TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024152826
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2024131777,2023103690
出願日
2024-08-08,2012-11-22
発明の名称
画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20241018BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】情報記憶装置を備え、これを保管時に外部からの接触や衝撃から保護できる粉体収納容器を提供する。
【解決手段】
粉体搬送装置に着脱可能な粉体を収納している粉体収納容器32において、一端側に開口部を有し粉体を収納している収納容器本体33と、収納容器本体33の一端側に設けられたカバー部34と、収納容器本体33の開口部に着脱可能に取り付けられたキャップ部材370と、カバー部34の一端側の端面部に設けられた粉体搬送装置と通信する情報記記憶装置とを備え、キャップ部材370は、情報記憶装置を隠すように鍔部371を有する。
【選択図】図32
特許請求の範囲
【請求項1】
トナー収納容器からトナーを排出する排出口を有し、トナー収納容器本体に対して固定される搬送管受入部材であって、
長手方向を有し前記長手方向に移動して前記排出口を開閉する開閉部材と、
前記トナー収納容器本体と係合する係合部と前記排出口と前記開閉部材を前記排出口に対して前記長手方向に滑動可能に支持する支持部とを有する固定部と、
前記開閉部材と前記固定部とに保持され前記開閉部材を前記長手方向の前記排出口を閉じる方向に付勢する付勢部材と、を有し、
前記開閉部材は、前記排出口を閉じる方向の端部に形成された先端部と、前記排出口を閉じる方向とは反対方向に延在する軸部と、を有し、
前記先端部は、先端円筒部と、前記先端円筒部よりも前記排出口を閉じる方向とは反対側に滑動部と、を有し、
前記滑動部は前記先端円筒部よりも外径が大きい円筒形状を有すること、を特徴とする搬送管受入部材。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の搬送管受入部材であって、
前記排出口は円筒開口が形成された弾性部材を有し、
先端円筒部は前記開閉部材の閉状態において前記円筒開口の内側に入り込むこと、を特徴とする搬送管受入部材。
【請求項3】
請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載の搬送管受入部材であって、
前記支持部は第一の支持部と前記第一の支持部に対抗する第二の支持部とを有し、前記第一の支持部と前記第二の支持部の互いに対抗する面は円筒形状の一部を形成し、前記円筒形状は前記滑動部を滑動可能に支持すること、を特徴とする搬送管受入部材。
【請求項4】
請求項3に記載の搬送管受入部材であって、
前記第一の支持部と前記第二の支持部の間は開口となっていること、を特徴とする搬送管受入部材。
【請求項5】
請求項3又は請求項4のいずれか一項に記載の搬送管受入部材であって、
前記付勢部材は前記開閉部材の閉状態において前記第一の支持部と前記第二の支持部の間に配置されること、を特徴とする搬送管受入部材。
【請求項6】
請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の搬送管受入部材であって、
前記支持部よりも前記排出口を閉じる方向とは反対方向に開閉部材後端支持部をさらに有し、
開閉部材後端支持部には前記軸部が貫通する穴が設けられ、
前記軸部の前記排出口を閉じる方向とは反対側は二股に分かれて一対の片持ち梁を形成し、前記一対の片持ち梁には抜け止め防止爪が形成され、
前記開閉部材の閉状態において前記抜け止め防止爪は前記穴に係ること、を特徴とする搬送管受入部材。
【請求項7】
請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の搬送管受入部材であって、
前記付勢部材はコイルバネであり、
前記軸部は前記コイルバネの内部に挿入されることを特徴とする搬送管受入部材。
【請求項8】
請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の搬送管受入部材であって、
前記トナー収納容器本体の先端開口と対向する位置に円管状のシールが設けられたこと、を特徴とする搬送管受入部材。
【請求項9】
請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の搬送管受入部材であって、
