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公開番号2024116636
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-28
出願番号2023022337
出願日2023-02-16
発明の名称定着装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20240821BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】除電ブラシの脱落を抑制することを目的とする。
【解決手段】定着装置1は、筐体4と、加熱部と、加圧部と、除電ブラシ5と、アース板金61と、補助板金62を備える。加熱部は、シートを加熱する。加圧部は、加熱部との間にニップ部を形成する。除電ブラシ5は、加熱部に接触する。アース板金61は、除電ブラシ5をアースするための板金である。アース板金61は、接触部61Bを有する。接触部61Bは、除電ブラシ5に接触する。補助板金62は、接触部61Bとの間で除電ブラシ5を挟む。筐体4は、保持部42を有する。保持部42は、除電ブラシ5を挟んだ接触部61Bおよび補助板金62を撓ませた状態で保持する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
シートを加熱する加熱部と、
前記加熱部との間にニップ部を形成する加圧部と、
前記加熱部に接触する除電ブラシと、
前記除電ブラシをアースするためのアース板金であって、前記除電ブラシに接触する接触部を有するアース板金と、
前記接触部との間で前記除電ブラシを挟む補助板金と、を備え、
前記筐体は、
前記除電ブラシを挟んだ前記接触部および前記補助板金を撓ませた状態で保持する保持部を有することを特徴とする定着装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記保持部は、
第1面から第1方向に突出する2つの第1リブであって、前記第1方向と直交する第2方向に離れた2つの第1リブと、
前記第1面と対向する第2面から突出する第2リブであって、前記第2方向において2つの前記第1リブの間に位置する第2リブと、を有し、
前記第1方向における前記第1リブの先端から前記第2リブの先端までの距離は、前記第1方向における前記接触部、前記除電ブラシおよび前記補助板金の各寸法の積算値よりも小さく、
前記除電ブラシを挟んだ前記接触部および前記補助板金は、2つの前記第1リブと、前記第2リブとで挟まれることで、撓んだ状態で前記保持部に保持されることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記接触部と前記補助板金は、前記第1方向において前記除電ブラシを挟み、
前記アース板金は、前記第1方向および前記第2方向に直交する第3方向において前記補助板金と接触する当接部を有することを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
【請求項4】
前記アース板金が取り付けられるフレームであって、前記除電ブラシが通る開口を有するフレームと、
前記アース板金の前記フレームとは反対の面を覆うカバーと、をさらに備え、
前記カバーは、前記当接部の前記除電ブラシとは反対側の面と接触する押さえ部を有することを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
【請求項5】
前記カバーは、
当該カバー内の空間を、前記フレームの前記開口が臨む第1空間と、当該第1空間とは別の第2空間とに仕切るための仕切壁と、
前記第1空間に臨む位置に位置し、前記第1空間内の空気を排出する排気口と、を有し、
前記第2空間内には、電子回路を構成する電子部品が配置されていることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
【請求項6】
前記アース板金は、直列接続されたキャパシタおよび第1抵抗を介して接地されることを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
【請求項7】
前記電子回路は、
直列接続された前記キャパシタおよび前記第1抵抗と、前記キャパシタおよび前記第1抵抗と並列接続される第2抵抗とを有する回路と、
前記加圧部と前記回路の間に位置するダイオードであって、前記回路から前記加圧部への電流の流れを抑制するダイオードと、をさらに備え、
前記アース板金は、前記回路を介して接地され、
前記加圧部は、前記ダイオードおよび前記回路を介して接地されることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
【請求項8】
前記加熱部は、
無端状のベルトと、
前記ベルトの内側に位置する板状のヒータと、を備え、
前記加圧部は、前記ヒータとの間で前記ベルトを挟む加圧ローラであることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の定着装置。
【請求項9】
前記除電ブラシは、前記ベルトの端部に接触することを特徴とする請求項8に記載の定着装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートにトナー像を熱定着させる定着装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、定着装置の加熱ローラなどを除電するための部材として、導電性繊維をブラシ毛として有する除電ブラシが知られている(特許文献1参照)。除電ブラシは、接着剤や接着テープなどによって、定着フレームなどの所定箇所に固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-023927号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、除電ブラシを接着剤等で定着フレーム等に固定した場合には、定着装置の熱の影響を受けた接着剤等が経年劣化して、除電ブラシが定着フレーム等から脱落してしまうおそれがある。
【0005】
そこで、本発明は、除電ブラシの脱落を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明に係る定着装置は、筐体と、加熱部と、加圧部と、除電ブラシと、アース板金と、補助板金と、を備える。
加熱部は、シートを加熱する。
加圧部は、加熱部との間にニップ部を形成する。
除電ブラシは、加熱部に接触する。
アース板金は、除電ブラシをアースするための板金である。アース板金は、接触部を有する。接触部は、除電ブラシに接触する。
補助板金は、接触部との間で除電ブラシを挟む。
筐体は、保持部を有する。
保持部は、除電ブラシを挟んだ接触部および補助板金を撓ませた状態で保持する。
【0007】
保持部が、除電ブラシを挟んだ接触部および補助板金を撓ませた状態で保持する構成とすることで、例えば接着剤で除電ブラシを定着フレーム等に貼り付ける構成に比べ、経年劣化によって除電ブラシが脱落するのを抑制できる。
【0008】
また、保持部は、2つの第1リブと、第2リブと、を有していてもよい。
2つの第1リブは、第1面から第1方向に突出する。2つの第1リブは、第1方向と直交する第2方向に離れている。
第2リブは、第2面から突出する。第2面は、第1面と対向する。第2リブは、第2方向において2つの第1リブの間に位置する。
第1方向における第1リブの先端から第2リブの先端までの距離は、第1方向における接触部、除電ブラシおよび補助板金の各寸法の積算値よりも小さい。
除電ブラシを挟んだ接触部および補助板金は、2つの第1リブと、第2リブとで挟まれることで、撓んだ状態で保持部に保持される。
【0009】
また、接触部と補助板金は、第1方向において除電ブラシを挟んでもよい。
アース板金は、当接部を有する。
当接部は、第1方向および第2方向に直交する第3方向において補助板金と接触する。
【0010】
当接部が第3方向において補助板金と接触する構成とすることで、補助板金が第3方向に移動するのを当接部で止めることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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