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公開番号2024113747
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-23
出願番号2023018892
出願日2023-02-10
発明の名称送信装置及び受信装置
出願人日本放送協会
代理人弁理士法人キュリーズ
主分類H04J 3/07 20060101AFI20240816BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 2以上の放送信号のレートを適切に担保しながら、2以上の放送信号を伝送フレームに多重することを可能とする送信装置及び受信装置を提供する。
【解決手段】 2以上の放送信号が多重された多重伝送フレームを送信する送信装置は、前記2以上の放送信号のそれぞれを所定単位で区切るとともに、前記2以上の放送信号のそれぞれのレートの比率に対応する特定パターンに基づいて、前記所定単位で区切られた前記2以上の放送信号を多重する制御部を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
2以上の放送信号が多重された多重伝送フレームを送信する送信装置であって、
前記2以上の放送信号のそれぞれを所定単位で区切るとともに、前記2以上の放送信号のそれぞれのレートの比率に対応する特定パターンに基づいて、前記所定単位で区切られた前記2以上の放送信号を多重する制御部を備える、送信装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記特定パターンを示す制御情報を送信する送信部を備える、請求項1に記載の送信装置。
【請求項3】
2以上の多重伝送フレームによって構成される特定伝送フレームに含まれる前記所定単位の数は、前記特定パターンが適用される周期で割り切れる、請求項1に記載の送信装置。
【請求項4】
前記2以上の放送信号のそれぞれは、パケットによって構成しており、
前記特定伝送フレームは、整数個のパケットを含む、請求項3に記載の送信装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記2以上の放送信号のそれぞれのレートの比率を調整するためのスタッフビットを前記所定単位で前記特定パターンに挿入する、請求項1に記載の送信装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記2以上の放送信号が多重された誤り訂正ブロックの後部から前記スタッフビットを挿入する、請求項5に記載の送信装置。
【請求項7】
2以上の放送信号が多重された多重伝送フレームを受信する受信装置であって、
前記2以上の放送信号のそれぞれのレートの比率に対応する特定パターンに基づいて、所定単位で区切られた前記2以上の放送信号を分離する制御部を備える、受信装置。
【請求項8】
前記特定パターンを示す制御情報を受信する受信部を備える、請求項7に記載の受信装置。
【請求項9】
2以上の多重伝送フレームによって構成される特定伝送フレームに含まれる前記所定単位の数は、前記特定パターンが適用される周期で割り切れる、請求項7に記載の受信装置。
【請求項10】
前記2以上の放送信号のそれぞれは、パケットによって構成しており、
前記特定伝送フレームは、整数個のパケットを含む、請求項9に記載の受信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、送信装置及び受信装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
第1装置(例えば、放送局の演奏所又は送信所)から第2装置(例えば、送信所)に対して、主信号及びSC(Service Channel)信号が多重された伝送フレームに関する伝送方式が規定されている。主信号は、地上デジタルテレビジョン放送及びV-Low地上マルチメディア放送に関する第1放送信号(例えば、TS(Transport Stream)信号、TMCC(Transmission and Multiplexing. Configuration Control)信号などを含む。このような伝送方式において、第1装置と第2装置との間のリンクは、STL(Studio to Transmitter Link)又はTTL(Transmitter to Transmitter Link)と称される(例えば、非特許文献1)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
「地上デジタル放送用デジタルSTL/TTL伝送方式」 標準規格 ARIB STD-B22 2.1版
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年では、STL/TTLの高度化によって、地上放送高度化方式に関する第2放送信号を伝送フレームに多重する技術(高度化STL/TTL)が検討されている。高度化STL/TTLで用いる伝送フレームには、第1放送信号及び第2放送信号が多重されることが想定される。
【0005】
このような背景下において、発明者等は、鋭意検討の結果、第1放送信号の第1レート及び第2放送信号の第2レートが異なることに着目し、第1放送信号及び第2放送信号を伝送フレームに多重する場合に、第1レート及び第2レートを適切に担保する必要性を見出した。
【0006】
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、2以上の放送信号のレートを適切に担保しながら、2以上の放送信号を伝送フレームに多重することを可能とする送信装置及び受信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
開示に係る送信装置は、2以上の放送信号が多重された多重伝送フレームを送信する送信装置であって、前記2以上の放送信号のそれぞれを所定単位で区切るとともに、前記2以上の放送信号のそれぞれのレートの比率に対応する特定パターンに基づいて、前記所定単位で区切られた前記2以上の放送信号を多重する制御部を備える。
【0008】
開示に係る受信装置は、2以上の放送信号が多重された多重伝送フレームを受信する受信装置であって、前記2以上の放送信号のそれぞれのレートの比率に対応する特定パターンに基づいて、所定単位で区切られた前記2以上の放送信号を分離する制御部を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、2以上の放送信号のレートを適切に担保しながら、2以上の放送信号を伝送フレームに多重することを可能とする送信装置及び受信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係るデジタル無線伝送システム10を示す図である。
図2は、実施形態に係る送信装置100を示す図である。
図3は、実施形態に係る受信装置200を示す図である。
図4は、実施形態に係るFECブロックを示す図である。
図5は、実施形態に係るFECブロックのパラメータを示す図である。
図6は、実施形態に係る多重部150を示す図である。
図7は、実施形態に係る分離部250を示す図である。
図8は、実施形態に係る特定パターンを示す図である。
図9は、実施形態に係る制御情報を示す図である。
図10は、変更例1に係るスタッフビットを説明するための図である。
図11は、変更例1に係るスタッフビットを説明するための図である。
図12は、変更例1に係るFECブロックのヘッダを説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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