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公開番号
2024128899
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-24
出願番号
2023038177
出願日
2023-03-10
発明の名称
ウインドシールド
出願人
日本板硝子株式会社
代理人
個人
主分類
C03C
27/12 20060101AFI20240913BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約
【課題】車外からの衝撃を受けたときの耐衝撃性を向上することができる、ウインドシールドを提供する。
【解決手段】本発明は、車内側に配置される内側ガラス板と、前記内側ガラス板と対向して配置され、車外側に配置される外側ガラス板と、前記外側ガラス板と内側ガラス板とを接着する中間膜と、を備え、前記中間膜は、機能層を備え、車外側からの衝撃に対する耐衝撃性を有する、ウインドシールド。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車内側に配置される内側ガラス板と、
前記内側ガラス板と対向して配置され、車外側に配置される外側ガラス板と、
前記外側ガラス板と内側ガラス板とを接着する中間膜と、
を備え、
前記中間膜は、機能層を備え、
車外側からの衝撃に対する耐衝撃性を有する、ウインドシールド。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記中間膜は、
前記機能層と、
前記機能層よりも前記外側ガラス板側に配置される第1接着層と、
前記機能層よりも前記内側ガラス板側に配置される第2接着層と、
を備え、
前記第1接着層の厚みが、0.9mm以上である、請求項1に記載のウインドシールド。
【請求項3】
前記中間膜は、
前記機能層と、
前記機能層よりも前記外側ガラス板側に配置される第1接着層と、
前記機能層よりも前記内側ガラス板側に配置される第2接着層と、
を備え、
前記第1接着層は、少なくとも、コア層と、前記コア層よりも剛性が高く、当該コア層を挟む一対のアウター層と、を備える、請求項1に記載のウインドシールド。
【請求項4】
前記コア層のヤング率は、周波数100Hz,温度20℃において、25MPa以下である、
請求項3に記載のウインドシールド。
【請求項5】
前記アウター層のヤング率は、周波数100Hz,温度20℃において、560MPa以上である、
請求項3また4に記載のウインドシールド。
【請求項6】
前記第1接着層の厚みは、0.76mm以上である、請求項3に記載のウインドシールド。
【請求項7】
前記中間膜は、
前記機能層と、
前記機能層よりも前記外側ガラス板側に配置される第1接着層と、
前記機能層よりも前記内側ガラス板側に配置される第2接着層と、
を備え、
前記外側ガラス板の厚みが2.3mm以上であり、前記内側ガラス板の厚みが2.0mm以下である、請求項1に記載のウインドシールド。
【請求項8】
前記外側ガラス板の厚みは、前記内側ガラス板厚みより大きい、
請求項2また3に記載のウインドシールド。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ウインドシールドに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車のウインドシールドは、一般的に合わせガラスが用いられている。合わせガラスは、外側ガラス板と、内側ガラス板と、これらガラス板を接着する樹脂製の中間膜とを有している。この構成により、例えば車外からの物体の衝突による衝撃を中間膜で受け止めることができる。また、近年、中間膜には種々の機能が要求されており、例えば、熱反射フィルム、反射防止フィルム等の機能膜を中間膜内に配置することが提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-223883号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ウインドシールドに、車外から衝撃が加わった場合には、その衝撃を十分に受け止めることができず、内側ガラス板が破断して中間膜から剥離するおそれがあるため、車外からの衝撃に対する耐衝撃性が高いウインドシールドが要望されていた。
【0005】
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、車外からの衝撃を受けたときの耐衝撃性を向上することができる、ウインドシールドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
項1.車内側に配置される内側ガラス板と、
前記内側ガラス板と対向して配置され、車外側に配置される外側ガラス板と、
前記外側ガラス板と内側ガラス板とを接着する中間膜と、
を備え、
前記中間膜は、機能層を備え、
車外側からの衝撃に対する耐衝撃性を有する、ウインドシールド。
車内側に配置される内側ガラス板と、
前記内側ガラス板と対向して配置され、車外側に配置される外側ガラス板と、
前記外側ガラス板と内側ガラス板とを接着する中間膜と、
を備え、
前記中間膜は、機能層を備え、
車外側からの衝撃に対する耐衝撃性を有する、ウインドシールド。
【0007】
項2.前記中間膜は、
前記機能層と、
前記機能層よりも前記外側ガラス板側に配置される第1接着層と、
前記機能層よりも前記内側ガラス板側に配置される第2接着層と、
を備え、
前記第1接着層の厚みが、0.9mm以上である、項1に記載のウインドシールド。
【0008】
項3.前記中間膜は、
前記機能層と、
前記機能層よりも前記外側ガラス板側に配置される第1接着層と、
前記機能層よりも前記内側ガラス板側に配置される第2接着層と、
を備え、
前記第1接着層は、少なくとも、コア層と、前記コア層よりも剛性が高く、当該コア層を挟む一対のアウター層と、を備える、項1に記載のウインドシールド。
【0009】
項4.前記コア層のヤング率は、周波数100Hz,温度20℃において、25MPa以下である、
項3に記載のウインドシールド。
【0010】
項5.前記アウター層のヤング率は、周波数100Hz,温度20℃において、560MPa以上である、
項3また4に記載のウインドシールド。
(【0011】以降は省略されています)
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