと同様に、種々の既存カメラのレンズマウント部分に接続することは難しく、また、撮影レンズを焦点距離の異なるものに変更したときに、バックフォーカス長の距離調整を容易に行うことができないという問題がある。
【0008】
本発明は、カメラ本体にレンズ部を接続する際に、種々の既存カメラのレンズマウント部分に容易に接続することが可能であり、レンズ部の焦点距離に応じて、バックフォーカス長の調整を容易に行うことが可能で、レンズ部をカメラ本体の撮像素子に近接配置することが可能なレンズアダプターを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のレンズアダプターは、
カメラ本体のレンズマウント部と撮影レンズ部を接続するレンズアダプターであって、
前記カメラ本体のレンズマウント部に対し、光軸が一致するように接続され、前記カメラ本体との間で、光軸方向に移動可能に配設された中空形状のレンズ部位置調整部材と、
該レンズ部位置調整部材に対し、光軸が一致するように接続され、該レンズ部位置調整部材との間に前記撮影レンズ部を保持するようにして、光軸方向に移動可能に配設された中空形状のレンズ部保持部材と、を備えたことを特徴とするものである。
【0010】
前記カメラ本体のレンズマウント部の光軸と、前記レンズ部位置調整部材の光軸が一致するように接続される構造は、前記カメラ本体のレンズマウント部の内側側面に形成されたカメラ本体のねじ部と、このカメラ本体のねじ部と螺合する、前記レンズ部位置調整部材のねじ部とを備えたことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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