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公開番号
2025088267
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202859
出願日
2023-11-30
発明の名称
液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B41J
2/14 20060101AFI20250604BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】安定的に弁部材を、変位させることができる液体吐出ヘッドおよび液体を吐出する装置を提供する。
【解決手段】液体吐出ヘッドは、液体を吐出するノズルと、ノズルを開閉する弁部材たるニードル弁8と、ノズルを開放する開放位置とノズルを塞ぐ閉鎖位置との間でニードル弁8を移動させる移動機構とを有している。移動機構は、アクチュエータと、アクチュエータに接続された接続部およびニードル弁8に当接する当接部3aを有し回動自在に支持されたアーム部材3とを備えている。そして、アーム部材3のニードル弁の移動方向(Z方向)に沿ったニードル弁8の外周面と対向するアーム側面たる貫通孔3bの内周面は、所定の隙間d1を有してニードル弁の外周面に対向する。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を吐出するノズルと、
前記ノズルを開閉する弁部材と、
前記ノズルを開放する開放位置と前記ノズルを塞ぐ閉鎖位置との間で前記弁部材を移動させる移動機構とを有する液体吐出ヘッドにおいて、
前記移動機構は、アクチュエータと、前記アクチュエータに接続された接続部および前記弁部材に当接する当接部を有し回動自在に支持されたアーム部材とを備え、
前記アーム部材の前記弁部材の移動方向に沿った前記弁部材の外周面と対向するアーム側面は、所定の隙間を有して前記弁部材の外周面に対向することを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記移動方向に直交する方向の前記弁部材の移動を規制する規制部材を備え、
前記アーム側面と前記弁部材の外周面との隙間が、前記規制部材の前記弁部材の外周面と対向する規制側面と前記弁部材の外周面との隙間よりも広いことを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項3】
請求項1に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記移動方向で前記アーム部材の当接部が当接する前記弁部材の被当接部を前記当接部に向けて付勢する付勢部材を備え、
前記当接部は、前記アーム部材の回転軸方向から見たとき、前記被当接部の中央部分に当接しており、前記アーム部材の回動時も、前記当接部の前記被当接部の中央部分への当接が維持されることを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項4】
請求項3に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記アーム部材の前記当接部の前記被当接部との当接面は、前記アーム部材の回転軸方向から見たとき、円弧形状であることを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項5】
請求項1に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記アーム側面は、前記アーム部材に設けられた前記弁部材が貫通する貫通部の側面であることを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項6】
請求項5に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記貫通部は、孔形状または前記弁部材の前記外周面の一部が露出する溝形状であることを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項7】
請求項1に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記アーム部材の回転軸方向から見たとき、前記アクチュエータの駆動がOFF状態で、前記接続部の前記アーム部材の本体との連結箇所と、前記アーム部材の回転中心とを結んだ線が、前記アクチュエータの変位方向に直交することを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項8】
請求項1に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記アーム部材の本体の底面が、平面であることを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項9】
請求項1に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記アーム部材は、前記アクチュエータの変位を増幅して前記弁部材を移動させることを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項10】
請求項1に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記ノズルと、前記弁部材と、前記移動機構とを複数有することを特徴とする液体吐出ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、液体を吐出するノズルと、ノズルを開閉する弁部材と、ノズルを開放する開放位置とノズルを塞ぐ閉鎖位置との間で弁部材を移動させる移動機構とを有する液体吐出ヘッドが知られている。
【0003】
特許文献1には、上記液体吐出ヘッドとして、アクチュエータの変位で回動するレバーと、レバーの一端に固定され、ノズルを開閉するバルブ要素をノズルへ押し込むプッシュロッドとを備えたものが記載されている。プッシュロッドはハウジングにバルブ要素の移動方向に移動可能に支持されており、バルブ要素は、コイルバネによってノズルから離間する方向に付勢されている。アクチュエータの変位によりレバーが回動することで、プッシュロッドがノズルから離間する方向に移動し、バルブ要素がコイルバネの付勢力でノズルを開放する開放位置へ移動し、ノズルから液滴が吐出される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、安定的にバルブ要素などの弁部材を、変位させることができないおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、液液体を吐出するノズルと、前記ノズルを開閉する弁部材と、前記ノズルを開放する開放位置とノズルを塞ぐ閉鎖位置との間で前記弁部材を移動させる移動機構とを有する液体吐出ヘッドにおいて、前記移動機構は、アクチュエータと、前記アクチュエータに接続された接続部および前記弁部材に当接する当接部を有し回動自在に支持されたアーム部材とを備え、前記アーム部材の前記弁部材の移動方向に沿った前記弁部材の外周面と対向するアーム側面は、所定の隙間を有して前記外周面に対向することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、安定的に弁部材を、変位させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態に係る液体吐出ヘッドの外観斜視図。
ノズルプレートのノズルの配列の例について説明する図。
ノズルプレートと、流路部材との機械的な固定について説明する図。
図1のA-A断面図。
液体吐出モジュールの部分的な詳細図。
図5の破線Jで囲んだ箇所の拡大図。
図4のB-B断面の一部を示す概略図。
図4のC-C断面の一部を示す概略図。
液体吐出モジュールの斜視図。
アクチュエータのホルダの変形例を示す液体吐出モジュール1の斜視図。
本実施形態のアーム部材3を示す概略図。
従来のアーム部材の要部構成図。
当接部が平面状のアーム部材の要部構成図。
本実施形態のアーム部材の当接部周辺を示す概略図。
アクチュエータの駆動時における本実施形態のアーム部材のZ方向の変位分布を示す図。
変形例のアーム部材を示す概略図。
変形例の液体吐出ヘッドの要部概略図。
図17の破線G部分の拡大図。
液体を吐出する装置の概略斜視図。
複数の液体吐出ヘッドに塗料を供給する供給装置の一例を示す図。
電極製造装置の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0009】
図1は、本実施形態に係る液体吐出ヘッド10の外観斜視図である。
なお、以下の説明では、ノズル配列方向(液体吐出ヘッドの長手方向)をX方向、ノズルからの液体吐出方向(液体吐出ヘッドの高さ方向)をZ方向、X方向およびZ方向いずれにも直交する方向(液体吐出ヘッドの短手方向)をY方向として説明する。
【0010】
液体吐出ヘッド10は、ノズルプレート14と、流路部材15と、収容部材たるカバー11とを有している。流路部材15のX方向の一端には、液体が供給される供給ポート12が設けられており、流路部材15のX方向の他端には、液体が排出される排出ポート13が設けられている。また、カバー11の上部には、カバーに収容されているアクチュエータ2と通信を行うためのハーネスを通すハーネス通し孔16が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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