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公開番号
2024147369
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-16
出願番号
2023060335
出願日
2023-04-03
発明の名称
画像形成装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20241008BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】定着部の加熱効率の低下を抑制する。
【解決手段】画像形成装置(1)は、筐体(3)の開口(10A)を開閉可能な第1リアカバー(RC1)と、第1リアカバーに配置され、第1リアカバーの開口(10B)を開閉可能な第2リアカバー(RC2)とを備える。第2リアカバーは、第1リアカバーが閉じた状態且つ第2リアカバーが開いた状態において、定着部(80)から排出されたシート(S)を載置可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、
前記筐体に収容され、シートに現像剤を定着させる定着部と、
前記定着部によって前記現像剤が定着された前記シートが排出される排出トレイと、
前記定着部よりも前記シートの搬送方向下流側に配置され、前記筐体の開口を開閉可能な第1カバーであって、前記第1カバーを開いた状態で前記定着部を露出させ、前記第1カバーを閉じた状態で前記定着部から排出されるシートを前記排出トレイに搬送する搬送経路の一部を構成する第1カバーと、
前記第1カバーに対し回動可能に配置され、前記第1カバーの開口を開閉可能な第2カバーと、を備え、
前記第2カバーは、前記第1カバーが閉じた状態且つ前記第2カバーが開いた状態において、前記定着部から排出された前記シートを載置可能である、
画像形成装置。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記第1カバーが開いた状態では、前記定着部への給電が停止される、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1カバーの開閉を検知する検知部を更に備える、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記定着部は、前記第1カバーが開いた状態で前記筐体に対し着脱可能である、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記定着部の着脱方向から見て、前記定着部の着脱を操作可能な操作部の位置は、前記定着部が前記筐体に配置された状態では前記第2カバーの端部の外側である、請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記定着部の着脱方向から見て、前記定着部の着脱を操作可能な操作部の位置は、前記定着部が前記筐体に配置された状態では前記第2カバーの端部の外側且つ前記第1カバーの端部の内側である、請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第1カバーが閉じた状態から開いた状態に遷移する際の回転角度は、前記第2カバーが閉じた状態から開いた状態に遷移する際の回転角度よりも大きい、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記定着部は、前記現像剤が定着された前記シートを搬送する搬送ローラを備え、
前記第2カバーの回転軸の位置は、前記第1カバーの回転軸の位置よりも、前記回転軸と直交する方向において前記搬送ローラに近い、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第1カバーの回転軸の位置と、前記第2カバーの回転軸の位置は、前記回転軸の延びる方向に並んでいる、請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記定着部は、前記現像剤が定着された前記シートを搬送する搬送ローラを備え、
前記第2カバーは、開閉可能なカバー本体と、前記カバー本体に対し可動可能且つ前記カバー本体が開いた状態で前記カバー本体より前記搬送ローラに近い位置に配置され、前記シートを載置可能なシートガイドと、を有する、請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ジャム処理を行う際、リアカバーを開き、リアシュートを揺動させて駆動ローラと従動ローラのニップを解除する旨が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-10592号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1において、ジャム処理を行う場合はリアカバーとリアシュートとの両方を開く必要があり、リアシュートを揺動させるスペースを確保するためにリアカバーはより大きく開く構成となる。リアカバーは、ジャム処理時のみでなく画像形成後のシートを排紙する排紙トレイとして使用するストレート排紙時にも開くため、ストレート排紙時にも大きく開くことになる。ストレート排紙時にリアカバーを大きく開けてしまうと、定着部の熱が筐体の外部に逃げやすくなり、加熱効率が低下するおそれがある。
【0005】
本開示は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、定着部の加熱効率の低下を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る画像形成装置は、筐体と、前記筐体に収容され、シートに現像剤を定着させる定着部と、前記定着部によって前記現像剤が定着された前記シートが排出される排出トレイと、前記定着部よりも前記シートの搬送方向下流側に配置され、前記筐体の開口を開閉可能な第1カバーであって、前記第1カバーを開いた状態で前記定着部を露出させ、前記第1カバーを閉じた状態で前記定着部から排出されるシートを前記排出トレイに搬送する搬送経路の一部を構成する第1カバーと、前記第1カバーに対し回動可能に配置され、前記第1カバーの開口を開閉可能な第2カバーと、を備え、前記第2カバーは、前記第1カバーが閉じた状態且つ前記第2カバーが開いた状態において、前記定着部から排出された前記シートを載置可能である。
【0007】
上記構成によれば、ストレート排出時において、第1カバーを開けることなく、第1カバーの開口を塞いでいる第2カバーを開けることにより、ストレート排出が可能となる。これにより、ストレート排出時に第1カバーを開ける必要がなくなるため、定着部の熱が筐体の外部に逃げにくくなり、定着部の加熱効率の低下を抑制できる。
【0008】
本開示の画像形成装置では、前記第1カバーが開いた状態では、前記定着部への給電が停止されてもよい。
【0009】
上記構成によれば、定着部に電力が供給されている状況で定着部を交換する場合において、第1カバーを開けると定着部への給電が停止されるため、安全に定着部を交換することが可能となる。
【0010】
本開示の画像形成装置では、前記第1カバーの開閉を検知する検知部を更に備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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