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公開番号
2024135641
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023046428
出願日
2023-03-23
発明の名称
同軸切替器の着脱機構
出願人
日本放送協会
,
日本高周波株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01P
1/12 20060101AFI20240927BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】同軸切替器の交換作業を容易にするともに、作業時間を短縮させる同軸切替器の着脱機構を提供する。
【解決手段】電波送信装置に同軸切替器を着脱するための同軸切替器の着脱機構であって、電波送信装置の給電線と電気的に接続された脱着パネルPと、脱着パネルPの一方面から一方面に対して直交する方向に延設されたスライドレール31と、スライドレール31に摺動自在に支持された引き出し部32と、引き出し部32に支持されたテーブル40とを有し、脱着パネルの一方面には、同軸切替器10の同軸給電管11と着脱自在に接続されるアンカーコネクタ21が設けられ、引き出し部32を介してスライドレール31に沿ってテーブル40に載置された同軸切替器10を移動させることで、同軸切替器10を脱着パネルPに近接させる位置や脱着パネルPから離間した位置に配置させたりできるようになっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電波送信装置に同軸切替器を着脱するための同軸切替器の着脱機構であって、
前記電波送信装置の給電線と電気的に接続された脱着パネルと、
前記脱着パネルの一方面の下端部から該一方面に対して直交する方向に延設されたスライドレールと、
前記スライドレールに摺動自在に支持され該スライドレールに沿って往復移動可能な引き出し部と、
前記引き出し部に支持され該引き出し部とともに前記スライドレールに沿って往復移動するテーブルとを有し、
前記脱着パネルの一方面には、前記同軸切替器の同軸給電管と着脱自在に接続されるアンカーコネクタが設けられ、
前記テーブルには前記同軸切替器が載置される載置面が設けられ、
前記引き出し部を介して前記スライドレールに沿って前記テーブルに載置された同軸切替器を移動させることで、該同軸切替器を前記脱着パネルに近接させる位置に配置させたり、該同軸切替器を前記脱着パネルから離間した位置に配置させたりできるようになっていることを特徴とする同軸切替器の着脱構造。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記テーブルは、前記引き出し部に固定された位置誤差吸収機構を介して、前記引き出し部に支持されており、
前記位置誤差吸収機構は、前記テーブルの載置面の前後方向及び左右方向に所定幅寸法だけ移動可能に前記テーブルを支持しているとともに、該テーブルの載置面に直交する方向に所定高さ寸法だけ移動可能に前記テーブルを支持していることを特徴とする請求項1に記載の同軸切替器の着脱構造。
【請求項3】
前記脱着パネルの前記一方面には、該一方面に対して直交する方向に延びる略円柱状の回転軸と、前記回転軸を回転させる着脱レバーとが設けられ、
前記回転軸の外周側面には、回転軸の径方向に突出する突起が形成され、
前記同軸切替器は、前記同軸給電管が設けられた一端面に、前記回転軸が挿入される先端部が開放された中空円筒状の筒部が設けられ、
前記筒部は、その側面部に、先端部から後端部に向けて前記回転軸の外周側面の突起が挿入される引込押出用溝が形成され、
前記脱着パネルの回転軸の先端側が前記同軸給電管の筒部に挿入され且つ該回転軸の突起が前記筒部の引込押出用溝に挿入された状態で、前記着脱レバーを操作して前記回転軸を回転させることにより、前記脱着パネル側に前記同軸切替器を引き込んだり、前記脱着パネルから離間する方向に同軸切替器を押し出したりすることができるようになっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の同軸切替器の着脱構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、同軸切替器の着脱機構に関し、例えば、電波送信装置の給電線切替えに用いられる同軸切替器の交換作業を容易にし、作業者の労力負担を大幅に軽減するとともに、作業時間を短縮させることができる同軸切替器の着脱機構に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
テレビ放送やFM放送等の電波を送信する電波送信装置の給電線切替えに用いられる同軸切替器100は、図10に示すように、略円柱状の本体部100aを備え、本体部100aの上面部(一端部)に、例えば、4本の同軸給電管11が突設している。
また、同軸切替器100の同軸給電管11に、電波送信装置の給電線(同軸給電管)130を接続する場合、一般的に、給電線接続部品(インナーコネクタ111、ストレートカップリング112及びホースバンド113)が使用されている。
