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公開番号2024116629
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-28
出願番号2023022329
出願日2023-02-16
発明の名称定着装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20240821BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】2つのフレームが開かないように保持する保持部材を備えた定着装置において、部品点数の増加を抑制することを目的とする。
【解決手段】定着装置は、加熱部と、加圧部と、開口を有する筐体4と、開口を開閉するシャッタ6を備える。シャッタ6は、シャッタ軸部(第1シャッタ軸部64)を有する。シャッタ軸部は、筐体4に回動可能に支持される。筐体4は、ベースフレーム41と、ベースフレーム41に回動可能に支持される回動フレーム42と、保持部材(第1保持部材71)を備える。回動フレーム42は、閉位置と、閉位置に位置するときよりも加熱部から離れた開位置との間で回動可能である。保持部材は、回動フレーム42を閉位置に保持する。保持部材は、回動フレーム42とベースフレーム41とに連結される。保持部材は、外れ止め部71Fを有する。外れ止め部71Fは、シャッタ軸部が筐体4から外れるのを抑える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
シートを加熱する加熱部と、
前記加熱部との間にニップ部を形成する加圧部と、
シートが通過可能な開口を有する筐体と、
前記開口を開閉するシャッタであって、前記筐体に回動可能に支持されるシャッタ軸部を有するシャッタと、を備える定着装置であって、
前記筐体は、
前記加熱部および前記加圧部を支持するベースフレームと、
前記ベースフレームに回動可能に支持される回動フレームであって、閉位置と、前記閉位置に位置するときよりも前記加熱部から離れた開位置との間で回動可能な回動フレームと、
前記回動フレームを前記閉位置に保持する保持部材であって、前記回動フレームと前記ベースフレームとに連結される保持部材と、を備え、
前記保持部材は、前記シャッタ軸部が前記筐体から外れるのを抑える外れ止め部を有することを特徴とする定着装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記ベースフレームおよび前記保持部材の一方は、突起を有し、他方は、前記突起が嵌まる穴を有し、
前記保持部材は、前記回動フレームにネジで固定されることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記ベースフレームは、前記突起を有し、
前記保持部材は、前記穴を有することを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
【請求項4】
前記回動フレームは、
溝形状を有する軸受部であって、前記溝形状の底に位置し、前記シャッタ軸部を回動可能に支持する支持面を有する軸受部を有し、
前記シャッタ軸部は、前記シャッタの回動軸線方向から見て、前記支持面と前記外れ止め部との間に位置することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項5】
前記ベースフレームおよび前記回動フレームは、
シートの搬送方向の下流側の端部同士が回動可能に連結され、
前記搬送方向の上流側の端部同士が前記保持部材で連結されることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項6】
前記回動フレームは、軸部を有し、
前記ベースフレームは、前記軸部を回動可能に支持する溝を有することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項7】
前記回動フレームは、嵌合穴を有し、
前記保持部材は、前記嵌合穴に嵌まるボスを有することを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
【請求項8】
前記加熱部は、
無端状のベルトと、
前記ベルトの内側に位置する板状のヒータと、を備え、
前記加圧部は、前記ヒータとの間で前記ベルトを挟む加圧ローラであることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の定着装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートにトナー像を熱定着させる定着装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、定着装置として、加熱ローラを支持する上フレームと、加圧ローラを支持する下フレームとを備えたものが知られている(特許文献1参照)。上フレームは、下フレームに回動可能に支持されている。上フレームは、加熱ローラおよび加圧ローラを外部に露出させる開位置と、加熱ローラおよび加圧ローラを覆う閉位置との間で回動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-257407号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来技術において、上フレームを閉位置に保持するための保持部材を、上フレームおよび下フレームに取り付けることが考えられる。また、上フレームおよび下フレームを備えた定着装置において、定着装置のシートが通る入口をシャッタで開閉することも考えられる。この場合、シャッタの軸部が上フレームまたは下フレームから外れないように、シャッタの抜け止めを、さらに設けることが考えられる。
【0005】
しかしながら、保持部材と抜け止めをそれぞれ別部材とした場合には、部品点数が増加する問題が生じる。
【0006】
そこで、本発明は、2つのフレームが開かないように保持する保持部材を備えた定着装置において、部品点数の増加を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するため、本発明に係る定着装置は、加熱部と、加圧部と、筐体と、シャッタと、を備える。
加熱部は、シートを加熱する。
加圧部は、加熱部との間にニップ部を形成する。
筐体は、開口を有する。開口は、シートが通過可能な開口である。
シャッタは、開口を開閉する。シャッタは、シャッタ軸部を有する。シャッタ軸部は、筐体に回動可能に支持される。
筐体は、ベースフレームと、回動フレームと、保持部材と、を備える。
ベースフレームは、加熱部および加圧部を支持する。
回動フレームは、ベースフレームに回動可能に支持される。回動フレームは、閉位置と、開位置との間で回動可能である。回動フレームは、開位置に位置するときには、閉位置に位置するときよりも加熱部から離れている。
保持部材は、回動フレームを閉位置に保持する。保持部材は、回動フレームとベースフレームとに連結される。
保持部材は、外れ止め部を有する。外れ止め部は、シャッタ軸部が筐体から外れるのを抑える。
【0008】
保持部材が外れ止め部を有する構成とすることで、保持部材が回動フレームを閉位置に保持するとともに、保持部材によってシャッタ軸部が筐体から外れることが抑制されるので、例えば保持部材と抜け止めをそれぞれ別部材とする構造と比べ、部品点数の増加を抑制することができる。
【0009】
また、ベースフレームおよび保持部材の一方は、突起を有していてもよい。この場合、ベースフレームおよび保持部材の他方は、突起が嵌まる穴を有する。
保持部材は、回動フレームにネジで固定されていてもよい。
【0010】
また、ベースフレームは、突起を有していてもよい。この場合、保持部材は、穴を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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