前記支持部は汲み上げリブを備えたこと、を特徴とする搬送管受入部材。
【請求項10】
請求項9に記載の搬送管受入部材であって、
前記汲み上げリブは前記支持部の端部から起立すること、を特徴とする搬送管受入部材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トナー収納容器からトナーを排出する排出口を有し、トナー収納容器本体に対して固定される搬送管受入部材に関するものである。
続きを表示(約 4,800 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真プロセスを利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置では、感光体上に形成された潜像を現像装置のトナーで可視像化することが行われるが、潜像を現像することによりトナーが消費されるため、現像装置内にトナー補給を行う必要がある。そのため、装置本体内に設けられた粉体供給装置としてのトナー補給装置によって、粉体収納容器としてのトナー容器から現像装置にトナーを搬送し、現像装置内へのトナー補給が行われる。このようにトナーの補給が行われる現像装置により、連続して現像を行うことが可能になる。また、トナー容器はトナー補給装置に対して着脱可能となっており、内部に収納するトナーがなくなると、新たなトナーを収納するトナー容器と交換する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
トナー収納容器に固定される搬送管受入部材の排出口を開閉部材によって閉じることによるトナー漏れ防止を良好に行えることが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上述した課題を解決するため、本発明は、トナー収納容器からトナーを排出する排出口を有し、トナー収納容器本体に対して固定される搬送管受入部材であって、長手方向を有し前記長手方向に移動して前記排出口を開閉する開閉部材と、前記トナー収納容器本体と係合する係合部と前記排出口と前記開閉部材を前記排出口に対して前記長手方向に滑動可能に支持する支持部とを有する固定部と、前記開閉部材と前記固定部とに保持され前記開閉部材を前記長手方向の前記排出口を閉じる方向に付勢する付勢部材と、を有し、前記開閉部材は、前記排出口を閉じる方向の端部に形成された先端部と、前記排出口を閉じる方向とは反対方向に延在する軸部と、を有し、前記先端部は、先端円筒部と、前記先端円筒部よりも前記排出口を閉じる方向とは反対側に滑動部と、を有し、前記滑動部は前記先端円筒部よりも外径が大きい円筒形状を有すること、を特徴とするものである。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、トナー収納容器に固定される搬送管受入部材の排出口を開閉部材によって閉じることによるトナー漏れ防止を良好に行えるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0006】
トナー容器を装着する前のトナー補給装置とトナー容器との断面説明図。
実施形態における複写機を示す全体構成図。
同複写機の作像部を示す模式図。
同複写機におけるトナー補給装置にトナー容器が設置された状態を示す模式図。
同複写機のトナー容器収容部にトナー容器が設置された状態を示す概略斜視図。
トナー容器の斜視説明図。
トナー容器を装着する前のトナー補給装置とトナー容器との斜視説明図。
トナー容器を装着した状態のトナー補給装置とトナー容器との斜視説明図。
トナー容器を装着した状態のトナー補給装置とトナー容器との断面説明図。
容器先端側カバーを取り外した状態のトナー容器の斜視説明図。
容器本体からノズル受入部材を取り外した状態のトナー容器の斜視説明図。
容器本体からノズル受入部材を取り外した状態のトナー容器の断面説明図。
図12の状態からノズル受入部材を容器本体に取り付けた状態のトナー容器の断面説明図。
容器先端側から見たノズル受入部材の斜視説明図
容器後端側から見たノズル受入部材の斜視説明図。
図13に示す状態のノズル受入部材の上断面図。
図13に示す状態のノズル受入部材の横断面図。
ノズル受入部材の分解斜視図。
トナー容器が後端側を下方に向かって落下した状態の説明図。
第二シャッタ抜け防止爪を備えるトナー容器を装置本体にセットする前の説明図。
第二シャッタ抜け防止爪を備えるトナー容器を装置本体にセットした状態の説明図。
ノズルシャッタの断面説明図。
ノズルシャッタをノズル先端側から見た斜視説明図。
ノズルシャッタをノズル根元側から見た斜視説明図。
トナー補給装置の搬送ノズル近傍の断面説明図。
