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公開番号2025026152
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023131549
出願日2023-08-10
発明の名称ガラス
出願人株式会社住田光学ガラス
代理人個人,個人,個人,個人
主分類C03C 3/066 20060101AFI20250214BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約【課題】酸に対する十分な中和能及び化学的耐久性を同時に実現し、かつ樹脂と組み合わせた際に透明性を示す歯科用組成物に適したガラスを提供する。
【解決手段】質量%で、Si:5.00%以上15.00%以下、Al:2.00%以上6.00%未満、Sr:10.00%以上30.00%以下、Zn:2.00%以上25.00%以下、B:2.00%以上10.00%以下、F:17.00%以上30.00%以下、O:16.00%以上40.00%以下、Li、Na、Kの合計:0%以上0.50%以下を含む組成を有することを特徴とする、ガラスである。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
質量%で、
Si:5.00%以上15.00%以下、
Al:2.00%以上6.00%未満、
Sr:10.00%以上30.00%以下、
Zn:2.00%以上25.00%以下、
B:2.00%以上10.00%以下、
F:17.00%以上30.00%以下、
O:16.00%以上40.00%以下、
Li、Na、Kの合計:0%以上0.50%以下、
を含む組成を有することを特徴とするガラス。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記ガラスの粉末を37℃のpH3.6酢酸水溶液に濃度20質量%となるように投入してガラス混合液とし、1時間の浸漬を行った後の当該ガラス混合液のpHが4.4以上であり、かつ、前記1時間の浸漬による前記ガラスの粉末の減量率が0.40質量%以下である、請求項1に記載のガラス。
【請求項3】
d線における屈折率(nd)が1.500~1.600である請求項1又は2に記載のガラス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガラスに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
歯のう蝕又は欠損の治療に際して、従来の金属材料に代わって、樹脂及び無機充填材料からなる歯科用複合材料(以下、複合材料という場合がある)が多く使用されている。このような複合材料は、機械的強度、耐久性などに優れており、目的の部位の形態の復元のために、及び歯科用材料を歯に接着するための接着剤として有用である。
【0003】
このような複合材料による歯の修復治療では、審美性の観点から、天然歯質にできるだけ近い透明性を有することが要求される。樹脂と無機充填材料とを組み合わせてそのような透明性を達成するためには、樹脂の屈折率と、無機充填材料の屈折率とが同等であることが肝要である。
【0004】
また、口腔内が飲食又はプラーク(食物残渣、剥離粘膜等)の付着等により酸性に傾くと、歯質からカルシウムイオン等が溶出する脱灰が生じ、う蝕の原因となる。通常、唾液は酸の中和能力を有するため、口腔内はpHが7程度の中性に保たれているが、その中和能力には限界がある。そのため、上述した無機充填材料は、酸性環境下において中和能を示すことも求められている。
【0005】
屈折率が樹脂と調和した歯科用の充填材料として、例えば、特許文献1に、Si、Al、K、Zrなどを含有し、屈折率(nd)が1.518以上1.533以下のガラスが開示されている。
【0006】
しかしながら、上記特許文献1に記載の歯科用ガラスは、脱灰を抑制する機能がなく、酸に対する中和能に乏しいため、歯のう蝕をもたらす可能性が高い。
【0007】
一方、特許文献2には、Si、Al、B、Na及びSrからなるフルオロアルミノシリケートガラスを用いた組成物が開示されている。フルオロアルミノシリケートガラスから放出される2~4価のイオンによって歯質の耐酸性の向上、口腔内での酸中和作用及びフッ化物イオンの放出による歯質の耐酸性の向上が期待される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2010-189261号公報
特開2015-227309号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、特許文献2に記載の組成物に使用されるガラスは、酸に対する十分な中和能を示し得る一方で、化学的耐久性に課題を有していた。
【0010】
本発明は、上記の状況に鑑み開発されたもので、酸に対する十分な中和能及び化学的耐久性を同時に実現し、かつ樹脂と組み合わせた際に透明性を示す歯科用組成物に適したガラスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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