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公開番号2025167639
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024072464
出願日2024-04-26
発明の名称撮像システム
出願人日本放送協会
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 23/60 20230101AFI20251030BHJP(電気通信技術)
要約【課題】映像の伝送に要するデータ量を抑えたまま、被写体ごとに撮影条件を変更可能な技術を提供する。
【解決手段】撮像システムは、複数の光電変換素子を有する画素領域が複数のエリアに区分されることによりエリアごとに解像度及びフレームレートを異ならせて撮像可能なエリア制御イメージセンサと、画素領域内のエリアの座標に対応する座標で、撮像された映像信号から動き解析又は照度解析を行うことによりシーン情報を生成するシーン情報処理部と、を備える撮像装置であって、光電変換素子で光電変換された電荷に基づく画素情報とシーン情報とを含む第1映像信号を出力する撮像装置と、撮像装置から取得した画素情報及びシーン情報に基づき、第1映像信号より情報量が多く、連続する複数フレームのフレーム画像を有する第2映像信号を生成する表示映像生成装置と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の光電変換素子を有する画素領域が複数のエリアに区分されることにより前記エリアごとに解像度及びフレームレートを異ならせて撮像可能なエリア制御イメージセンサと、前記画素領域内の前記エリアの座標に対応する座標で、撮像された映像信号から動き解析又は照度解析を行うことによりシーン情報を生成するシーン情報処理部と、を備える撮像装置であって、前記光電変換素子で光電変換された電荷に基づく画素情報と前記シーン情報とを含む第1映像信号を出力する撮像装置と、
前記撮像装置から取得した前記画素情報及び前記シーン情報に基づき、前記第1映像信号より情報量が多く、連続する複数フレームのフレーム画像を有する第2映像信号を生成する表示映像生成装置と、
を備える撮像システム。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記撮像装置及び前記表示映像生成装置は、互いに無線通信ネットワークを介して接続される
請求項1に記載の撮像システム。
【請求項3】
前記表示映像生成装置により生成された前記第2映像信号に基づく映像を表示する表示装置をさらに備え、
前記表示映像生成装置及び前記表示装置は、前記第2映像信号を伝達する信号線により互いに有線接続される
請求項2に記載の撮像システム。
【請求項4】
前記撮像装置及び前記表示映像生成装置は、前記第1映像信号を伝達する信号線により互いに有線接続される
請求項1に記載の撮像システム。
【請求項5】
前記撮像装置は、前記第1映像信号に基づく映像を表示する表示部をさらに備える
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の撮像システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
広視野の撮像領域を撮像する場合には、明るさが異なる被写体や動く速さが異なる被写体等が同一の画像内に撮像されることがある。これらの被写体を撮像する場合、ノイズ、被写体ブレ等が発生しない適切な撮像条件が異なる。特定の被写体に合わせてダイナミックレンジ、フレームレート、解像度等の撮像条件を調整すると、他の被写体の撮影条件を満たせず、同一の画像内に複数の被写体を適切に撮像できない場合がある。また、全被写体の撮像条件を満たすために高ダイナミックレンジ、高フレームレート、高解像度で撮像した場合には、性能の高いイメージセンサを必要とし、さらに、撮像した映像を伝送することに要するデータ量が多くなる。
【0003】
これに対して、非特許文献1には、イメージセンサの撮像領域を複数のエリアに分割し、エリアごとに露光時間を調整することにより、明るさの異なる複数の被写体それぞれのダイナミックレンジを調整可能な技術が開示されている。
【0004】
また、非特許文献2には、ビニングを行うことにより、動き検出や高解像度撮像等の撮像目的に応じて、データレートを一定のままフレームレート及び解像度を変更可能な技術が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
T. Hirata, et al., “A 1-inch 17Mpixel 1000fps Block-Controlled Coded-Exposure Back-Illuminated Stacked CMOS Image Sensor for Computational Imaging and Adaptive Dynamic Range Control,” ISSCC, pp. 120-121, Feb. 2021.
H. Murakami, et al., “A 4.9Mpixel Programmable-Resolution Multi-Purpose CMOS Image Sensor for Computer Vision,” ISSCC, pp. 104-105, Feb. 2022.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
非特許文献1に記載の技術は、動きが速い被写体を撮像するためにフレームレートを上げると、イメージセンサの動作レートを上げる必要があり、伝送に要するデータ量が増加してしまうという問題があった。
【0007】
また、非特許文献2に記載の技術は、解像度及びフレームレートを撮像領域全体で変更する必要があるため、撮像条件が異なる複数の被写体それぞれを適切に撮像することが困難であった。
【0008】
そこで本発明は、上記のような点を鑑みてされたものであり、映像の伝送に要するデータ量を抑えたまま、被写体ごとに撮影条件を変更可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様は、複数の光電変換素子を有する画素領域が複数のエリアに区分されることにより前記エリアごとに解像度及びフレームレートを異ならせて撮像可能なエリア制御イメージセンサと、前記画素領域内の前記エリアの座標に対応する座標で、撮像された映像信号から動き解析又は照度解析を行うことによりシーン情報を生成するシーン情報処理部と、を備える撮像装置であって、前記光電変換素子で光電変換された電荷に基づく画素情報と前記シーン情報とを含む第1映像信号を出力する撮像装置と、前記撮像装置から取得した前記画素情報及び前記シーン情報に基づき、前記第1映像信号より情報量が多く、連続する複数フレームのフレーム画像を有する第2映像信号を生成する表示映像生成装置と、を備える撮像システムである。
【0010】
また、本発明の一態様は、撮像システム1において、前記撮像装置及び前記表示映像生成装置は、互いに無線通信ネットワークを介して接続される。
(【0011】以降は省略されています)

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