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公開番号
2024150370
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-23
出願番号
2023063782
出願日
2023-04-10
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20241016BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】準備並行動作を実行することが可能な構成において、外部装置の構成の変化などによって余剰回転時間が増加することを抑制することを可能とする。
【解決手段】画像形成装置100は、画像形成手段110と、コントローラ部201から第一指示を受けた時以降に準備動作を開始し、準備動作が完了しかつコントローラ部201から第二指示を受けた場合に画像形成動作を開始するように制御する制御部202と、を有し、制御部202は、上記第一指示を受けた場合に上記第二指示を受ける前に準備動作を開始する第一モードと、上記第一指示を受けた場合に上記第二指示を受けるまで準備動作を開始しない第二モードと、に動作モードを切り替えてジョブを実行するように制御可能であり、準備動作が完了した後に上記第二指示を受けて画像形成動作を開始したジョブの回数に関する情報に基づいて上記第一モードから上記第二モードに切り替える構成とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
画像データの処理を行うコントローラ部の指示に応じて記録材に画像を形成するジョブを実行する画像形成装置において、
記録材に画像を形成するための画像形成手段と、
前記コントローラ部から第一指示を受けた時以降に前記画像形成手段の準備動作を開始し、前記準備動作が完了しかつ前記コントローラ部から第二指示を受けた場合に前記画像形成手段の画像形成動作を開始するように前記画像形成手段を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、
前記第一指示を受けた場合に前記第二指示を受ける前に前記準備動作を開始する第一モードと、前記第一指示を受けた場合に前記第二指示を受けるまで前記準備動作を開始しない第二モードと、に動作モードを切り替えてジョブを実行するように制御可能であり、
前記第一モードで実行した場合に前記準備動作が完了した後に前記第二指示を受けて前記画像形成動作を開始したジョブの回数に関する情報に基づいて、前記動作モードを前記第一モードから前記第二モードに切り替えることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記第一モードで実行した場合に前記準備動作が完了した後に前記第二指示を受けて前記画像形成動作を開始したジョブが所定回数以上連続した場合に、前記動作モードを前記第一モードから前記第二モードに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第二モードで実行した場合に、前記第一指示を受けてから前記第二指示を受けるまでの時間である第一時間よりも、前記準備動作を開始してから前記準備動作が完了するまでの時間である第二時間の方が長かったジョブの回数に関する情報に基づいて、前記動作モードを前記第二モードから前記第一モードに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第二モードで実行した場合に前記第一時間よりも前記第二時間の方が長かったジョブが所定回数以上連続した場合に、前記動作モードを前記第二モードから前記第一モードに切り替えることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記画像データに基づいて、前記動作モードを前記第一モードから前記第二モードに切り替えるか否かを決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記準備動作が完了した後に前記第二指示を受けて前記画像形成動作を開始したジョブの回数に関する情報によれば前記動作モードを前記第二モードとする場合でも、前記画像データの情報量と相関する値が所定値よりも大きい場合には前記動作モードを前記第一モードとすることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項7】
画像データの処理を行うコントローラ部の指示に応じて記録材に画像を形成するジョブを実行する画像形成装置において、
記録材に画像を形成するための画像形成手段と、
前記コントローラ部から第一指示を受けた時以降に前記画像形成手段の準備動作を開始し、前記準備動作が完了しかつ前記コントローラ部から第二指示を受けた場合に前記画像形成手段の画像形成動作を開始するように前記画像形成手段を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、
前記第一指示を受けた場合に前記第二指示を受ける前の第一タイミングで前記準備動作を開始する第一モードと、前記第一指示を受けた場合に前記第一タイミングよりも後かつ前記第二指示を受ける前であって、前記第一指示を受けてから所定時間が経過した後の第二タイミングで前記準備動作を開始する第三モードと、に動作モードを切り替えてジョブを実行するように制御可能であり、