【0003】
具体的には、電波送信装置の給電線(同軸給電管)130の内部と、同軸切替器100の同軸給電管11の内部とがインナーコネクタ111により接続され、同軸給電管11、130の外周部の接続部分にストレートカップリング112が装着され、ホースバンド113により固定されている。なお、図中に示す符号Dは、ホースバンド113を固定するためのドライバを示している。
【0004】
また、同軸切替器100の保守点検では、電波送信装置から同軸切替器100が取り外されて実施されるため、保守点検の度に保守点検済みの同軸切替器100と交換作業をする必要があり、給電線接続部品(インナーコネクタ111、ストレートカップリング112及びホースバンド113)の着脱作業に手間がかかっている。なお、図示する同軸切替器100の構成は、例えば、特許文献1に開示されている。
【0005】
また、近年では、上記の同軸切替器100の交換作業の手間を軽減させるために、電波送信装置の給電線(同軸給電管)と電気的に接続され、且つ同軸切替器100の同軸給電管11に着脱自在に接続可能なアンカーコネクタを備えた脱着パネルが用いられている。
この脱着パネルは、電波送信装置の給電線(同軸給電管)に取り付けられて用いられるものであり、同軸給電管11とアンカーコネクタの「接続及び接続解除」を切り替えるためのレバー式着脱機構を備えている。そして、脱着パネルのレバー式着脱機構に設けられた着脱レバーを操作することで、同軸給電管11とアンカーコネクタが電気的に接続したり、或いは、接続した状態の同軸給電管11とアンカーコネクタを離間させたりすることができるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2010-41593号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、同軸切替器は、端子形状及び切替方式(接点式や無接点式)により大きさや質量が異なっている。
そして、軽量な同軸切替器については、上述した「レバー式着脱機構を備えている脱着パネル」を用いることで、同軸切替器の交換工事を比較的・短時間で行うことができる。一方、2人以上で持ち上げる必要がある質量が大きい(重い)同軸切替器は、「レバー式着脱機構を備えている脱着パネル」を用いることができなかった。これは、同軸切替器が重いため、容易に脱着パネルまで運べなかったことによる。その結果、質量が大きいタイプの同軸切替器の交換作業では、2人以上の作業員で同軸切替器を運んで、工具により給電線接続部品(インナーコネクタ111、ストレートカップリング112及びホースバンド113)の着脱作業を行う必要があった。すなわち、同軸切替器は、質量が大きいタイプのものついては、脱着パネルを用いることができず、交換作業に手間がかかるとともに、作業時間もかかっていた。
【0008】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、同軸切替器の交換作業を容易にするとともに、作業時間を短縮させることができる同軸切替器の着脱機構を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するための本発明は、電波送信装置に同軸切替器を着脱するための同軸切替器の着脱機構であって、前記電波送信装置の給電線と電気的に接続された脱着パネルと、前記脱着パネルの一方面の下端部から該一方面に対して直交する方向に延設されたスライドレールと、前記スライドレールに摺動自在に支持され該スライドレールに沿って往復移動可能な引き出し部と、前記引き出し部に支持され該引き出し部とともに前記スライドレールに沿って往復移動するテーブルとを有し、前記脱着パネルの一方面には、前記同軸切替器の同軸給電管と着脱自在に接続されるアンカーコネクタが設けられ、前記テーブルには前記同軸切替器が載置される載置面が設けられ、前記引き出し部を介して前記スライドレールに沿って前記テーブルに載置された同軸切替器を移動させることで、該同軸切替器を前記脱着パネルに近接させる位置に配置させたり、該同軸切替器を前記脱着パネルから離間した位置に配置させたりできるようになっていることを特徴とする。
【0010】
このように本発明の構成によれば、電波送信装置に同軸切替器を取り付ける際に、スライドレールに沿って往復移動するテーブルに同軸切替器を載置して、脱着パネルまで同軸切替器を移動させることができる。また、電波送信装置から同軸切替器を取り外す際にも、脱着パネルから取り外した同軸切替器を、スライドレールに沿って移動させることができる。すなわち、本発明の構成によれば、電波送信装置に同軸切替器を脱着する際に、作業者が同軸切替器を手で持って、脱着パネルの位置まで運ぶ作業から解放され、作業者の労力負担が大幅に軽減されるとともに、作業時間を短縮させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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