搬送ノズルのノズル開口近傍の斜視断面説明図。
ノズルシャッタを取り外した状態の搬送ノズル近傍をノズル先端側から見た斜視説明図。
ノズルシャッタを取り外した状態のノズル開口近傍の斜視説明図。
トナー容器を先に回転させた後に搬送スクリュを回転させる構成のタイミングチャート。
同一駆動源でトナー容器と搬送スクリュとの回転タイミングを異ならせる構成の駆動伝達部の説明図、(a)は正面図、(b)は側方断面説明図。
トナー容器をトナー補給装置に装着した状態の模式図、(a)は、先端開口の端面とノズル受入部材の端面との回転軸方向における位置が同じ場合の説明図、(b)は、先端開口の端面よりもノズル受入部材の端面が容器後端側にある場合の説明図。
保管時のトナー容器の斜視説明図。
キャップを取り付けた状態のトナー容器の容器先端側の端部近傍の断面説明図。
キャップに吸着剤を設けたトナー容器の一つ目の例の断面説明図。
キャップに吸着剤を設けたトナー容器の二つ目の例の断面説明図。
キャップに吸着剤を設けたトナー容器の三つ目の例の断面説明図。
キャップにトナー漏れ防止手段を設けたトナー容器の一つ目の例の断面説明図。
キャップにトナー漏れ防止手段を設けたトナー容器の二つ目の例の断面説明図。
キャップにトナー漏れ防止手段を設けたトナー容器の三つ目の例の断面説明図。
キャップにトナー漏れ防止手段を設けたトナー容器の四つ目の例の断面説明図。
キャップにトナー漏れ防止手段を設けたトナー容器の五つ目の例の断面説明図。
ネジ止めによって容器本体に固定されるノズル受入部材に用いる容器シャッタ支持部材の斜視説明図。
汲み上げ部の位置における回転軸に直交する断面の説明図。
図9中のE-E断面におけるシャッタ側面支持部が橋渡し手段として作用する構成の断面説明図。
図9中のE-E断面における断面説明図(模式図)、(a)は、橋渡し手段として作用していない構成の説明図、(b)は、シャッタ側面支持部335aが橋渡し手段として作用する構成の説明図。
実施例と比較例との容器内のトナー残量と補給速度との関係を示すグラフ。
汲み上げ部として汲み上げリブを備えた構成の説明図、(a)は、ノズル受入部材の斜視説明図、(b)は、(a)に示したノズル受入部材を容器本体に組み付けた状態の断面説明図、(c)は、(a)に示したノズル受入部材を組み付けたトナー容器全体の側方断面説明図、(d)は、(c)に示すトナー容器が備える容器シャッタの斜視図。
(a)は、実施の形態14のトナー容器の容器本体からノズル受入部材を取り外した状態の斜視説明図、(b)は受入部材係合突部の拡大図。
実施の形態14のトナー容器の先端側端部と容器セット部との斜視説明図。
実施の形態14のトナー容器の断面図、(a)は、トナー容器の先端側端部近傍の断面図、(b)は、(a)中の領域ηの拡大説明図。
実施の形態16のトナー容器の説明図、(a)は、ノズル受入部材の斜視説明図、(b)は、容器本体の斜視説明図。
実施の形態17のトナー容器の説明図、(a)は、ノズル受入部材の斜視説明図、(b)は、容器本体の斜視説明図。
実施の形態18のトナー容器の説明図、(a)は、先端開口の拡大斜視図、(b)は、受入部材固定部の拡大斜視図、(c)は、トナー容器の先端側端部近傍の拡大断面図。
実施の形態19のトナー容器の説明図、(a)は、先端開口の拡大斜視図、(b)は、受入部材固定部の拡大斜視図。
トナー補給装置に固定されたコネクタとトナー容器の容器先端側端部との斜視説明図。
IDタグ保持機構を分解した状態のトナー容器の容器先端側端部とコネクタとの斜視説明図。
IDタグを保持部材に仮止めした状態のトナー容器の容器先端側端部とコネクタとの斜視説明図。
IDタグの三面図、(a)は、正面図、(b)は、側面図、(c)は、裏面図。
IDタグ、保持部材、及び、コネクタの相対位置関係を示す斜視図。
IDタグがコネクタに係合した状態を示す斜視図。
IDタグの電気回路とコネクタの電気回路とを示す回路図。
IDタグの正面図、(a)は、IDタグがコネクタに保持された状態を示す正面図、(b)は、IDタグが位置決め用のIDタグ穴部を中心に回動している状態を示す正面図。
通電検査装置のプローブが当接された状態のIDタグを示す図。
回転軸方向についてのノズル受入口の開口位置が、先端開口の容器先端側の端部と同じ位置としたトナー容器の説明図、(a)は、容器先端側端部近傍の斜視説明図、(b)は、容器先端側端部近傍の断面説明図。
円筒状のシール部材を有するノズルシャッタの説明図、(a)は、斜視図、(b)は断面図。
容器開口部の外周面の径、受入部材固定部の内径、及びトナー補給装置の容器セット部等の構成の各径の関係示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
