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公開番号
2024117671
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-29
出願番号
2023023894
出願日
2023-02-19
発明の名称
合わせガラス
出願人
株式会社中村製材所
代理人
kakeruIP弁理士法人
主分類
C03C
27/12 20060101AFI20240822BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約
【課題】2枚のガラス板の間に、天然素材である突板が挟持されて成る合わせガラスを、外壁や窓といった外装材として採用した場合であっても、外気、結露又は日光等の影響を受けにくい合わせガラスを提供する。
【解決手段】合わせガラスは、2枚のガラス板1、5の間に、接着剤層2、4を介して、突板3が挟持されて成り、前記突板3が、前記ガラス板1、5よりも小さく、前記突板3の端面全てが、前記ガラス板1、5の端面よりも内側に位置し、前記接着剤層2、4が、前記ガラス板1、5と同じ大きさ及び形状である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
2枚のガラス板の間に、接着剤層を介して、突板が挟持されて成る合わせガラスにおいて、
前記突板が、
前記ガラス板よりも小さく、前記突板の端面全てが、前記ガラス板の端面よりも内側に位置し、
前記接着剤層が、
前記ガラス板と同じ大きさ及び形状である
ことを特徴とする合わせガラス。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記合わせガラスの内部且つ端面よりも内側において、シール部材を設けない
ことを特徴とする請求項1に記載の合わせガラス。
【請求項3】
前記突板が、炭化加工処理若しくは圧密加工処理、及び/又は変色防止処理された木材から作られる
ことを特徴とする請求項1に記載の合わせガラス。
【請求項4】
前記突板の一方の面側のみに、保護膜層を設け、
前記突板の他方の面側のみに、特殊フィルムを設ける
ことを特徴とする請求項1に記載の合わせガラス。
【請求項5】
請求項1乃至請求項4に記載の合わせガラスの製造方法であって、
一方の前記ガラス板の前記合わせガラスの内側となる面に、前記接着剤層を介して、前記突板を加熱接着させる下処理工程と、
前記下処理工程を経た一方の前記ガラス板に、前記接着剤層を介して、他方の前記ガラス板を積層させる積層処理工程と、
前記積層処理工程を経て得られた積層体を加熱接着させる加熱処理工程とを含み、
前記下処理工程での加熱温度よりも、前記加熱処理工程での加熱温度の方が低い
ことを特徴とする合わせガラスの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、2枚のガラス板の間に、接着剤層を介して、突板が挟持されて成る合わせガラスに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、例えば特許文献1に記載されているように、2枚のガラス板の間に、紙、布、又は、模様が印刷されたフィルム等が挟持されて成る合わせガラスが知られている。
【0003】
この合わせガラスは、挟持された素材の風合いを活かしつつ、その素材が有するメンテナンス性、耐久性、又は、強度等の弱点を、表面のガラス板が有する防汚性、耐傷性、及び、耐溶剤性等の特性で補完できるようになっている。
【0004】
この合わせガラスにより、メンテナンス性、耐久性、又は、強度等で課題を有していた素材を、内壁、パーテーション、ドア、又は天井等の内装材や、インテリア家具等の数多くの用途に採用することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実願昭58-98570号(実開昭60-9943号)のマイクロフィルム
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記特許文献1に記載の合わせガラスは、挟持された素材である天然銘木の端面は、外気に晒されているため、例えば、外壁や窓といった外装材として採用するには適さなかった。
【0007】
また、挟持された素材の端面を外気に晒さないようにするために、合わせガラスの端面を、シール部材で覆うことも行われているが、シール部材が、合わせガラスと別部材であるため、シール部材が合わせガラスから剝がれた場合や、シール部材の寿命が合わせガラスよりも短かった場合には、合わせガラスとしての寿命が残っているにも関わらず、合わせガラスを交換しなければならなかった。
【0008】
加えて、上記特許文献1に記載の合わせガラスのように、挟持された素材が天然素材であった場合には、合わせガラスの端面をたとえ適切にシールできたとしても、天然素材に含まれる水分等により合わせガラス内で結露が生じてしまうことや、日光により天然素材が変色してしまうことがあった。
【0009】
本発明は、このような課題を考慮して提案されるもので、2枚のガラス板の間に、天然素材である突板が挟持されて成る合わせガラスを、外壁や窓といった外装材として採用した場合であっても、外気、結露又は日光等の影響を受けにくい合わせガラスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明は以下の特徴を有している。
[1] 2枚のガラス板の間に、接着剤層を介して、突板が挟持されて成る合わせガラスにおいて、
前記突板が、
前記ガラス板よりも小さく、前記突板の端面全てが、前記ガラス板の端面よりも内側に位置し、
前記接着剤層が、
前記ガラス板と同じ大きさ及び形状である。
(【0011】以降は省略されています)
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