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公開番号2024147379
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2023060345
出願日2023-04-03
発明の名称プロセスユニット
出願人ブラザー工業株式会社
代理人
主分類G03G 21/18 20060101AFI20241008BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】クリーニングローラおよびクリーニングシャフトを備える画像形成装置の小型化を実現する。
【解決手段】感光ドラム(3)と、クリーニングローラ(32)と、クリーニングシャフト(36)と、支持板(23)および側板(22)を有するフレーム(21)と、クリーニングローラ電極(33)と、クリーニングシャフト電極(361)と、第1入力電極(43)と、第2入力電極(46)と、を備え、第1方向における側板(22)の外側からみて、第1入力電極(43)と第2入力電極(46)とが側板(22)を挟んで少なくとも一部が重なる位置に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に延びる第1回転軸について回転可能な感光ドラムと、
前記感光ドラムの表面と接触するクリーニングローラと、
前記クリーニングローラの表面と接触するクリーニングシャフトと、
前記第1方向における前記感光ドラムの端部に位置し、前記クリーニングローラを支持する支持板および前記第1方向における前記支持板の外側に位置する側板を有するフレームと、
前記クリーニングローラの前記第1方向における一端に設けられ、前記第1方向における前記クリーニングローラの前記一端と電気的に接続され、前記第1方向における前記側板の内側に位置するクリーニングローラ電極と、
前記クリーニングシャフトの前記第1方向における一端に設けられ、前記第1方向における前記クリーニングシャフトの前記一端と電気的に接続され、前記第1方向における前記側板の内側に位置するクリーニングシャフト電極と、
前記側板に取付けられ、前記第1方向における前記側板の外側に位置するローラ受電部と、前記第1方向における前記側板の内側に位置し、前記クリーニングローラ電極へ電力を給電するローラ給電部と、を有する第1入力電極と、
前記側板に取付けられ、前記第1方向における前記側板の外側に位置するシャフト受電部と、前記第1方向における前記側板の内側に位置し、前記クリーニングシャフト電極へ電力を給電するシャフト給電部と、を有する第2入力電極と、
を備え、
前記第1方向における前記側板の外側からみて、前記第1入力電極と前記第2入力電極とが前記側板を挟んで少なくとも一部が重なる位置に配置されている、ことを特徴とするプロセスユニット。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記第1方向における前記側板の外側からみて、前記第1入力電極と前記シャフト給電部とが前記側板を挟んで重なる位置に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載のプロセスユニット。
【請求項3】
前記第1方向における前記側板の外側からみて、前記ローラ受電部と前記シャフト給電部とが前記側板を挟んで重なる位置に前記第1入力電極と前記第2入力電極とが配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載のプロセスユニット。
【請求項4】
前記第1方向における前記側板の外側からみて、前記ローラ受電部と前記シャフト受電部とは第2方向に離れている、ことを特徴とする請求項1に記載のプロセスユニット。
【請求項5】
前記ローラ受電部および前記シャフト受電部は、前記プロセスユニットが装着される画像形成装置に前記プロセスユニットが装着された状態において、前記画像形成装置の装置本体に設けられた本体側電極と前記第1方向に接触する、ことを特徴とする請求項1に記載のプロセスユニット。
【請求項6】
前記ローラ受電部には、前記感光ドラムに残存する現像剤の第1帯電極性と反対極性の第1電圧が前記本体側電極から印加され、
前記シャフト受電部には、前記第1帯電極性とは反対極性である第2帯電極性の第2電圧が前記本体側電極から印加され、
前記側板の一部の耐電圧が、前記第1電圧と前記第2電圧との差を越える、ことを特徴とする請求項5に記載のプロセスユニット。
【請求項7】
前記第1入力電極は、
前記ローラ給電部の端縁から前記第1方向における前記側板の外側へ延出される第1延出部、をさらに有し、
前記第2入力電極は、
前記シャフト給電部の端縁から前記第1方向における前記側板の外側へ延出される第2延出部、をさらに有し、
前記側板は、