<実施の形態1>
以下、本発明を画像形成装置としての複写機(以下、複写機500という)に適用した、本発明の一実施形態について説明する。
図2は、実施の形態1~20に共通の本実施形態の複写機500の概略構成図である。複写機500は、複写機装置本体(以下、プリンタ部100という)、給紙テーブル(以下、給紙部200という)及びプリンタ部100上に取り付けるスキャナ(以下、スキャナ部400という)から構成される。
【0008】
プリンタ部100の上部に設けられたトナー容器収容部70には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した四つの粉体物収納容器としてのトナー容器32(Y,M,C,K)が着脱自在(交換自在)に設置されている。トナー容器収容部70の下方には中間転写ユニット85が配設されている。
【0009】
中間転写ユニット85は、中間転写ベルト48、四つの一次転写バイアスローラ49(Y,M,C,K)、二次転写バックアップローラ82、複数のテンションローラ、及び、不図示の中間転写クリーニング装置等で構成される。中間転写ベルト48は、複数のローラ部材によって張架、支持されるとともに、この複数のローラ部材の1つである二次転写バックアップローラ82の回転駆動によって図2中の矢印方向に無端移動する。
【0010】
プリンタ部100には、中間転写ベルト48に対向するように、各色に対応した四つの作像部46(Y,M,C,K)が並設されている。また、四つのトナー容器32(Y,M,C,K)の下方には、それぞれに対応した四つのトナー補給装置60(Y,M,C,K)が配設されている。そして、トナー容器32(Y,M,C,K)に収容されたトナーは、それぞれに対応するトナー補給装置60(Y,M,C,K)によって、各色に対応した作像部46(Y,M,C,K)の現像装置(粉体物使用部)内に供給(補給)される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社リコー
画像読取装置
9日前
株式会社リコー
画像形成装置
16日前
株式会社リコー
シート収納装置
22日前
株式会社リコー
画像形成システム
1日前
株式会社リコー
画像形成システム
15日前
株式会社リコー
樹脂粒子の製造方法
1か月前
株式会社リコー
検査方法及び塗装装置
15日前
株式会社リコー
加熱装置及び液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
29日前
株式会社リコー
搬送装置及び画像形成装置
16日前
株式会社リコー
液体吐出装置及び印刷方法
2日前
株式会社リコー
光照射装置及び画像形成装置
29日前
株式会社リコー
シート積載装置及び印刷装置
2日前
株式会社リコー
液滴吐出装置及び画像形成装置
2日前
株式会社リコー
粉体収容容器及び画像形成装置
16日前
株式会社リコー
媒体搬送装置及び画像形成装置
9日前
株式会社リコー
画像形成装置及び塗膜調整方法
1日前
株式会社リコー
シート搬送装置及び画像形成装置
29日前
株式会社リコー
画像形成装置および画像形成方法
2日前
株式会社リコー
液体吐出装置および液体吐出方法
29日前
株式会社リコー
媒体検知装置、及び画像形成装置
2日前
株式会社リコー
シート搬送装置及び画像形成装置
2日前
株式会社リコー
波形発生特定方法およびプログラム
8日前
株式会社リコー
画像形成装置及び画像形成システム
29日前
株式会社リコー
基板ユニット、及び、画像形成装置
8日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置、画像形成装置
10日前
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成システム
2日前
株式会社リコー
液滴吐出装置及び画像形成システム
10日前
株式会社リコー
波形発生特定方法およびプログラム
8日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置、画像形成装置
9日前
株式会社リコー
機器、プログラム、データ保存方法
16日前
株式会社リコー
画像形成装置、及び、画像形成方法
23日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
29日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置及び画像形成装置
29日前
株式会社リコー
記録媒体搬送装置、及び、画像形成装置
10日前
株式会社リコー
支持ユニット、転写装置及び画像形成装置
3日前
続きを見る
他の特許を見る