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公開番号2024151904
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023065709
出願日2023-04-13
発明の名称画像読取装置、画像形成装置および画像読取方法
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04N 1/191 20060101AFI20241018BHJP(電気通信技術)
要約【課題】良好な画質の不可視画像を生成する。
【解決手段】被写体に可視光を照射する可視光源と、前記被写体に可視光を照射する不可視光源と、前記被写体からの反射光を受光し、可視画像を撮像する第1の撮像素子と、前記被写体からの反射光を受光し、不可視画像を撮像する第2の撮像素子と、前記第1の撮像素子で撮像した可視画像を用いて、前記第2の撮像素子で撮像した不可視画像に含まれる可視成分を除去する不可視成分補正部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
被写体に可視光を照射する可視光源と、
前記被写体に可視光を照射する不可視光源と、
前記被写体からの反射光を受光し、可視画像を撮像する第1の撮像素子と、
前記被写体からの反射光を受光し、不可視画像を撮像する第2の撮像素子と、
前記第1の撮像素子で撮像した可視画像を用いて、前記第2の撮像素子で撮像した不可視画像に含まれる可視成分を除去する不可視成分補正部と、
を備えることを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記不可視成分補正部は、前記第2の撮像素子で撮像した不可視画像に含まれる可視成分の除去に用いる、補正係数を生成する補正係数生成部を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記補正係数生成部は、前記第2の撮像素子で撮像した不可視画像に含まれる可視成分の除去に先立ち、前記第1の撮像素子で撮像した可視画像と前記第2の撮像素子で撮像した不可視画像とを用いて、前記補正係数を生成する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記補正係数生成部は、前記可視光源の単独点灯時における、前記第1の撮像素子で撮像した可視画像を用いる、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記補正係数生成部は、前記第1の撮像素子のRチャネル,Gチャネル,Bチャネルの平均値と不可視チャネルの値との割合から前記補正係数を算出する、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記補正係数生成部は、前記補正係数の生成時の前記第1の撮像素子および前記第2の撮像素子による撮像対象を、分光反射率が可視域から不可視域にかけてフラットな特性を持っている部材とする、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
【請求項7】
前記補正係数生成部は、前記補正係数の生成時の前記第1の撮像素子および前記第2の撮像素子による撮像対象を、画像読取時のシェーディング補正に用いる基準白板とする、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
【請求項8】
前記不可視光源は、前記被写体に近赤外光の光を照射する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項9】
請求項1ないし8のいずれか一項に記載の画像読取装置と、
前記画像読取装置で読み取った画像を形成する画像形成部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
被写体に可視光を照射する可視光源と、
前記被写体に可視光を照射する不可視光源と、
前記被写体からの反射光を受光し、可視画像を撮像する第1の撮像素子と、
前記被写体からの反射光を受光し、不可視画像を撮像する第2の撮像素子と、
を備える画像読取装置における画像読取方法であって、
前記第1の撮像素子で撮像した可視画像を用いて、前記第2の撮像素子で撮像した不可視画像に含まれる可視成分を除去する不可視成分補正ステップを含む、
ことを特徴とする画像読取方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取装置、画像形成装置および画像読取方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、赤外成分を含む原稿照明ランプを用いる画像読み取り装置において、可視画像を補正する目的で、赤外成分を含む可視画像から、赤外成分を取り除く技術が開示されている。
【0003】
一方で、不可視画像から不可視成分(赤外成分)をIRパスフィルターによって取り除く技術が既に知られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、不可視画像から可視成分をIRパスフィルターによって取り除く場合、IRパスフィルターでは可視成分(赤外成分)を完全に除去しきれずに可視成分が僅かに残ることになり、良好な不可視画像を生成できないという問題がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、良好な画質の不可視画像を生成することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、被写体に可視光を照射する可視光源と、前記被写体に可視光を照射する不可視光源と、前記被写体からの反射光を受光し、可視画像を撮像する第1の撮像素子と、前記被写体からの反射光を受光し、不可視画像を撮像する第2の撮像素子と、前記第1の撮像素子で撮像した可視画像を用いて、前記第2の撮像素子で撮像した不可視画像に含まれる可視成分を除去する不可視成分補正部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、良好な画質の不可視画像を生成することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置の一例の構成を示す図である。
図2は、画像読取部およびADFの構成を概略的に示す図である。
図3は、画像読取部を構成する各部の電気的接続を示すブロック図である。
図4は、イメージセンサの分光感度特性を示す図である。
図5は、IRパスフィルターを用いた可視成分の除去例を示す図である。
図6は、画像読取部の機能を示す機能ブロック図である。
図7は、画像読取部における処理の流れを示すフローチャートである。
図8は、可視成分が混入した赤外成分から可視成分を除去する効果を示す図である。
図9は、第2の実施の形態にかかる画像読取部の機能を示す機能ブロック図である。
図10は、基準白板の分光反射率の一例を示す図である。
図11は、画像読取部における処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照して、画像読取装置、画像形成装置および画像読取方法の実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置100の一例の構成を示す図である。図1において、画像形成装置100は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する一般に複合機(MFP:Multifunction Peripheral/Printer/Product)と称される画像形成装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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