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公開番号
2024152610
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2024019214
出願日
2024-02-13
発明の名称
画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20241018BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】転写圧の設定変更により出力画像の画像濃度が目標濃度から外れてしまう事態を抑制する。
【解決手段】作像条件に従って像担持体31の表面上にトナー像を形成する作像手段10と、像担持体と転写部材36との間の転写ニップで像担持体の表面上のトナー像を記録媒体に転写する転写手段30と、像担持体から転写部材に転写されたトナーパターンTaのトナー付着量を検出するトナー付着量検出手段50と、トナー付着量検出手段の検出結果に基づいて作像条件を調整する作像条件調整手段15Aと、を備える画像形成装置600において、転写ニップの転写圧の設定を変更する転写圧設定変更手段15Bと、転写圧設定変更手段による変更後の転写圧の設定に対応した補正値に基づいて、作像条件調整手段の調整値を補正する補正手段15Cとを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
作像条件に従って像担持体の表面上にトナー像を形成する作像手段と、
前記像担持体と転写部材との間の転写ニップで該像担持体の表面上のトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
前記像担持体から前記転写部材に転写されたトナーパターンのトナー付着量を検出するトナー付着量検出手段と、
前記トナー付着量検出手段の検出結果に基づいて前記作像条件を調整する作像条件調整手段と、を備える画像形成装置において、
前記転写ニップの転写圧の設定を変更する転写圧設定変更手段と、
前記転写圧設定変更手段による変更後の転写圧の設定に対応した補正値に基づいて、前記作像条件調整手段の調整値を補正する補正手段とを有する、ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記補正値は、前記変更後の転写圧によって記録媒体上に転写された定着後の画像パターンの画像濃度の検出結果と、該画像パターンに対応するトナーパターンについての前記トナー付着量検出手段の検出結果とから、算出されることを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項2に記載の画像形成装置において、
前記定着後の画像パターンの画像濃度を検出する画像濃度検出手段と、
前記画像濃度検出手段の検出結果と前記トナー付着量検出手段の検出結果とから前記補正値を算出する算出手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記トナー付着量検出手段は、連続画像形成動作中に作成されるトナーパターンのトナー付着量を検出し、
前記作像条件調整手段は、前記連続画像形成動作中に、前記トナー付着量検出手段の検出結果に基づいて前記作像条件を調整することを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記調整値は、前記トナー付着量検出手段の検出値であることを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記トナー付着量検出手段は、前記転写部材に転写されたトナーパターンからの反射光の受光量を前記トナー付着量として検出することを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
ユーザー指示を受け付ける受付手段を有し、
前記転写圧設定変更手段は、前記受付手段が受け付けたユーザー指示に基づいて前記転写圧の設定を変更することを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、像担持体から転写部材に転写されたトナーパターンのトナー付着量を検出するトナー付着量検出手段と、トナー付着量検出手段の検出結果に基づいて作像条件を調整する作像条件調整手段とを備える画像形成装置が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、二次転写ベルト(転写部材)上のトナーパターンのトナー付着量を検出する光学式センサ(トナー付着量検出手段)の出力値からトナー付着量を算出し、トナー付着量が目標値になるように画像形成条件(作像条件)を調整する画像形成装置が開示されている。この画像形成装置は、印刷速度が異なる複数の印刷モードを有し、選択された印刷モード(印刷速度)に応じた付着量変換アルゴリズム(換算式)を用いて、当該印刷モード中における光学式センサの出力値からトナーパターンのトナー付着量を求める。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、トナー付着量検出手段の検出結果と出力画像の画像濃度との関係性が崩れて、出力画像の画像濃度が目標濃度から外れるおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、作像条件に従って像担持体の表面上にトナー像を形成する作像手段と、前記像担持体と転写部材との間の転写ニップで該像担持体の表面上のトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、前記像担持体から前記転写部材に転写されたトナーパターンのトナー付着量を検出するトナー付着量検出手段と、前記トナー付着量検出手段の検出結果に基づいて前記作像条件を調整する作像条件調整手段と、を備える画像形成装置において、前記転写ニップの転写圧の設定を変更する転写圧設定変更手段と、前記転写圧設定変更手段による変更後の転写圧の設定に対応した補正値に基づいて、前記作像条件調整手段の調整値を補正する補正手段とを有する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、転写圧の設定変更によりトナー付着量検出手段の検出結果と出力画像の画像濃度との関係性が崩れることを抑制して、出力画像の画像濃度が目標濃度から外れる事態を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態の複写機の概略図。
同複写機の画像形成部を示す概略構成図。
同複写機における制御部を含むハードウェア構成の一例を示すブロック図。
同複写機によって行われる画像データ処理の流れの一例を示すブロック図。
トナー付着量と現像ポテンシャルとの関係を示すグラフ。
トナー付着量センサを示す概略構成図。
(a)は、二次転写ニップ圧が高い状態で転写ベルト上に転写されたトナーパターンの表面状態を示す説明図。(b)は、二次転写ニップ圧が低い状態で転写ベルト上に転写されたトナーパターンの表面状態を示す説明図。
記録シート上に転写された定着後の画像パターンの画像濃度と、当該画像パターンに対応するトナーパターンについてのトナー付着量センサの検出結果との関係を示すグラフ。
記録シート上に転写された定着後の画像パターンの画像濃度を検出する画像濃度検出手段としての画像濃度センサを示す説明図。
同画像濃度センサの斜視説明図。
変更後の二次転写ニップ圧の設定に対応した補正値を算出する処理の流れを示すフローチャート。
記録シートの種類ごとの設定項目の例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を、電子写真方式で画像を形成する画像形成装置としての複写機に適用した実施形態について説明する。
なお、本発明は、複写機に限らず、プリンタなどの他の画像形成装置にも適用可能である。
【0009】
まず、本実施形態に係る複写機の基本的な構成について説明する。
図1は、本実施形態の複写機600の概略図である。
図2は、本実施形態の複写機600の画像形成部100を示す概略構成図である。
本実施形態の複写機600は、画像形成手段としての画像形成部100、記録シート供給手段としての給紙部400、画像読取手段としてのスキャナ200、原稿供給手段としての原稿自動搬送装置300等を備えている。
【0010】
画像形成部100は、記録シートに画像を形成するものである。給紙部400は、画像形成部100に対して記録シートを供給するものである。スキャナ200は、原稿画像を読み取って画像データを生成するものである。原稿自動搬送装置300は、スキャナ200に原稿シートを自動給紙するものである。
(【0011】以降は省略されています)
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