前記第1延出部および前記ローラ受電部を挿通可能な第1スリットと、
前記第2延出部および前記シャフト受電部を挿通可能な第2スリットと、をさらに有する、ことを特徴とする請求項1に記載のプロセスユニット。
【請求項8】
前記側板は、絶縁性の樹脂である、ことを特徴とする請求項1に記載のプロセスユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電子写真方式の画像形成装置に装着されるプロセスユニットに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式のカラープリンタなどの画像形成装置では、4つの感光ドラムを備えたプロセスユニットが設けられている。特許文献1に記載のプロセスユニットは、枠体と、枠体の外側に位置する側板とを備えている。
【0003】
そして、枠体は、4つの感光ドラムと、各感光ドラムに接触するクリーニングローラと、クリーニングローラと電気的に接続されるユニット側電極と、ユニット側電極と電気的に接続される本体側電極と、帯電器とを支持する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-128337号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、クリーニングローラ上の紙粉等の異物を除去するため、画像形成装置にクリーニングシャフトが設けられることがある。クリーニングシャフトには電極から電圧が印加され、クリーニングローラとの間の電位差によってクリーニングローラ上の異物がクリーニングシャフトに回収される。特許文献1に記載の画像形成装置にクリーニングシャフトを設ける場合、画像形成装置を小型化するためにはクリーニングシャフトの電極とクリーニングローラの電極を出来る限り近づけて配置することが望ましい。しかし、クリーニングシャフトの電極とクリーニングローラの電極との間の放電を防ぐため、2つの電極を離して配置する必要があり、2つの電極を近づけて配置することが難しい。
【0006】
本開示は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、クリーニングローラおよびクリーニングシャフトを備える画像形成装置の小型化を実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本開示に係る第1態様のプロセスユニットは、第1方向に延びる第1回転軸について回転可能な感光ドラムと、前記感光ドラムの表面と接触するクリーニングローラと、前記クリーニングローラの表面と接触するクリーニングシャフトと、前記第1方向における前記感光ドラムの端部に位置し、前記クリーニングローラを支持する支持板および前記第1方向における前記支持板の外側に位置する側板を有するフレームと、前記クリーニングローラの前記第1方向における一端に設けられ、前記第1方向における前記クリーニングローラの前記一端と電気的に接続され、前記第1方向における前記側板の内側に位置するクリーニングローラ電極と、前記クリーニングシャフトの前記第1方向における一端に設けられ、前記第1方向における前記クリーニングシャフトの前記一端と電気的に接続され、前記第1方向における前記側板の内側に位置するクリーニングシャフト電極と、前記側板に取付けられ、前記第1方向における前記側板の外側に位置するローラ受電部と、前記第1方向における前記側板の内側に位置し、前記クリーニングローラ電極へ電力を給電するローラ給電部と、を有する第1入力電極と、前記側板に取付けられ、前記第1方向における前記側板の外側に位置するシャフト受電部と、前記第1方向における前記側板の内側に位置し、前記クリーニングシャフト電極へ電力を給電するシャフト給電部と、を有する第2入力電極と、を備え、前記第1方向における前記側板の外側からみて、前記第1入力電極と前記第2入力電極とが前記側板を挟んで少なくとも一部が重なる位置に配置されている、構成である。
【0008】
第2態様は、第1態様のプロセスユニットであって、前記第1方向における前記側板の外側からみて、前記第1入力電極と前記シャフト給電部とが前記側板を挟んで重なる位置に配置されている、構成である。
【0009】
第3態様は、第1態様のプロセスユニットであって、前記第1方向における前記側板の外側からみて、前記ローラ受電部と前記シャフト給電部とが前記側板を挟んで重なる位置に前記第1入力電極と前記第2入力電極とが配置されている、構成である。
【0010】
第4態様は、第1態様のプロセスユニットであって、前記第1方向における前記側板の外側からみて、前記ローラ受電部と前記シャフト受電部とは第2方向に離れている、構成である。
(【0011】以降は省略されています)

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