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公開番号2024152461
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023066672
出願日2023-04-14
発明の名称シート排出装置、画像形成装置及び後処理装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B65H 31/06 20060101AFI20241018BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】装置の構造を簡素化することができるシート排出装置、画像形成装置及び後処理装置を提供する。
【解決手段】シート排出装置たる排出部は、シートを排出する排出手段たる排出ローラ対13と、排出ローラ対13によって排出されたシートのシート面が載置面に接触する平置き姿勢でスタック可能な排出トレイ10とを備えている。また、排出されたシートを傾斜した姿勢である縦置き姿勢で支持する支持部材11と、支持部材11をシートの排出方向に移動させる移動手段たる移動機構30とを備えている。支持部材11は、排出方向に移動可能に排出トレイ10に支持されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
シートを排出する排出手段と、
前記排出手段によって排出されたシートのシート面が載置面に接触する姿勢でスタック可能な排出トレイと、を備えたシート排出装置において、
排出された前記シートを傾斜した姿勢で支持する支持部材と、
前記支持部材を前記シートの排出方向に移動させる移動手段とを備え、
前記支持部材を、前記排出方向に移動可能に前記排出トレイに支持したことを特徴とするシート排出装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載のシート排出装置において、前記支持部材を、前記排出トレイに収納可能に構成したことを特徴とするシート排出装置。
【請求項3】
請求項1に記載のシート排出装置において、前記排出手段よりも前記排出方向の下流側で、シートの排出を補助する補助搬送部材を有し、
前記補助搬送部材は、前記支持部材によりシートを傾斜した姿勢でシートをスタックするときは、シートの排出を補助し、シート面が載置面に接触する姿勢でシートをスタックするときは、前記排出トレイ上の前記シートを前記排出方向とは逆方向に搬送して、前記シートの後端を、前記排出方向に直交する壁部に突き当てることを特徴とするシート排出装置。
【請求項4】
請求項3に記載のシート排出装置において、前記補助搬送部材は、弾性回転体であることを特徴とするシート排出装置。
【請求項5】
シートを排出する排出手段と、
前記排出手段によって排出されたシートのシート面が載置面に接触する姿勢でスタック可能な排出トレイと、を備えたシート排出装置において、
排出された前記シートを傾斜した姿勢で支持する支持部材と、
前記支持部材を前記シートの排出方向に移動させる移動手段と、
前記排出トレイ上の前記シートを前記排出方向とは逆方向に搬送して、前記シートの排出方向上流側端部を、前記排出方向に直交する壁部に突き当てる戻し手段とを備え、
前記支持部材により前記傾斜した姿勢でシートを支持するとき、前記戻し手段により前記シートを搬送し、シートの排出を補助することを特徴とするシート排出装置。
【請求項6】
請求項1または5に記載のシート排出装置において、前記支持部材により傾斜した姿勢で支持された前記シートを検知するシート検知手段を備え、
前記移動手段は、前記シート検知手段の検知結果に基づいて、前記支持部材を前記シートの排出方向の下流側へ移動させることを特徴とするシート排出装置。
【請求項7】
請求項6に記載のシート排出装置において、
前記排出トレイに前記シートをシート面が載置面に接触する姿勢でスタックするとき、前記シート検知手段によって、前記排出トレイに鉛直方向に積み重ねられたシート束の高さを検出することを特徴とするシート排出装置。
【請求項8】
請求項1または5に記載のシート排出装置において、
前記支持部材により傾斜した姿勢で支持されたシートの下部とシート排出方向上流側から対向して、前記シートの姿勢支持を補助する補助支持部材を備えることを特徴とするシート排出装置。
【請求項9】
請求項8に記載のシート排出装置において、
前記補助支持部材は、前記排出トレイに収納可能に構成したことを特徴とするシート排出装置。
【請求項10】
請求項1または5に記載のシート排出装置において、
前記支持部材は、前記排出トレイのシート載置面に対する角度を変更可能に構成されていることを特徴とするシート排出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シート排出装置、画像形成装置及び後処理装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、シートを排出する排出手段と、排出手段によって排出されたシートのシート面が載置面に接触する姿勢(以下、平置き姿勢)でスタック可能な排出トレイと、を備えたシート排出装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、上記シート排出装置として、処理装置から排出されたシートを傾斜した姿勢(以下、縦置き姿勢という)でスタックするスタック装置を、排出トレイ上に設置するものが記載されている。スタック装置は、排出されたシートを縦置き姿勢でスタックするベースフレームを有している。ベースフレームには、ベースフレームに排出されたシートをベースフレーム上において、縦置き姿勢でシートを支持する支持部材が、シート排出方向に移動可能に支持されている。
また、スタック装置は、支持部材をシート排出方向に押し込んで、支持部材をシート排出方向へ移動させる移動手段としての退避機構を備えている。
【0004】
上記縦置き姿勢でシートをスタックする場合は、排出トレイにスタック装置のベースフレームを載置してスタック装置をセットする。スタック装置がセットされたときは、排出手段によりベースフレーム上にシートが排出される。ベースフレーム上に排出されたシートの先端は、支持部材により規制されて移動方向を排出手段によるシート排出方向から略上方に変更される。そして、シートは、支持部材によって縦置き姿勢で支持され、縦置き姿勢でベースフレームにスタックされる。排出されたシートが縦置き姿勢でベースフレームにスタックされたら、退避機構により、上記縦置きの姿勢でベースフレームの上にスタックされたシートの厚み分、支持部材を退避させ、次のシートの排出を待つ。これにより、縦置き姿勢でシートがシート排出方向に重ねられてベースフレーム上にスタックされ、ハガキや封筒等を多数枚スタックできる旨が記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、縦置き姿勢でシートをスタックするときは、支持部材などの支持部材を支持したベースフレームを排出トレイに取り付けて、縦置き姿勢でシートをスタック可能としている。縦置き姿勢でシートをスタックするときと、平置き姿勢でシートをスタックするときとで、装置の構造を大きく変更することになる。そのため、装置の構成が複雑化するおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明は、シートを排出する排出手段と、前記排出手段によって排出されたシートのシート面が載置面に接触する姿勢でスタック可能な排出トレイと、を備えたシート排出装置において、排出された前記シートを傾斜した姿勢で支持する支持部材と、前記支持部材を前記シートの排出方向に移動させる移動手段とを備え、前記支持部材を、前記排出方向に移動可能に前記排出トレイに支持したことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、装置の構造を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態における画像形成システムのシステム構成を示す図。
本実施形態の排出トレイの一例を示す概略斜視図。
移動機構の一例を示す概略構成図。
排出トレイ上に平置き姿勢でシートをスタックする場合のシート排出の様子を示す図。
排出トレイの下降について説明する図。
排出補助ローラによるシート整合について説明する図。
縦置き姿勢排出モードにおけるシートの排出について説明する図。
縦置き姿勢排出モードにおけるシート排出直後の様子を示す図。
縦置き姿勢排出モードにおける支持部材の移動制御について説明する図。
排出トレイに補助支持部材を設けた例を示す図。
補助支持部材の変形例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0010】
図1は、本実施形態における画像形成システム4のシステム構成を示す図である。本実施形態では、画像形成装置3の後段に、後処理装置が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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