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公開番号
2025133296
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031159
出願日
2024-03-01
発明の名称
送信装置及び受信装置
出願人
日本放送協会
代理人
弁理士法人キュリーズ
主分類
H04N
21/238 20110101AFI20250904BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 受信装置の処理負荷を軽減しつつ、コンテンツを構成するオブジェクトの再生に関する耐性を高めることを可能とする送信装置及び受信装置を提供する。
【解決手段】 送信装置は、コンテンツを構成するオブジェクトのパケットとして、第1解像度を有する第1オブジェクトの第1パケットを第1伝送路に割り当て、第2解像度を有する第2オブジェクトの第2パケットを第2伝送路に割り当てる制御部と、前記第1伝送路を介して前記第1パケットを受信装置に送信し、前記第2伝送路を介して前記第2パケットを前記受信装置に送信する送信部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
コンテンツを構成するオブジェクトのパケットとして、第1解像度を有する第1オブジェクトの第1パケットを第1伝送路に割り当て、第2解像度を有する第2オブジェクトの第2パケットを第2伝送路に割り当てる制御部と、
前記第1伝送路を介して前記第1パケットを受信装置に送信し、前記第2伝送路を介して前記第2パケットを前記受信装置に送信する送信部と、を備える、送信装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記第1パケットに基づいた前記第1オブジェクトの再生時間の情報が付与された前記第1パケットを前記第1伝送路に割り当て、前記第2パケットに基づいた前記第2オブジェクトの再生時間の情報が付与された前記第2パケットを前記第2伝送路に割り当てる、請求項1に記載の送信装置。
【請求項3】
前記コンテンツを取得する取得部を備え、
前記制御部は、前記オブジェクトの解像度を特定可能な前記オブジェクトの識別情報に基づいて、前記取得部によって取得される前記コンテンツから前記第1パケット及び前記第2パケットを特定する、請求項1に記載の送信装置。
【請求項4】
前記第1伝送路の周波数帯は、前記第2伝送路の周波数帯よりも高く、
前記第1解像度は、前記第2解像度よりも高い、請求項1に記載の送信装置。
【請求項5】
コンテンツを構成するオブジェクトのパケットとして、第1解像度を有する第1オブジェクトの第1パケットについて第1伝送路を介して受信し、第2解像度を有する第2オブジェクトの第2パケットについて第2伝送路を介して受信する受信部と、
前記第1伝送路が選択されている場合において、前記第1パケットが欠落した場合に、欠落した第1パケットと対応する前記第2パケットによって、前記欠落した第1パケットを補完する制御部と、を備える、受信装置。
【請求項6】
前記第1パケットに基づいた前記第1オブジェクトに関する再生時間の情報が前記第1パケットに付与され、前記第2パケットに基づいた前記第2オブジェクトに関する再生時間の情報が前記第2パケットに付与され、
前記制御部は、前記第1パケット及び前記第2パケットに付与された前記再生時間の情報に基づいて、前記欠落した第1パケットと対応する前記第2パケットを特定する、請求項5に記載の受信装置。
【請求項7】
前記第1伝送路の周波数帯は、前記第2伝送路の周波数帯よりも高く、
前記第1解像度は、前記第2解像度よりも高い、請求項5に記載の受信装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、送信装置及び受信装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
12GHz帯の衛星デジタル放送は、4K/8Kなどのハイビジョンサービスなどの衛星放送に使用されており、このような衛星デジタル放送の伝送方式は、ISDB-S3と称される。さらに、次世代の衛星デジタル放送において21GHz帯の利用が注目を集めている。
【0003】
このような背景下において、大容量伝送技術の一例として、コンテンツを分割するとともに、分割されたコンテンツを別々の伝送路に割り当て、コンテンツを伝送する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。このような伝送方式は、バルク伝送方式と称されてもよい。
【0004】
また、送信装置から受信装置に対して、コンテンツを構成するオブジェクトのデータとして、異なる解像度のオブジェクトのパケットを送信するとともに、受信装置側において、選択された解像度のオブジェクトのみを再生し、他の解像度のオブジェクトのパケットを破棄する技術が提案されている(例えば、特許文献2)。このような伝送方式は、パケットフィルタ方式と称されてもよい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-133612号公報
特開2022-032838号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したパケットフィルタ方式は、受信装置の処理負荷を軽減する観点で優れているが、コンテンツを構成するオブジェクトの一部が欠落した場合に、欠落したオブジェクトの一部を受信装置が再生できない事態が考えられる。また、上述したバルク伝送方式では、コンテンツの伝送中において、複数の伝送路の1つが使用できなくなる事態も想定される。
【0007】
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、受信装置の処理負荷を軽減しつつ、コンテンツを構成するオブジェクトの再生に関する耐性を高めることを可能とする送信装置及び受信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
開示の態様は、コンテンツを構成するオブジェクトのパケットとして、第1解像度を有する第1オブジェクトの第1パケットを第1伝送路に割り当て、第2解像度を有する第2オブジェクトの第2パケットを第2伝送路に割り当てる制御部と、前記第1伝送路を介して前記第1パケットを受信装置に送信し、前記第2伝送路を介して前記第2パケットを前記受信装置に送信する送信部と、を備える、送信装置である。
【0009】
開示の態様は、コンテンツを構成するオブジェクトのパケットとして、第1解像度を有する第1オブジェクトの第1パケットについて第1伝送路を介して受信し、第2解像度を有する第2オブジェクトの第2パケットについて第2伝送路を介して受信する受信部と、前記第1伝送路が選択されている場合において、前記第1パケットが欠落した場合に、欠落した第1パケットと対応する前記第2パケットによって、前記欠落した第1パケットを補完する制御部と、を備える、受信装置である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、受信装置の処理負荷を軽減しつつ、コンテンツを構成するオブジェクトの再生に関する耐性を高めることを可能とする送信装置及び受信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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