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公開番号
2024151151
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-24
出願番号
2023064301
出願日
2023-04-11
発明の名称
液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20241017BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】配線を取り外した後だけでなく配線の取り外し中においても、配線接続部に液体が付着して配線接続部が汚染されることを抑制できる液体吐出ヘッドを提供する。
【解決手段】キャリッジに搭載される液体吐出ヘッドであって、当該液体吐出ヘッドに液体を供給する供給路と接続可能な供給路接続部41と、当該液体吐出ヘッドに電気信号を伝える信号線52と接続可能な信号線接続部42と、前記信号線接続部と前記信号線が接続していないとき、前記信号線接続部を覆うことが可能な遮蔽部材43と、を有し、前記遮蔽部材は、前記信号線が前記信号線接続部から取り外されることで前記信号線接続部を覆う位置に移動することを特徴とする。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
キャリッジに搭載される液体吐出ヘッドであって、
当該液体吐出ヘッドに液体を供給する供給路と接続可能な供給路接続部と、
当該液体吐出ヘッドに電気信号を伝える信号線と接続可能な信号線接続部と、
前記信号線接続部を覆うことが可能な遮蔽部材と、を有し、
前記遮蔽部材は、前記信号線接続部と前記信号線が接続している場合、前記信号線接続部を覆わない位置にあり、前記信号線が前記信号線接続部から取り外される場合、前記信号線接続部を覆う位置に移動する
ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記遮蔽部材は、前記信号線接続部を覆う位置にある場合、前記信号線接続部の鉛直上方を露出させない
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記遮蔽部材は、前記信号線接続部を覆う位置にある状態において前記信号線が前記信号線接続部に接続される場合、前記信号線接続部を覆わない位置に移動する
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記遮蔽部材は、前記信号線接続部を覆う位置に位置するように付勢されている
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記遮蔽部材は、前記信号線接続部を覆う位置である第1の位置と、前記信号線接続部を覆わない位置である第2の位置とに回動する
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
前記信号線は、信号線支持部材により支持されており、
前記遮蔽部材は、前記信号線支持部材と接触する凸部を有し、前記信号線が前記信号線接続部に接続される場合又は前記信号線が前記信号線接続部から取り外される場合、前記凸部と前記信号線支持部材とが接触しながら前記第1の位置又は前記第2の位置に向かって回動する
ことを特徴とする請求項5に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項7】
前記遮蔽部材は、上面の一部にせき止め部を有し、
前記せき止め部は、前記遮蔽部材上の液体が前記信号線接続部に垂れることをせき止める
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項8】
前記せき止め部は、前記遮蔽部材の上面における淵に設けられた凸形状であり、
前記淵は、前記遮蔽部材が前記信号線接続部を覆わない位置から前記信号線接続部を覆う位置に移動する方向における前記遮蔽部材の上面の最端部側の淵である
ことを特徴とする請求項7に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項9】
請求項1~8のいずれかに記載の液体吐出ヘッドを搭載した前記キャリッジと、前記供給路と、前記信号線と、を有する
ことを特徴とする液体吐出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
液体吐出装置において、キャリッジに着脱可能に搭載した液体出ヘッドに対して、液体を供給する供給チューブを着脱可能に接続する技術が知られている。また、液体吐出ヘッドに対して、電気信号や電力等を供給する配線ケーブルを着脱可能に接続する技術が知られている。
【0003】
このような液体吐出装置や液体吐出ヘッドでは、供給チューブの取り外し等において、ケーブルの接続部が液体により汚染される問題がある。これに対して、例えば以下のような技術が提案されている。
【0004】
特許文献1には、フレキシブル配線部材が着脱可能に接続されるヘッド側コネクタを有する液体吐出ヘッドが開示されている。ヘッド側コネクタは、カバー部材の開口部に露出しており、この開口部を覆うキャップ部材が着脱可能に取り付けられている。また、フレキシブル配線部材の配置位置に工夫がなされている。特許文献1によれば、配線の構成が複雑にならず、配線部材側コネクタに配線部材を伝って液体が侵入するおそれがないとしている。
【0005】
特許文献2には、メインキャリッジに着脱自在に保持されるサブキャリッジに液滴吐出ヘッドを搭載した吐出装置用ヘッドユニットが開示されている。また、サブキャリッジの液滴吐出ヘッドから離間した位置に、給液タンクに連なる装置側配管部材と液滴吐出ヘッドに連なるヘッド側配管部材とを接続する配管ジョイントを設けている。特許文献2によれば、液滴吐出ヘッドの液体導入口に配管部材を着脱自在に接続した場合において、配管部材を取り外したときに、配管部材からの液垂れで配線コネクタ部に液体が付着することを防止できるとしている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1では、キャップ部材が外されている状態で液体が飛び散った場合、コネクタに液体が付着する可能性がある。特許文献2では、配管部材を取り外した場合、配線コネクタ部がむき出しになってしまい、配線コネクタ部が液体で汚染されてしまう。また、従来技術では、配線を取り外しているときにコネクタが液体で汚染される可能性があった。
【0007】
そこで本発明は、配線を取り外した後だけでなく配線の取り外し中においても、配線接続部に液体が付着して配線接続部が汚染されることを抑制できる液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の液体吐出ヘッドは、キャリッジに搭載される液体吐出ヘッドであって、当該液体吐出ヘッドに液体を供給する供給路と接続可能な供給路接続部と、当該液体吐出ヘッドに電気信号を伝える信号線と接続可能な信号線接続部と、前記信号線接続部を覆うことが可能な遮蔽部材と、を有し、前記遮蔽部材は、前記信号線接続部と前記信号線が接続している場合、前記信号線接続部を覆わない位置にあり、前記信号線が前記信号線接続部から取り外された場合、前記信号線接続部を覆う位置に移動することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、配線を取り外した後だけでなく配線の取り外し中においても、配線接続部に液体が付着して配線接続部が汚染されることを抑制できる液体吐出ヘッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る液体吐出装置の筐体が閉じた状態の斜視図である。
図1の液体吐出装置の平面図である。
液体吐出装置の筐体の一部が開いた状態の斜視図である。
図3の液体吐出装置の平面図である。
液体吐出部の他の例を示す平面図である。
キャリッジの一例を示す斜視図である。
図6のキャリッジの側壁の図示を省略した場合の斜視図である。
図7からカバー等を取り除いた場合の斜視図である。
信号線とソケットが接続している場合の一例を示す斜視図である。
信号線を取り外す場合の一例を示す斜視図である。
カバーによりソケットの汚染を防ぐ例を模式的に説明する斜視図である。
ソケットの汚染の例を模式的に説明する斜視図である。
カバーの他の例を示す斜視図である。
図13を別の方向から見た斜視図である。
カバー上の液体がソケットに垂れる例を模式的に説明する斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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