TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025012134
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114728
出願日
2023-07-12
発明の名称
積層窓ユニット
出願人
日本電気硝子株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
C03C
27/06 20060101AFI20250117BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約
【課題】窓の防音性能を高める技術を提供する。
【解決手段】
複層窓ユニットは、平板状の第1芯材と、前記第1芯材の両面のそれぞれに接着層を介して接着される一対の第1ガラス板と、を備える第1積層体と、前記第1積層体に隙間を有して対向しており、透光性を有する平板体と、を備え、前記第1ガラス板は、1.0mm以下の厚みを有してもよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
平板状の第1芯材と、前記第1芯材の両面のそれぞれに接着層を介して接着される一対の第1ガラス板と、を備える第1積層体と、
前記第1積層体に隙間を有して対向しており、透光性を有する平板体と、を備え、
前記第1ガラス板は、1.0mm以下の厚みを有する、複層窓ユニット。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記平板体は、平板状の第2芯材と、前記第2芯材の両面のそれぞれに接着層を介して接着される一対の第2ガラス板と、を備える第2積層体である、請求項1に記載の複層窓ユニット。
【請求項3】
前記第1芯材は、3.0mmから10mmの厚みを有する、請求項1又は2に記載の複層窓ユニット。
【請求項4】
前記第1積層体は、3.4mmから12mmの厚みを有する、請求項1又は2に記載の複層窓ユニット。
【請求項5】
前記第1ガラス板は、1nmから5nmの表面の算術平均粗さを有する、請求項1又は2に記載の複層窓ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、積層窓ユニットに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、板状の芯材と芯材に接着層を介して重ね合わされたガラス板とを備える積層体が、中間層を挟んでガラス板と対向して配置される複層ガラスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/064240号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
防音性能を向上させるためには、積層体およびガラス板の少なくとも一方の板厚を厚くすることが考えられる。しかしながら、板厚を厚くすると重量が増加してしまう。特許文献では、防音性能と板厚の関係が検討されていない。
【0005】
本明細書では、窓の防音性能を高める技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書で開示される技術の第1の形態は、複層窓ユニットに関する。複層窓ユニットは、平板状の第1芯材と、前記第1芯材の両面のそれぞれに接着層を介して接着される一対の第1ガラス板と、を備える第1積層体と、前記第1積層体に隙間を有して対向しており、透光性を有する平板体と、を備え、前記第1ガラス板は、1.0mm以下の厚みを有してもよい。
【0007】
発明者らは、上記した第1積層体と平板体とを隙間を有して対向させることによって、第1ガラス板の板厚が1.0mm以下であっても、特に人間に聞き取りやすい周波数領である3000Hzから4000Hz、さらには、6000Hzまでの音の透過を抑制することが可能であることを発見した。これにより、積層体に使用するガラス板の厚みを抑えることよって、複層窓ユニットが重くなることを回避することができる。
【0008】
本明細書で開示される技術の第2の形態は、上記第1の形態において、前記平板体は、平板状の第2芯材と、前記第2芯材の両面のそれぞれに接着層を介して接着される一対の第2ガラス板と、を備える第2積層体であってもよい。
【0009】
複層窓ユニットに複数の積層体を配置することによって、音の透過をより抑制することができる。
【0010】
本明細書で開示される技術の第3の形態は、上記第1又は第2の形態において、前記第1芯材は、3.0mmから10mmの厚みを有していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本電気硝子株式会社
粉末材料及び粉末材料ペースト
1か月前
株式会社住田光学ガラス
ガラス
1か月前
日本板硝子株式会社
調光合わせガラス
25日前
株式会社オハラ
光学ガラスおよび光学素子
1か月前
信越石英株式会社
複合シリカガラス板の製造方法
1か月前
信越石英株式会社
黒鉛電極、電極装置及び電極
1か月前
AGC株式会社
膜付き基材及びその製造方法
12日前
日本電気硝子株式会社
ガラス板及びその製造方法
19日前
信越石英株式会社
モールド及び石英るつぼの製造方法
1か月前
日本電気硝子株式会社
溶融炉及びガラス物品の製造方法
4日前
国立大学法人京都工芸繊維大学
ガラス組成物
3日前
日本電気硝子株式会社
ガラス
17日前
AGC株式会社
化学強化ガラスおよびその製造方法
1か月前
日本電気硝子株式会社
ガラス物品の製造装置及びその製造方法
4日前
住友電気工業株式会社
光ファイバの製造方法および製造装置
20日前
日本電気硝子株式会社
ガラス繊維の製造方法及びガラス繊維の製造装置
24日前
日本電気硝子株式会社
ガラス繊維の製造装置、及びガラス繊維の製造方法
20日前
日本電気硝子株式会社
ガラス基板及びその製造方法
1か月前
日本電気硝子株式会社
ガラス基板及びその製造方法
1か月前
日本電気硝子株式会社
ガラス物品の製造方法及びガラス物品の製造装置
21日前
AGC株式会社
合わせガラスのリサイクル方法
1か月前
古河電気工業株式会社
光ファイバ心線および光ファイバ心線の製造方法
1か月前
日本電気硝子株式会社
ガラス物品の製造装置および製造方法、並びに搬送装置
今日
古河電気工業株式会社
光ファイバ心線および光ファイバ心線の製造方法
1か月前
日本電気硝子株式会社
ブッシング、ガラス繊維の製造装置及びガラス繊維の製造方法
21日前
日本電気硝子株式会社
異形断面ガラス繊維用ノズル、ガラス繊維製造装置および製造方法
21日前
株式会社ニコン
ガラスの製造装置、ガラス、光学系、光学装置、及びガラスの製造方法
今日
AGC株式会社
合わせガラスの切断方法、及び合わせガラスの切断装置
1か月前
AGC株式会社
ガラス部材の製造方法およびガラス部材
1か月前
日本山村硝子株式会社
カーボンニュートラル生成物、フリント調ガラス、及びガラスの製造方法
26日前
コーニング インコーポレイテッド
電子デバイス用の低誘電損失ガラス
17日前
グッドリッチ コーポレイション
低膨張ガラスの粉体層付加製造
24日前
成都光明光電股分有限公司
光学ガラス、光学コンポーネント及び光学機器
今日
日本板硝子株式会社
イージークリーンコーティング付きガラス物品
27日前
HOYA株式会社
近赤外線吸収ガラスおよび近赤外線カットフィルタ
20日前
AGC株式会社
混合原料の製造方法、溶融ガラスの製造方法、及びガラス物品の製造方法
1か月前
続きを見る
他の特許を見る