TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024161276
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-15
出願番号
2024154744,2020021184
出願日
2024-09-09,2020-02-12
発明の名称
ユウロピウム分を含む蛍光ガラスセラミックおよびガラス
出願人
イフォクレール ヴィヴァデント アクチェンゲゼルシャフト
,
Ivoclar Vivadent AG
代理人
個人
,
個人
主分類
C03C
10/06 20060101AFI20241108BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約
【課題】ユウロピウム分を含む蛍光ガラスセラミックおよびガラスを提供すること。
【解決手段】本発明は、以下の成分:
成分 重量%
SiO
2
30.0~75.0
Al
2
O
3
10.0~45.0
Eu
2
O
3
として計算されるユウロピウム 0.05~5.0
を含むユウロピウム分を含むガラスセラミックおよびガラスに関し、これらのガラスセラミックおよびガラスは、蛍光特性が自然の歯の蛍光特性に大いに対応する歯科修復物の製造のために、特に適している。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
本明細書に記載の発明。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユウロピウムを含有し、そして特に、蛍光特性が自然の歯の蛍光特性と大いに対応している歯科修復物の製造に適している、ガラスセラミックおよびガラスに関する。本発明はまた、本発明によるガラスセラミックおよびガラスの調製のためのプロセス、ならびに歯科材料としての、特に、歯科修復物の調製のための、これらの使用に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
ガラスセラミックは、これらの良好な機械特性および光学特性に起因して、特に歯科用クラウンおよび小型ブリッジの製造のために、歯学において使用される。
【0003】
W.Buchalla,「Comparative Fluorescence Spectroscopy Shows Differences in Non-Cavitated Enamel Lesions」,Caries Res.2005,39,150-156から、紫外光下では、自然の歯は、400から650nmまでの範囲の波長を有する青白色蛍光を示すことが公知である。
【0004】
Rukmaniら,J.Am.Ceram.Soc.2007,90,706-711は、VおよびMn着色剤の、Ceをドープされた二ケイ酸リチウムガラスセラミックの結晶化挙動および光学特性に対する影響を記載する。ガラスセラミックの製造のために、出発物質であるSiO
2
、ZrO
2
、Li
2
CO
3
、K
2
CO
3
、MgCO
3
およびAl(PO
3
)
3
と、CeO
2
、V
2
O
5
およびMnO
2
との混合物が生成され、この混合物が白金るつぼ内で1500℃で融解され、冷却され、次いで、空気供給口を備える管状炉内で数回の加熱処理に供される。
【0005】
欧州特許出願公開第0877071号は、とりわけEu
2+
イオンを含有し、そして長期間にわたるりん光を示す、ガラスおよびガラスセラミックを記載する。
【0006】
ドイツ特許出願公開第102009013377号は、UV光に照射される場合に300~700nmの範囲の電磁放射線の放出によって、包装の偽造防止安全性を増大するために、CeO
2
または少なくとも1つの別のランタノイドの酸化物(とりわけ、Eu
2
O
3
)をドープされた、ホウケイ酸ガラスの使用を記載する。
【0007】
国際公開第2015/173230号は、ケイ酸リチウムガラスまたはケイ酸リチウムガラスセラミックの製造のための方法を記載し、この方法において、セリウムイオンを含有する出発ガラスの融解物が還元条件に供される。これによって、この出発ガラスに含まれるCe
4+
イオンは、Ce
3+
イオンに完全にかまたは部分的に還元され、5d→4f遷移により320から500nmまでの波長範囲の蛍光を示すと記載されている。SiO
2
を主要結晶相として含むガラスセラミック、またはSiO
2
の結晶化のための核を含有するガラスの製造のための対応するプロセスは、国際公開第2017/080853号から公知である。
【0008】
しかし、技術水準から公知であるガラスおよびガラスセラミックは、満足ではない蛍光特性を有し、そして特にUV光下では、自然の歯の材料の蛍光特性を十分に模倣し得ないことが示されている。特に、公知の材料は、UV範囲内の全ての関連する波長で、必要とされる蛍光を示さない。これによって、このようなガラスセラミックから製造された歯科修復物は、特にUV光の影響下では、修復物として認識可能であるか、または抜けた歯もしくは欠損と認められる。さらに、この方法で製造されたガラスおよびガラスセラミックの場合、蛍光特性のかなりの損失が、例えば焼成中に、酸化条件下での加熱処理によってもたらされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
欧州特許出願公開第0877071号明細書
ドイツ特許出願公開第102009013377号明細書
国際公開第2015/173230号明細書
国際公開第2017/080853号明細書
【非特許文献】
【0010】
W.Buchalla,「Comparative Fluorescence Spectroscopy Shows Differences in Non-Cavitated Enamel Lesions」,Caries Res.2005,39,150-156
Rukmaniら,J.Am.Ceram.Soc.2007,90,706-711
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
坂東機工株式会社
折割装置
20日前
坂東機工株式会社
折割装置
2か月前
AGC株式会社
ガラス積層体
3か月前
ノリタケ株式会社
複合体
1か月前
日本板硝子株式会社
ウインドシールド
2か月前
三菱ケミカル株式会社
石英ガラス
1か月前
株式会社フルヤ金属
ガラス熔解装置
14日前
株式会社フジクラ
光ファイバ用母材の製造方法
3か月前
個人
ガラス素材の色彩装身具の製造方法
3か月前
株式会社IHI
ガラス溶融炉のスタートアップリング
1か月前
株式会社オハラ
光学ガラス及び光学素子
1か月前
株式会社オハラ
フツリン酸塩系光学ガラス及び光学素子
3か月前
信越石英株式会社
複合シリカガラス材の製造方法
1か月前
株式会社中村製材所
合わせガラス
3か月前
日本板硝子株式会社
車両用ガラスモジュール
28日前
日本電気硝子株式会社
ガラス物品の製造方法
3か月前
個人
無機繊維製品処理システム
今日
ノリタケ株式会社
造粒粉およびガラスグリーンシート
1か月前
株式会社オハラ
光学ガラス、及び光学素子
6日前
信越化学工業株式会社
ガラスクロス
1か月前
株式会社ジーシー
ガラス組成物、及びX線造影性組成物
20日前
株式会社オハラ
光学ガラス、及び光学素子
6日前
住友電気工業株式会社
ガラス母材の製造方法
28日前
信越石英株式会社
光学用合成石英ガラス及びその製造方法
2か月前
日本電気硝子株式会社
ガラス物品の製造方法及び溶融炉
7日前
日本電気硝子株式会社
ガラス板の製造方法及び製造装置
7日前
HOYA株式会社
ガラス基板の製造方法及び円盤状ガラス基板
2か月前
住友電気工業株式会社
光ファイバの製造方法
2か月前
住友ゴム工業株式会社
ポリマー被覆ガラス基材
1か月前
古河電気工業株式会社
分割型光ファイバテープ心線
1か月前
日本電気硝子株式会社
攪拌装置及びガラス物品の製造方法
1か月前
日本電気硝子株式会社
ガラス板
1か月前
日本電気硝子株式会社
化学強化ガラス板およびその製造方法
2か月前
DOWAエレクトロニクス株式会社
非晶質粉末およびその製造方法
2か月前
株式会社日立製作所
抗菌・抗ウイルスガラス組成物
1か月前
湖南旗濱医薬材料科技有限公司
色材添加機構及びガラス管生産機器
今日
続きを見る
他の特許を見る