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公開番号
2024147374
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-16
出願番号
2023060340
出願日
2023-04-03
発明の名称
画像形成装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20241008BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】ドラムカートリッジの寿命の予測精度を向上させた画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、感光体ドラムを有するドラムカートリッジと、転写ベルトと、コントローラと、を備えている。コントローラは、感光体ドラムの累積回転数、又は累積印刷枚数の少なくとも一方を示すドラム情報、及びベルトフィルミングが発生した可能性を示すベルトフィルミング情報に基づいて、感光体ドラムの寿命判定を行う。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
感光体ドラムを有するドラムカートリッジと、
前記感光体ドラムと接触する転写ベルトと、
コントローラと、
を備え、
前記コントローラは、
前記感光体ドラムの累積回転数、又は前記感光体ドラムを使用して印刷した累積印刷枚数の少なくとも一方を示すドラム情報、及び前記転写ベルトにベルトフィルミングが発生した可能性を示すベルトフィルミング情報に基づいて、前記感光体ドラムの寿命判定を行うことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記ドラムカートリッジは、前記ドラム情報を記憶するドラムメモリを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記寿命判定にて、前記感光体ドラムの累積回転数が所定値以下であり、且つ、前記ベルトフィルミング情報に前記ベルトフィルミングの発生を示すフィルミング発生履歴が含まれているときには、前記感光体ドラムの回転数が通常時よりも大きくなるように変更した回転数を、前記感光体ドラムの累積回転数に加算した回転数を前記ドラムメモリに記憶することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記コントローラは、
前記寿命判定にて、前記感光体ドラムの累積回転数が所定値以下であり、且つ、前記ベルトフィルミング情報に前記ベルトフィルミングの発生を示すフィルミング発生履歴が含まれているときには、前記感光体ドラムの回転数に1よりも大きい係数を乗じて算出される回転数を、前記感光体ドラムの累積回転数に加算した回転数を前記ドラムメモリに記憶することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
転写ユニットであって、
前記転写ベルトと、
前記ベルトフィルミング情報を記憶するベルトメモリと、
を有する転写ユニットを更に備え、
前記コントローラは、
前記ベルトメモリから前記ベルトフィルミング情報を取得することを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記コントローラは、
印刷枚数をカウントする枚数カウント処理と、
前記ベルトフィルミングの発生を加速させる加速条件を、前記枚数カウント処理にてカウントした印刷枚数毎に取得する条件取得処理と、
前記枚数カウント処理にてカウントした前記印刷枚数と、前記条件取得処理にて取得した前記加速条件とに基づいて、前記転写ベルトに発生する前記ベルトフィルミングの発生を評価する評価値を算出する算出処理と、
前記算出処理にて算出した前記評価値を累積加算する累積加算処理と、
前記累積加算処理にて累積加算された累積評価値が評価閾値以上であるか否かを判定する評価値判定処理と、
前記評価値判定処理にて前記累積評価値が前記評価閾値以上であるか否かを判定することに基づいて、前記ベルトフィルミングの発生の有無を判定するフィルミング判定処理と、
を実行し、
前記フィルミング判定処理にて前記ベルトフィルミングが発生したと判定した場合、前記フィルミング発生履歴を、前記ベルトメモリに記憶させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
機外湿度を検出する湿度センサを更に備え、
前記加速条件には、機外湿度が含まれ、
前記コントローラは、
前記算出処理にて、前記湿度センサにより検出される前記機外湿度が所定値を超えている場合、前記機外湿度が前記所定値を超えていな場合よりも前記評価値を大きくすることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記加速条件には、画像形成速度が含まれ、
前記コントローラは、
画像形成時の前記画像形成速度を取得し、
前記算出処理にて、取得した前記画像形成速度が全速よりも遅い場合、全速の画像形成時よりも前記画像形成速度に応じて前記評価値を大きくすることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記加速条件には、シート種類が含まれ、
前記シート種類は、普通紙と、リサイクル紙とが含まれ、
前記コントローラは、
シート種類を取得し、
前記算出処理にて、取得した前記シート種類が前記リサイクル紙である場合、前記シート種類が普通紙である場合よりも前記評価値を大きくすることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ドラムカートリッジの寿命を管理することが可能な画像形成装置が提案されている。例えば、特許文献1の画像形成装置では、寿命カウント情報として、感光体ドラムの累積回転数及び累積印刷枚数等をドラムメモリに記憶して、当該寿命カウント情報に加えて放電履歴情報を考慮して、ドラムカートリッジの寿命を管理している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-56354号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、画像形成装置には、感光体ドラムと転写ユニットとを備えたものがある。このような画像形成装置では、紙粉やトナー等によって転写ベルトにフィルミングが発生することがあり、当該フィルミングの原因となる紙粉やトナー等が感光体ドラムに移ることで、感光体ドラムの寿命に影響を与えるおそれがあるという課題があった。
【0005】
本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ドラムカートリッジの寿命の予測精度を向上させた画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の第1態様の画像形成装置は、感光体ドラムを有するドラムカートリッジと、前記感光体ドラムと接触する転写ベルトと、コントローラと、を備えている。前記コントローラは、前記感光体ドラムの累積回転数、又は前記感光体ドラムを使用して印刷した累積印刷枚数の少なくとも一方を示すドラム情報、及び前記転写ベルトにベルトフィルミングが発生した可能性を示すベルトフィルミング情報に基づいて、前記感光体ドラムの寿命判定を行う。
【0007】
本開示の第2態様の画像形成装置では、上記の第1態様において、前記ドラムカートリッジは、前記ドラム情報を記憶するドラムメモリを有していてもよい。
【0008】
本開示の第3態様の画像形成装置では、上記の第2態様において、前記コントローラは、前記寿命判定にて、前記感光体ドラムの累積回転数が所定値以下であり、且つ、前記ベルトフィルミング情報に前記ベルトフィルミングの発生を示すフィルミング発生履歴が含まれているときには、前記感光体ドラムの回転数が通常時よりも大きくなるように変更した回転数を、前記感光体ドラムの累積回転数に加算した回転数を前記ドラムメモリに記憶してもよい。
【0009】
本開示の第4態様の画像形成装置では、上記の第3態様において、前記コントローラは、前記寿命判定にて、前記感光体ドラムの累積回転数が所定値以下であり、且つ、前記ベルトフィルミング情報に前記ベルトフィルミングの発生を示すフィルミング発生履歴が含まれているときには、前記感光体ドラムの回転数に1よりも大きい係数を乗じて算出される回転数を、前記感光体ドラムの累積回転数に加算した回転数を前記ドラムメモリに記憶してもよい。
【0010】
本開示の第5態様の画像形成装置は、上記の第3態様または第4態様において、転写ユニットであって、前記転写ベルトと、前記ベルトフィルミング情報を記憶するベルトメモリと、を有する転写ユニットを更に備えている。前記コントローラは、前記ベルトメモリから前記ベルトフィルミング情報を取得してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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