前記第一モードで実行した場合に前記準備動作が完了した後に前記第二指示を受けて前記画像形成動作を開始したジョブの回数に関する情報に基づいて、前記動作モードを前記第一モードから前記第三モードに切り替えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記第一モードで実行した場合に前記準備動作が完了した後に前記第二指示を受けて前記画像形成動作を開始したジョブが所定回数以上連続した場合に、前記動作モードを前記第一モードから前記第三モードに切り替えることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記所定時間を、前記第一モードでジョブを実行した際に取得された、前記準備動作が完了してから前記第二指示を受けるまでの時間に関する情報に基づいて設定することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記所定時間を、前記第一モードでジョブを実行した際に取得された、前記準備動作が完了してから前記第二指示を受けるまでの時間の最大値に基づいて設定することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録材に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、記録材に画像を形成する画像形成装置として、電子写真方式などを用いたプリンタ、複写機、ファクシミリ装置などが知られている。このような画像形成装置は、印刷指示をしてから画像が形成された記録材が装置外に排出されるまでの時間であるファーストプリントアウトタイム(FPOT)をできるだけ短くすることが求められる。FPOTは、画像形成装置のコントローラ部が画像データを準備する処理を行う時間と、画像形成装置のエンジン制御部の制御により画像形成装置が画像形成動作を開始するための準備動作及び画像形成動作のそれぞれを行う時間と、によって決定される。準備動作では、駆動源、高圧電源、スキャナ、定着器の立ち上げなどが行われる。
【0003】
FPOTを短縮するために、画像データを準備する処理の開始と同時に準備動作を開始してこれらを並行して実行する方法(ここでは、「準備並行動作」ともいう。)がある。しかし、画像データを準備する処理にかかる時間が長くなると、準備動作が完了した後も画像データを準備する処理が終わるまで画像形成部を余計に駆動し続けることになる。
【0004】
そこで、特許文献1では、次のような方法が開示されている。準備動作が開始されてから画像形成(ここでは、「印字」ともいう。)が開始されるまでの経過時間と予め定められた時間との差分を積算する。そして、その差分の積算値に応じて準備並行動作を実行するか否かを選択する。この方法によれば、画像データを準備する処理の時間が準備動作の時間よりも長くなるジョブが多い場合に、準備動作が完了してから画像形成動作が開始されるまでの時間(ここでは、「余剰回転時間」ともいう。)の増加によって定着器の部材などの画像形成装置の部材の寿命が短くなることを抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-228334号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
画像形成装置のコントローラ部が画像データを準備する処理は、コントローラ部が外部装置(ホストコンピュータやデバイスなど)から画像データを受信する処理と、画像データをエンジン制御部へ送信するデータ形式に変換(展開)する処理と、からなる。外部装置も画像データをコントローラ部へ送信するデータ形式に変換する処理をしており、この処理に要する時間はオペレーティングシステム(OS)などの外部装置を構成する要素によって変動する。すなわち、コントローラ部が外部装置から画像データを受信する処理に要する時間は、画像データ自体の内容(画像の印字率など)だけでなく、外部装置の構成によっても変動する。
【0007】
そして、例えばOSの更新などにより外部装置の構成が変わることによってコントローラ部が画像データを準備する処理に要する時間が長くなると、上述の準備並行動作に要する時間も長くなる。その結果、画像データ自体の内容によらず毎回のジョブで余剰回転時間が増加し、定着器の部材などの画像形成装置の部材の寿命を短くしてしまう可能性がある。
【0008】
ここで、例えば、外部装置の構成(OSなど)が変わり、その後の毎回のジョブで余剰回転時間が発生するようになった場合、前述の差分(余剰回転時間に相当)の積算値に基づく制御では、その差分の積算値が所定の閾値を超えるまでは、毎回のジョブで余剰回転時間が増加していくことになる。
【0009】
そこで、本発明の目的は、準備並行動作を実行することが可能な構成において、外部装置の構成の変化などによって余剰回転時間が増加することを抑制することを可能とすることである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、画像データの処理を行うコントローラ部の指示に応じて記録材に画像を形成するジョブを実行する画像形成装置において、記録材に画像を形成するための画像形成手段と、前記コントローラ部から第一指示を受けた時以降に前記画像形成手段の準備動作を開始し、前記準備動作が完了しかつ前記コントローラ部から第二指示を受けた場合に前記画像形成手段の画像形成動作を開始するように前記画像形成手段を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記第一指示を受けた場合に前記第二指示を受ける前に前記準備動作を開始する第一モードと、前記第一指示を受けた場合に前記第二指示を受けるまで前記準備動作を開始しない第二モードと、に動作モードを切り替えてジョブを実行するように制御可能であり、前記第一モードで実行した場合に前記準備動作が完了した後に前記第二指示を受けて前記画像形成動作を開始したジョブの回数に関する情報に基づいて、前記動作モードを前記第一モードから前記第二モードに切り替えることを特徴とする画像形成装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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